しぶけんの不定期日記03−1


御大会

ここ何年も続けて、御大会では任務者として御登山させていただいていたが、今年は平日にも拘らず一般で参詣させていただくことができた。

普段は人数の関係からか、東京のお寺からの登山者には休憩・宿泊場所として総坊が割り振られる事が多いが、代表登山の時だけは塔中となるので懐かしい。今回は、寂日坊だった。

春の虫払い法要はメイン会場が客殿なので、ほとんどの参詣者が入ることができるが、御大会はメイン会場が御影堂なので、逆にほとんどの人はテレビ中継で拝聴することになる。「生」で参加できる行事は、「御開扉」(全員)、「お練り」、『御説法』、『三々九度』、「丑寅勤行」(ほぼ全員)、「行列」、『申状』、『お花崩し・布教講演』であるが、このうち『御説法』、『三々九度』、『申状』、『お花崩し・布教講演』の券を分け合って順番に御影堂へ行く事になる。

要するに、一度や二度では全てを「生」で体験することはできないのだが、私は既に一通り参加させていただいたことがあるので、最後まで待っていたところ『御説法』の券をいただくことができた。個人的には、毎年内容が変わるのが『御説法』なので、『御説法』がいいなと思っていたので丁度よかった。もちろん、『申状』は本宗独特のお会式たる儀式であるし、また『三々九度』の緊張感はテレビ中継とは別物であり、それぞれに魅力がある。

土曜の晩は雨天であったため、「お練り」は中止となった。『御説法』では、猊下様が科学的な認識の範囲ということについて述べられたところと、無作とは繕(つくろ)う必要がないから繕わないのであるとの趣旨の御教示が一番心に残った。その後、入れ替えなしで引き続き『三々九度』になったので、『三々九度』の券をもらっていた人には少し気の毒だった。

任務なら何とか頑張ったと思うが、都合18:30〜21:30まで座りっぱなしということになったので、『三々九度』の中杯の途中で一旦正座を崩させていただいた。2〜3kgぐらいダイエットしようかな・・・。

2003/12/04


お会式

今年の本行寺のお会式は、11月1日(御逮夜)・2日(御正当会)だった。去年までは10月中だったが、第2日曜日が全国一斉の御講の日になった影響で変わったようだ。今年も天気が良く、また11月にしては暖かい日で、本堂ではクーラーを使用した。

2日は、午前中に唱題行があった。お会式の始まる午後2時までには時間があったので、久しぶりに神田の古本屋街へ行ってみた。浪人時代は、神保町にある日本最古の予備校・研数学館に通っていたので以来、三省堂本店も含め行きつけの書店が幾つもある。ちなみに研数学館は平成12年で閉校(明治30年開校)になったようで、今は大正大学の神田校舎および居酒屋和民として使われている。「研数理開宇宙」の額などはそのまま残されており、卒業生としては懐かしいかぎりだ。ここの数学の授業は逸品で、私は高校時代に生徒会長をしていたのを買ってもらい、特待生として過ごした。既に、K塾、S予備校、Yゼミナールが三大予備校として君臨していたが、レンガ造りのレトロな校舎が、私にはピッタリの空間だった。

http://www.tansei.net/kindai/kensu/main.htm

靖国通りは、ちょうど古本祭りで賑わっていたが、セール以外の一般店内商品は消費税免除のみということで、交通費が浮いた程度だった。一通り物色して時間が余ったので、御正当会の前に美容院で髪を切った。美容師さんに、結婚式(の服)ですか?と尋ねられたので、そうだと言っておいた。

御正当会の申状奉読で、『日蓮正宗正典』から入力した原稿を最終チェックをした。ところどころ相違があったので、家に帰ってから漢文を参照して較正したが、正しいのは奉読の方だった。

