しぶけんの不定期日記99−1


電源管理

SCSIハードディスクは、本体を起動する前に予め電源を入れておかないとWindowsが認識してくれず、再起動するはめになる。しばしば順序を忘れて、時間が無駄になり面倒くさいので、本体のスイッチが入るとこれを関知して自動的に電源が入るコンセントを購入した。普通のコンセントに比べてだいぶ値が張るが、便利なもので、先に周辺機器の電源が入ってから遅れて本体に通電するようになっており、逆に電源を落とすときには本体から15秒ほど遅れて周辺機器が切れるようになっている。

スキャナーなど常時通電の機器はパソコンを使っていないときにもランプなどが付きっぱなしで、電気がもったいないなと思っていたので、その辺の問題も一石二鳥で解決した。なお、蛸足配線にすればいいのでオート機能対応プラグが幾つであるかはそれほど気にしなくてもよい(一応総電力量には注意)。店頭でこれに気が付けば、1500円の節約→御供養にはなる。

1999/05/06 23:30


四月度月例登山会

今月は虫払に参詣させていただいたので月例登山会はお休みさせていただこうかなと思っていたら、輸送班任務がまわってきた(サボれないようになってるんだなあ)。ところで、四月に月例登山会があるのははじめてではないか?

座談会では石毛大講頭から折伏推進状況についてのお話があり、残念ながら現時点での成果は昨年のペースよりも若干遅いとのことだった。去年は、一昨年の年末の「創価学会信徒除名通知」の影響があり、脱会者のかなりまとまった流れがあったのでその後押しがあったが、それも落ち着いてきているということだろう。したがって今年は本来の地道な折伏活動こそがものをいうことになる。

昨年並ということであれば、客観的にはまずまずのペースではあるが、平成14年に三十万総登山会をという我々法華講の誓願からすれば、こんな折伏展開では生温いと言える。それは現実的な視点として、三十万人が御登山するのであるならば、その母数として少なくとも五十万人を目指さなくてはならないからである。

柳澤総講頭からは現状打開に向けた具体策が提示され、すでに実行に移されているとのお話しがあった。名づけて、『うちのお寺に富士会館がやってくる大作戦』(←私が勝手につけました)。ようするに総講頭以下の本部幹部が直接現場で折伏に当るということで、第一弾として神奈川県の某支部では39名の新来者を迎えての折伏座談会が開催されたそうだ。

1999/05/06 23:30


御霊宝虫払大法会

御霊宝虫払大法会は毎年4月6日・7日の二日間にわたって行われる法要で、総本山大石寺の二大法要の一つである。私はこれで三年連続登山させていただいた。年度初めの平日ということもあり、登山者はお年寄りや御婦人が幾分多いように感じられた。御霊宝虫払大法会を略して、「お虫払い」と呼んでいるが、これだと虫に「お」を付けているようでおかしいという人もいる。

さて冗談はさておき、初日は御開扉と猊下の御書講義があった。御開扉は二大法要では、西の御宮殿の最初仏と、東の宝塔の御霊骨の扉も開かれる。また、猊下様による御戒壇様煤払いの儀もあるが、二回目の御開扉に当たったため、残念ながら今年は拝見することが出来なかった。

二日目は、大聖人御真筆の御書にお風を入れる真幹巻返の儀と、歴代上人の御本尊様を奉掲する御霊宝虫払の儀があり、猊下の御慈悲によって参詣信徒にも披露されるが、圧巻は何といっても後者である。大聖人様の御本尊様が七幅、日興上人様の御本尊様が33幅、以下、三祖日目上人様より七祖日有上人様までの御本尊様で、総計で約60幅の御本尊様(および2体+2幅の御影)に囲まれたところで、鈴が入って勤行が始まる。右を見ても、左を見ても、重宝の御本尊様に包まれての読経・唱題は、感極まって筆舌に尽くし難い。一種の臨死体験といえば、少しは通じるであろうか。一生を全うして、臨終の夕べを迎えるときには、願わくばこの光景を唱題の声を思い浮かべて、霊山浄土に赴きたいものである。