2003/11/09


フリーソフトウェア2

まだ愛用していると言うほど使いこなしてはいないが、注目しているフリーソフト(やや専門家向け)。

◎IdeaFragment2
思考の体系化。
http://member.nifty.ne.jp/nekomimi/lzh/ideafrg2.htm

◎Maxima
数式処理。
http://phe.phyas.aichi-edu.ac.jp/~cyamauch/maxima/

◎GIMP
作画・画像処理(まだバグ多しとのこと)。
http://airmail.sakura.ne.jp/~komugi/gimp/gimporgja/

◎OpenOffice
ワープロ、表計算ソフトも無料に?
http://ja.openoffice.org/start/

2003/10/10


フリーソフトウェア

フリーソフトとは、インターネット上で無料配布されているソフトウェアのことであるが、中には非常に便利なものがある。ただし、フリーソフトの使用で万が一不具合が発生しても補償はない。(★1点、▲0.5点)

◎桜時計★▲
Windowsの時計をインターネット上の時刻サーバーを利用して自動修正するソフト。起動時にスタートアップ作動し、調整後に終了する設定をしておくと便利。
http://www.forest.impress.co.jp/library/skrw.html

◎spFolder★★
フォルダーやファイルを「スタートメニュー」からプログラムを起動する要領で辿ることができる。フォルダーを一個一個クリックしながら深い階層に進む手間が省ける。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~satosi/soft/

◎(ねぇ)助けてってば〜!★★★
タスクバーを画面上部に設置している人に便利なソフトウェア。タスクバーと各ウィンドウが重なった場合に、自動的にウィンドウを下に移動してくれる。
http://www2.osk.3web.ne.jp/~sm/ttb/ttb.html

◎RealSync★★▲
フォルダーの内容を同期してくれるソフト。自動バックアップソフトとして利用できる。
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/

◎付箋紙95★★
デスクトップに付箋を貼って、メモすることができる。
http://www.roto21.net/husen/

◎QKan▲
通常の文章の漢字を旧字体に変換する。
http://rd.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se205078.html

2003/10/07


富士山剣峰

3年前は悪天候だったが、今回は・・・

2003/09/06


日台青年部交流会

8月24日に総本山大石寺で行われた、日台法華講青年部交流会に参加させていただきましたので、その概要と感想を述べさせていただきます。これは、台湾各地の青年部員150名が御登山されるに合わせて、東京の各寺院に所属する青年部員も登山し、総本山で交流会を開催することになったもので、日本人220名のうち、本行寺からは20名が参加させていただきました。

台湾では、平成9年4月に初めての正宗寺院である本興院の落慶法要が行われて以来、中台布教所、法宣院、東台布教所、妙徳寺と6年間で5つもの法城が建立されており、まさに破竹の勢いです。また、台湾の寺院に参詣したことのある浜砂班長のお話では、朝晩の勤行の度に入信者があり、御授戒がなされているとのことでした。したがって、我々が不用意な気持ちで参加しては申し訳ないということから、一週間前の8月17日に芙蓉館で急遽ミーティングを行って趣旨を確認し合い、また、当日は中高・青年の合同部会の方に出席する予定だった長島青年部長も登山されることになり、加えて浅井地方部青年部長も同行されるということになりました。

当日は、予め決められた6台の車に分乗してお山に向かい、9:30からの説明会に臨みました。海外部より一人ひとりに名前入りの参加章と栞が配られ、午前中のグループ別交流会と、午後からの全体交流会についての御案内がありました。

終了後、本行寺の青年部は直ぐに開闡会館に移動して、本興院のメンバー18名と座談会を行いました。其々の代表者が交歓の挨拶した後、お互いに5題ずつの質問をし合いました。台湾のメンバーからの質問は、「唱題の功徳をどのように説明するか」、「折伏を進める事によって友人との関係が崩れないか」、「新しく入信した人の育成はどうしているか」、「キリスト教の破折はどのようにするか」、「神仏を全く信じようとしない人に対してどのように話すか」というものでした。全て折伏と育成に関する内容であり、何れもお互いに共有する課題でした。司会をされた御僧侶からは、今回の交流会の趣旨は台湾の青年が日本の青年から学ばせていただくという事ではないし、またその逆でもありませんという挨拶がありましたが、正にその通りだと感じました。通訳を介しながらの1時間30分は、大変短い時間に感じられました。