海外の方も500名ほどいらしていた。最近は大きな法要などには、海外信徒の方々が御登山されるのが定番になっている。後日、たまたま池袋の法道院に唱題にいったら、アメリカの講員の方が立ち寄られていて、交流会をやっていたので混ぜてもらった。面白かったのは質問会で、普段とは逆で日本のメンバーが、米国のメンバーに質問するという趣向だった。

日本の講員から、「キリスト教徒を折伏するにはどうしますか」との質問が飛ぶと、前列の三人の方が答えて下さった。一人目の方は、実は自分の家族もクリスチャンだが折伏するのは大変難しいとの答えだった。二人目の方はクリスチャンの折伏は非常に簡単であると答えられた。その方がおっしゃるには、キリストが言ったようなことはとっくに仏陀が説いている。クリスチャンは感情的に信仰をしているから、教学をしっかり学んでロジカルに対応すれば破折は容易であるとのことだった。三人目の方は、自分は新しい折伏のスタイルを確立していますとの答えで、これは会場の爆笑を誘った。

云く、「友人が悩み事などを相談して来たときにはこう答えるんです。『これをやるなら教えてあげるよ』。すると、何だそれはと聞いてくるのですかさず、『それはたったの五文字なんだけど、聞いたら必ずやらなきゃいけないんだ』と言います。そしてNan Myoho Renge-kyoと書いて10回読んで貰います。すると、どんな意味なんだと聞いてきますが、教えてあげないんです。そして一週間ぐらいしてから彼の家に行って、一緒にお題目を唱えるんです」というような話しだった。アメリカ人らしいノリがとても面白かった。

1999/04/10 0:00


丑寅勤行

3月27日・28日は法華講連合会の春季総登山で、私はブラスバンドの隊員として御登山させていただいた。普段は東京第一地方部は人数が多いので総坊の宿泊になっており、ここ五年間ぐらい塔中に泊まったことはなかったが、今回は三隊の鼓笛隊と一緒にひさしぶりに妙住坊に泊まらせていただいた。

朝、1時30分に目が覚め、先に起きていたO君と一緒に客殿に向った。丑寅勤行は2時30分からであるが、既にかなりの人が並んでおり、座ったのは前から8列目だった。この時間は、陰の終わり、陽の始めの、最も願いの叶う時刻だそうで、日蓮大聖人様は御書に「諸仏の成道の刻」であるとお示しである(御本尊の開眼供養も丑寅勤行で行われる)。この最重要の刻限に大石寺では七百年間、時の御法主上人によって(御用事の時はお代理によって)、一日も欠かさすことなく一天四海本因妙広宣流布の御祈念が行われてきた。『日興跡条条事』に「勤行を致して広宣流布を待つべきなり」とあるのは、特にこの丑寅勤行を指しており、代々の猊下様の重要なお役目である。

引き題目は、長く伸ばす伸ばすことによって、御本尊様の広大な御徳を賛嘆申し上げ、また閻浮提への妙法流布の願望を篭める。空気の澄み切った総本山の冷気の中に響き渡る、猊下様に唱和して僧俗の声と心が一つとなった引き題目は本当に美しい。御大会における御影堂での引き題目は、この世で一番美しいものだと思う。(ちなみに、日顕上人猊下様の引き題目三遍の所用時間は約2分30秒)

今回の丑寅勤行では、ちょうど衣の許可があった。四座の御祈念の後で、猊下様が30人ほどの小僧さんの名前を呼ばれると、一人ひとり、まだ声変わりしていない元気な声で元気に返事をされた。猊下様は、一通り名前を呼び上げた後で、一言「今日より衣を許す」と仰せられた。すると係りの御僧侶が猊下様の背中に、五枚ほどの衣を掛けたところで題目三唱。一枚づつ脱がせて、小僧さんに着せていた。これを繰り返して、小僧さんに衣がゆきわたったところで、五座の勤行に戻った。

五座の後は、戒壇の大御本尊様に遥拝の勤行があり、終わるといつもより10分長くて3時40分でした。なお、客殿での丑寅勤行が終わると、隣りの六壷での勤行がすぐにはじまりますので、退場はお静かにお願いします。(輸送班からのお願い)