昼食の後、御開扉を戴き、総二坊に戻って全体の青年部会が開かれました。最初に、日本と台湾からそれぞれ体験発表と活動報告が行われました。続いて、合唱が行われましたが、これはとても印象的でした。一曲目は、『花』という沖縄民謡風の曲で、私は前日に慌ててCDを借りてフレーズを覚えました。1番を日本の青年部で、2番は台湾の青年部が、3番はそれぞれの言語で同時に歌いました。選曲も良かったと思いますが、お互いにリズムを取り合って一体感を得ることができました。二曲目に、『地涌讃徳』を同じように合唱しました。最後に、尾林海外部長様の御挨拶があり、閉会となりました。

今までにない、貴重な体験をさせていただきましたが、交流会の全体を通して感じたことは、一番大切なことは信心の体験だという事でした。もちろん、誤った事を伝えないようにするためには教学の素養も重要ですが、通訳を介して端的に伝える場合に最も通じやすいのは自分の体験に基づく具体的な話しであると感じました。勿論、体験は個人的な宿業等にも依存するため、直ちに普遍化することはできませんが、其々がお題目を唱え折伏を行じている信心の上から、お互いに共通する部分を汲み取る事ができます。そのような点からも、言語という点を除けば、日本人とほとんど変わらない方々なんだなぁという印象が強く残りました。また、体験という点で重要なことは、本人が仏様の言われた事を言われた通りに実行しているかどうかという点に尽きると思います。特に、「一年に一人が一人以上の折伏を」という御指南に忠実に励んでいれば、自然と乗り越えて行くべき問題が多かったように思います。

私が、今まで折伏をさせていただいた中で一番苦労があったのは、学生部の時に入信したO君でしたが、8月末に大嶋一敬君に同行してもらい、久しぶりに名古屋の彼のところに育成に入ることができました。彼の部屋と、妙道寺事務所で一緒に勤行・唱題をしましたが、一緒に信心をさせていただける方がいらっしゃるということは、本当に有り難い事だと思いました。

最近、仕事が忙しく、身辺が落ち着かない状況がしばらく続いておりますが、色々と反省しつつ、身の回りの下種を進めて行きたいと思います。

2003/09/05


少年部登山

今年の少年部登山は、御法主上人猊下様がお出ましになるということで、例年とは全く違ったものとなった。今年の宗門の重点項目として少年部の育成が挙げられているからである。大会では、少年部を対象としたお言葉を賜ったが、普段には余りお伺いしないような基本的な事項であり、拝聴することができてとても良かった。

2年ぶりの鼓笛祭では、大阪地方部の2連覇となった。個人的には、出身の東京第一地方部A鼓笛隊を少々ひいきに聞いてしまうが、最優秀賞を逃したのは僅差だったと思われる。大阪の鼓笛隊は、空き時間に唱題を行うなど良く躾けがなされており、また、人数が多い関係上選抜隊で臨んでいることもあって個々の技術も高い。激励賞の甲信地方部は、少ない人数ながらもバランスが取れていて、練習量を感じさせられた。発表後、隊員も担当者も全員が抱き合って喜んでいたが、こちらも貰い無きしそうになった。子供のうちにこういう感動体験を積んでいれば、そうそうはグレないものである。

2003/08/05


夏期講習会登山

今年の夏季講習会登山では、第2・8・10期で任務をさせていただき、第5期で受講させていただいた。一昨年までのカリキュラムとは異なり、一日目は夕勤行までに40分×3となり、各講義は短く濃縮されたものとなった。スケジュール的には、御開扉の後で1時限目の講義が始まる前での時間が気持ち短いことを除いては、かなり余裕のあるものとなった。

講義では、初めて信徒として南条時光殿が取り上げられた。御在世当時には、他にも四条殿や富木殿など有力な檀越も多かったが、彼らは二祖日興上人様への血脈相承を拝信することができず、退転してしまったのである。我々は法華講員は、熱原法難を乗り越え、身延離山された日興上人をお迎えして大石寺を建立した南条時光殿の信心を鏡としなくてはならないだろう。

二日目の御講義は『立正安国論』だった。おそらく、日顕上人猊下様が昭和54年に御登座されて以来、安国論を纏めて御講義下されるのは初めてのことである。平成21年正義顕揚750年を見据えて、妙音でも全ての御講義を転載させていただこうと思っている。