1999/03/29 21:50


続上級教学試験

通知票(8Kb) お蔭様で合格しました。格好いい合格証書みたいなのをいただけるのかなと思いましたが、通知票だけみたいですね(合格することが目的なのではないとの意味でしょう)。合格率はかなり低かったようで、一割強から二割弱の程度だったようです。自分で答えあわせをしたところ、間違いは「伊那法難」を「伊奈法難」と書いてしまったことだけだったので、何とか乗り切れたのではないかと思っていました。

やはり、上級では丸暗記だけでは難しいということで、本行寺では試験終了後もテキストを教材としてしばらく御住職主催の勉強会をするようです。私も合格したとはいっても、内容的にはまだまだだと思いますので、積極的に参加させていただこうと思っています。また上級より進んだ形での教学試験も将来的には実施されるのではないかとの噂もあります。

御住職の御法話もこころなしか難しくなったような気がします。三月度の日蓮大聖人御報恩御講での「総勘文抄」のお話では、本因妙についてで、法華経寿量品の「我本菩薩道」は本因妙といっても、既に菩薩に登られてからの御修行であるから末法の衆生には成仏の教えにはならない文上の本因妙であり、日蓮大聖人様の御教えある南無妙法蓮華経は名字凡夫の即身成仏を明かす文底の本因妙である。経がいよいよ深ければ、位はいよいよ低いというようなことでした。

教学は本で勉強するものだとばかり思っている人も多いかもしれませんが、御僧侶から手継ぎで教えていただける法華講の環境ほどありがたいものはありません。春の登山では一泊登山者は御法主上人猊下より直々の御書講義を賜ることができます。少々重いですが御書は必ず持参しましょう。全国僧俗指導会が終了し(一部地域を除く)、いよいよ三十万総登山を目指しての大前進に当たっての甚深の御指南がいただけるはずです。また、5月末よりは平成11年度夏期講習会登山がはじまります。カリキュラムは既に発表されています。

1999/03/23 23:00


僧俗指導会

私も一応、男子部で折伏誓願二世帯を任されている班長になったので、僧俗指導会への参加券を頂戴することができた。朝8時に本行寺の本堂にお参りして、他の学生参加者と一万遍の唱題。昼食をとってから午後は、立正安国論の音読一編(所用時間50分)、開目抄上下の音読一遍(所用時間70分、95分)の後、私は受け付けの御役目があったので、すぐに常泉寺へ入った。受け付けを交代して、本堂に上がると指導会に先立っての総監様の導師による一時間唱題会の真っ最中だった。以下、私が聴いたなりにまとめてみました。

唱題の後、まずは宗務院庶務部の阿部副庶務部長様から、「信心と登山について」。支部登山で組織の足腰を鍛え、僧俗和合の体制を整えよとの御指導だった。支部登山会にどれだけのパーセンテージで登山できているかが、支部の健全度を示す一つのバロメーターであり、本年度の支部登山が、立宗750年慶祝御登山の登山者数の1/4〜1/3に、明年度の支部登山が1/2に達するようにとのことだった。阿仏房は大聖人様から「宝塔さながら阿仏房」とまで称(たた)えられているが、それは86歳から90歳に至るまでの五年間で、老齢にもかかわらず佐渡より徒歩で大聖人様のもとへ四度も御登山するほどの、並みならぬ信心があったからである。この自分の命を御本尊様に捧げていく精神を見習わなくてはならないと御指導された。登山の精神のない信心は孔の開いた桶。

次は石毛大講頭から、具体的にデータ数値を示しての指導だった。今の法華講の推進状況では「勘定があっても金が足りない」とのことだった。つまり、毎年の折伏誓願目標を達成しつつも、最終的に登山人員が足らないということで、第一に折伏をより強力に推進すること、そして組織内の「登山率」をアップさせよとのことだった。具体的にX支部が、現有540人で三年後の立宗七百五十年に760人登山するためには、登山率が今のままで50%ならば163世帯/年の折伏が必要であるが、登山率が70%にあがれば91世帯/年となるというように、折伏の他に家庭訪問で支部内によく手入れをして、登山率を上げることが大目標達成への鍵となるだろうという視点から指導だった。