2003/07/22


PC環境の整備

・ADSL

ウィルス対策が整ったところで、ついに我が家もADSLを導入した。ADSLは工事も基本的に不要で、代理業者に申し込んだ後はTAが届くのをまって開通予定日に電話線へ繋ぐだけであるから、実際の手間はほとんどかからないのだが、何となく面倒臭がっているうちに時代遅れになっていた。現在は業者間の競争が進み、品質の問題はほとんどないようなので、単に料金の比較で決めた。電話代まで考えると毎月の支出が、今までよりも安く済みそうである。大学のLANは非常に高速なので、快適さに関して新たな感動はないのだが、ホームページの更新作業を繋ぎっぱなしで行えることと、職場から家に重いファイルでも転送できることが大きな利点である。

・UPS

前から、スピーカーに雑音が入るので、おそらく家の電圧が安定していないのだろうと考えていた。PCには、かなりのストレスになっていると思われるので、長期的な視点からUPS(無停止電源、オムロン社のBX25XT)を導入した。これで、電源ノイズの他、通信回線(ASDL)へのサージやカミナリ等への対策にもなる。また、家ではたまに冷暖房の使いすぎでブレーカーが落ちるが、5分以内に回復させれば作業への影響が無いので便利である。

・メモリー

ADSLで調子に乗って各種プログラムをアップデートしたら、PCの動作が緩慢になってきたので、ついでにメモリーを256MBから、768MBへ増設した。費用は1万4000円程かかったが、かつて使っていたPCで、36MBを96MBに増設するのにそれぐらい要した記憶があるので、半導体メモリーも安くなったものである。プログラムの動きが元よりも機敏になったはもちろんであるが、ADSLも速くなったような感じがする。おそらく、画像等の情報処理が軽快になったためであろう。

2003/07/16


ウィルス対策の徹底

少しお金をかけて、ウィルス問題に抜本的な対策を講じることにした。まず、第一にプロバイダーが提供している有料ウィルスチェックサービス(月315円)を購入した。これで、メールサーバーを通過する送受信は、全て自動的にシマンテックの最新定義でスキャンされて、感染メールは遮断される。送信も監視されるのが有り難い。

次に、Microsoft社のブラウザーとメーラーの使用を中止した。Windowsに付属している、Internet ExplororとOutlook Expressは追加費用が不要な割には直感的で使い易い、しかしセキュリティーはとても低い。ほとんどの悪質な攻撃は、これらの弱点を突いたものである。結局、無料より高いものはないという事である。そこで、ジャストシステムから発売された、Shuriken Pro 3 & OPERA 7のコラボレーションパックを購入し、Microsoftのインタネットツールから卒業した。

Shuriken Pro 3の機能では、「サーバーから選んで受信」が良い。メールを手元にダウンロードする前に、件名、差出人、サイズ等のプロファイルのみを閲覧してから、要否(受信するか、削除するか)をサーバーの段階で決めることができる。OPERA 7は、IE6互換といった感じだが、IDとパスワードの管理機能がやや勝れているように感じる。何はともあれ、安心であることが重要。※OPERAはフリーでも使える。

2003/06/09


日本科学未来館

今回は写真集形式で収録

2003/05/29


赤門

時計台や三四郎池、銀杏並木や赤門などで観光地となっている東京大学の本郷キャンパスの広大な敷地は、もともとは大名屋敷であった。工学部の私の居室の辺りは、もともと水戸藩の江戸屋敷で農学部の方まで続いていた。また、観光スポットの周辺に当たる、法学部、経済学部、文学部、教育学部、理学部、薬学部の辺りは加賀藩前田家の大名屋敷で、夏目漱石の青春小説の舞台となった三四郎池はその庭園(育徳園)の名残である。ヒロインが歩いてきた東大病院の辺りは、加賀藩の支藩である富山藩や大聖寺藩の江戸屋敷であった。

ちなみに赤門は、徳川家第11代将軍家斉の息女溶姫が、加賀藩第13代藩主斉泰に輿入れした際に造られた門であり、現在は東大総合図書館の西に位置し、日本の知の象徴となっている(※正門ではない)。