次に柳澤総講頭は、環境のいい東京で信心をしているつもりになって、怠けている者が多すぎるとまず一喝。大慶事を迎えるに当たって、大きな魔が出てくることを知らなくてはならない、そして自らの宿業ということを深刻に考えなくてはならないとの指導だった。また本山−末寺−信徒の縦線(底力)が30万登山達成のにおいて重要な鍵となるから、自分の指導教師をよく尊敬して、信を以って従っていくようにとのお話だった。

次に早瀬庶務部長様の御指導は、徹頭徹尾折伏についてで、折伏とは使命であり、折伏をしない信心は仏様の本意に反する信心であるとの厳しい御言葉にはじまり、化他行の無い二乗は永不成仏といわれ、自分すらも救うことができなかったと力説された。未曾有の目標に向っては未曾有の闘い方をしなくてはならない、そして妙法が命に浸透した時に自然と生じてくる化他の浄行をもって、一切の依法を変革せしめていくのだとの御指導だった。また、その際に組織は異体同心であって、勝手な方向を向いた者があってはならないとの御注意もあった。

最後に総監様は、立宗750年は終点ではなく、未来広布への出発点となるべきである。したがって、30万総登山を実現することは、日蓮大聖人様の御命令であると御指導された。そして、ここに日蓮正宗の全僧俗が心を一つにして前進していくことを強く求められた。また、御法主上人猊下の、「限りなく 境涯開く 題目を 常に唱えつ 広布目指さん」との御歌を披露された。

5時半に唱題会がはじまり、散会したのは9時半過ぎであった。ぎっしり詰まった本堂は白熱していた。

1999/03/13 1:00


2月の月例登山

今回の連合会月例登山会で学んだこと。

などでした。月例登山会は、のんびりしていて、それでいて行事も充実しているからいいですね。昼間はかなり暖かでしたが、丑寅勤行は猛烈に寒かった。

1999/03/05 23:00


Browser

過去一週間(2/14日〜20日)に集計した、妙音読者の利用ブラウザーは以下の通り。

順位ブラウザ名称ヒット数構成比
1Internet Explorer 41159 62%
2Netscape Navigator 4350 19%
3Netscape Navigator 3207 11%
4Internet Explorer 398 5%
5Netscape Navigator 231 2%
6Internet Explorer 531 2%
7INinja LDCIE3 0%
8Internet Explorer 22 0%
9JustView1 0%
10その他1 0%

Netscape群ブラウザーは合計588ポイント(31.2%)、これに対してInternet Explorer群ブラウザーは合計1290ポイント(68.5%)でした。既に Internet Explorer 5 を使っている人もいるんですね。『その他』は例えばセガ・ドリームキャストなど。

1999/02/24 16:00


Perl

今学期のプログラム演習は なぜか Perl だった。普通はC言語 なのだが、演習なので先生の気まぐれ(?)でも決まってしまう。確かに、やってみるとわりと簡単な言語なので、確かに演習向だったかも。Windows版の Perl も無料で配布されており(参考)、興味のある人は気軽にチャレンジできる。

まず、インタプリタ言語なのでコンパイルしないのだが、非BASICユーザの私には意外な感じだった。(私は文書清書にpLaTexを使っているので、テキスト文章までコンパイルしたりする)。いきなりソースファイルを実行させて、動かしてからエラーが出てくるのは面白かった。

特徴としては、あまり大きなことは出来そうもない反面、正規表現などを使っての細かい文字列操作はお手の物って感じ。なるほど、CGIに多用されるわけだ(なんか$マークが沢山出てくるCGIソースファイルがあれば、それはおそらく Perl でしょう)。慣れてしまえばファイル整形やデータベースにも使えそうだ。