この赤門をくぐる時に思い起こすのが、日寛上人様のエピソードである。まだ、町人で市之進と名乗られていたその青年は、通りがかりの山伏に対して身口意の三業について質問をする。つまり、口には念仏を唱えながら行脚し、全国の観音菩薩を巡っては法華経を供養して周るという支離滅裂な修行方法に対して、率直な疑問をぶつけたのである。その山伏は唖然として全く回答する事ができなかったという。たまたま、その問答を見聞していた加賀屋敷の門番が、常在寺(おそらく当時は不忍池方面にあったのだろう※)への参詣を勧めたため、そこで総本山第17世日精上人と出会い、理路整然とした折伏を受けた市之進は後日出家を志すに至り、やがて日蓮正宗中興の祖と仰がれる大学匠の誕生に至るわけである。

※JRの線路沿いという説もあり。

もっとも赤門が建設されたのは江戸時代の後期であり、また移設もされているようなので、直ちに赤門が日寛上人縁の名跡というわけではない。しかしながら、このエピソードはおそらく今の本郷通り(つまり当時の中山道)沿いの、東大の赤門から正門の間のどこかの出来事だったに違いないと思いつつ、今日も出勤するのであった。

2003/04/28


春季総登山・御霊宝虫払大法会

春季総登山はブラスバンドで、虫払は輸送班で御登山させていただいた。総登山の時は、桜はまだ3分咲きだったが、虫払の時には例年のごとく満開だった。最近、猊下様が何度も仰せであるが、去年は虫払が中止で3月28日には『開宣大法会』が奉修されたが、不思議な事に桜予報も驚くような早咲きで全山満開だったのである。そして、今年は元に戻って虫払の日に満開となったのである。

今年の虫払の前日は、非常に寒い日で、関東でも秩父や河口湖で大雪が降った。これが開花日の微調整となり、もちろん風雨で花が散らされることもなかったのである。しかも、富士山が雪化粧をし直して、ちょうど粉砂糖を振るったような新鮮さが陽光に映え、低気圧一過の雲一つ無い晴天が二日間続いた。

一方、世間では霊山浄土とは打って変わって、気味の悪い問題が頻発している。特に原因不明肺炎SARSの蔓延は、経典に説かれる疫病を連想させる。凡夫の浅知恵では、750遠忌は大分先の事だから、次の節目を設けるのに『立正安国論』が丁度いいのかなどと軽率に考えてしまうところだが、御法主上人猊下様が御仏智を拝されて正義顕揚750年を御指南下さる事は、そのように容易なお考えでは無いという事であろう。

2003/04/10


御塔開き

2月16日は、宗祖日蓮大聖人の御誕生会である。今年は日曜日だったので、総本山の御誕生会にも参詣させていただいた。

02:45 起床
03:00 勤行・朝食
04:20 出発(〜中央高速)
06:40 着山
07:00 御影堂で御誕生会の法要(献膳・読経・引き題目)に参加
07:30 五重塔で御塔開きに参加
09:40 下山(〜東名高速・首都高速)
12:40 本行寺着
14:00 本行寺御誕生会(午後の部)

当初、土日での一泊を計画していたが、土曜日の晩に青年部会が入ったため、当日朝に出発して滞在わずか3時間という強行軍スケジュールになってしまった。御影堂でよい席(特に、御影様を拝せる正面)に座るには、06:00着山が目安だろう。また、法要後はそのまま五重塔に向かったものの、着いた頃には長行に入ってしまっていたので、よっぽど急いで移動しないと間に合わないようだった。最後に、御造酒と炒り豆をいただいて下山した。かなり忙しかったが、渋滞も事故も無くて良かった。

2003/02/22


PC

学部の時から、5年間も使っていた自宅PCを漸く買い換えた。5年間なんとか実用に耐えられたのは、まだPCが高級品だった当時のハイエンドマシン(※親に買ってもらった)だったからであるが、今や激安品でも遥かに高い性能である。マザーボードがUSBに対応していなかったので、ついに見切りを付けることにした。

スペック旧PC新PC大学で使ってるPC
機種Packard Bell NEC
Pack Mate 200
SOTEC
V7160C/L5
Dell
Precision 530
CPUIntel Pentium 200 MHzAMD Athlon XP 1600+
(Pentium III 1.4 GHz並)
Intel Xeon 2.6 GHz × 2
HDD2.0 GB
(+ 8.4 GB)
60 GB80 GB
RAM32 MB
(+ 64 MB)
256 MB1024 MB
OSWindows 95
(+ Windows 98 SE)
Windows XP HEWindows 2000 Pro
(+ Redhat Linux 7.3)
ドライブFD
CD-ROM 8倍速
FD
CD-RW 32倍速
DVD-ROM 12倍速
FD
CD-RW 48 倍速
ポート マウス
キーボード
シリアル
パラレル
モデム(36.6 kbps)
マウス
キーボード
シリアル
パラレル
モデム(56.0 kbps)
LAN(10BASE-T/100BASE-TX)
USB 2.0 × 6
IEEE1394 × 2
PC Card × 2
マウス
キーボード
シリアル × 2
パラレル
LAN(10BASE-T/100BASE-TX)
USB 2.0 × 8
IEEE1394 × 2
備考当時のハイエンドPC最近のいわゆる激安PC計算用タワーWork Station
価格32万円8万円40万円

こんな激安PCでも、動作は安定しており、かなり快適につかえる。この5年間で、本当に時代が変わったと実感。

2003/02/07


インフルエンザ

前日までは、何か咳が出る程度だったのに、夜中に猛烈な寒気で目が覚めた。掛け布団を3枚にしてもまだ寒いので、空調を点けて寝た。明け方には、大分楽になったので、体温計を探して熱を測ってみると39℃だった。その日は、家にあったバファリンを飲んで寝ていたが、一時的にしか効かないので、翌日あきらめて病院へ行った。

鼻孔内の粘液を調べてインフルエンザと判明。特効薬のタフミルを貰って帰宅した。インフルエンザウィルスの増殖を抑える薬とのこと。特効薬というだけあって、今度は一日で熱が下がった。最近の薬はたいしたものである。

先日、インフルエンザの大流行でタフミルが不足してきたというニュースを聞いた。今年は、大流行の兆しがある(※たしかに知り合いで何人もいる、若い人にも多いのが特徴か)のに、特効薬がなくなってしまうというのでは、これから大変なのではないだろうか。

2003/01/11


初登山

あっという間に年が明け、正義顕揚750年に向かっての6年間の最初の登山会で、有り難くも任務をさせていただいた。昨年は、30万総登山の功徳で世の中も少しは明るくなるのかと期待していたが、与党に謗法政党が加わった状況で、小泉首相が幾ら構造改革を唱えても、それで簡単に経済が好転するほど甘くは無かった。しかし、私自身に関しては、研究の可能性が大きく開けた一年であったし、任務者に話しを聞いても状況を打開して明るい兆しを感じている人が多い。結局、これからの6年間は、仏天に護られる人と謗法との差が歴然としてくるのではないだろうか。思えば、大聖人様が宗旨建立をされてから立正安国論を奉呈するまでは、大地震、大彗星、蒙古の使者など、世の中を揺るがす事件が頻発したのであった。

1月3日は、御開扉が5回もある、いわゆる連続御開扉の日で、奉安堂での対応は初めてだった。しかも、予報は午後から雨であり、様々な状況が想定されていた。実際には、朝から粉雪になり、今度は雨になったりと、午前中は忙しい天気模様だった。一番の心配ごとは、総本山内の傘の絶対数の問題であり、もちろん2万本も無いので、ターミナル、宿坊、奉安堂の間で使いまわさなければならない。しかも、御開扉の間隔は60分なので、少しでも滞ればスケジュールが混乱してしまう恐れがあった。結果的には、降雨降雪のタイミングが絶妙であったことも幸いして、全ての行事が滞りなく終了した。

連続御開扉は、場内で任務をしていると、前の回の参詣者が完全に左右から退場し切らないうちに、後ろの扉が開いて次の入場が始まるような状態なので、各部門が分単位で進行している。30万総登山で培われたとはいえ、大したものだと思う。

1月4日は、前日の午前とは打って変わって晴天に恵まれ、積雪の量を増した富士が雄大な姿を見せた。任務で、7:00からの唱題行に参加させていただいた。前は本山の唱題会というと、太鼓を叩きながらなので2200遍/時ぐらいのゆったりとした速さだったと思うが、唱題行では太鼓は叩かずに3000遍/時以上のスピードで、シャキシャキと上げるような感じになっていた。

2002/01/04