課題で作ったCGIはこんな感じ。UNIXのシェルとも相性がいいかもね。

ちなみに読者からリクエストの多いBBS(掲示板)ですが、私に届くメールを見るかぎりでは荒らされるのがオチなので、残念ですが現時点で設置するつもりはございません。他でお楽しみ下さい。私もそうしています。

1999/02/17 19:30


インスタントラーメン

あまり体によくないとは知りつつも、テスト期間に入ると夜食としてついつい食べてしまうのがインスタントラーメン。今日のは、学生生協で買ってきた韓国製の輸入品(70円)。真っ赤なパッケージがいかにも辛そう。いや、これは絶対辛いぞ。だって開ける前から唐辛子の匂いがするんだもん。

案の定、スープも真っ赤。韓国の人は毎日こんな辛いのを食べるんだろうか。それともこれは特に辛い部類なのだろうか・・・。日本のうどんみたいな麺で、「かやく」に昆布が入っているところが特徴的。うーん、スープをかなり薄めにしたのに、舌がヒリヒリしますね。汗も噴き出てきました。食べ終わっても、「冷や汗」がどんどん流れるぞ。この分じゃ、もう一種類買ってある方(ズバリ製品名は『辛』(シン))は一体どうなるんでしょう?

1999/02/06 1:00


上級教学試験

24日は全国で法華講教学試験(上級)が行われた。私は前回(3年前)は大学の合格発表&手続きの日だったため、試験勉強はしたものの受験は出来なかったので、今回が初挑戦だった。年末からずっと忙しかったので、まとまった対策はできなかったけど、なんとか解答欄は全て埋めることが出来た。風の噂では、70%出来ていれば通るらしい(?)ので大丈夫かな。

やや易化したかなという声もあったけど、今回はテキストの一番後ろのところの『61 仏教用語略解』からも、『五逆罪』・『円教の五十二位』・『四土』より関連して出題されていて結構細かい部分もあった。『62 要文』からは、『開目抄』・『三大秘法禀承事』・『化儀抄』の空欄補充が、また上級の特徴である記述問題では『36 煩悩即菩提』について100字以内で説明を求める出題があった。

個人的には(一)の○×問題が一番難しかったのではないかと思う。観心本尊抄の五重三段のうち、本門脱益三段の正宗分(涌出品の略開近顕遠から分別功徳品の十九行の偈までの一品二半)と文底下種三段の正宗分(涌出品の動執生疑から分別功徳品の十九行の偈までの一品二半)の違いは、うろ覚えでは対応出来ないだろう。寿量品の本果妙の依文と本因妙の依文を混同してしまった人も多いのではないか。『19 三種の教相』が権実相対なのか本迹相対なのかも難しい。頑張って『一、根性の融不融の相』(開三顕一)・『二、化導の始終不始終の相』(三益)・『三、師弟の遠近不遠近の相』(開近顕遠)と丸暗記しても、それだけでは正解に辿り着けないようになっていた。

1999/01/25 22:00


ハードディスク

いよいよハードディスクが手狭になってきたので、ハードディスクの増設を行った。パソ君のフタを開けてみたところ、3.5インチのベイはどうやら既に一杯のようなのでSCSI(スカジー)の外付けドライブにすることにした。そこでまずSCSIのインターフェイスを購入する。HDDとのセット販売キッドもあったが割高なので別々に入手することにした。初日はとりあえず、IO-DATAの SC-UPCI (UltraSCSI)を8670円で買って帰り、動作を確認した。

元旦勤行の帰りに新宿でIO-DATAの HDVS-UM8.4G を買って(37700円)帰る。外付けHDDはパソコンを変えても配線を直すだけでずっと使えるだろうと思い、一番容量の大きいものを購入した。今のCドライブが2.1GBなので、これで一気に5倍のスペース(10.5GB!!)になった。HDVS-UMシリーズの売りは、分割してあたかも二つのHDDを購入したかのように扱えるとのことだった。何の利点があるのか分からない(SCSI番地も二つ分食う)機能が笑える。店員さんも「実は昨日初入荷した新製品なので、我々も・・・」と正直なお答え。まあ、8.4GBが一つドーンとあるのも何だから結局、その機能を使うことにした。

HDD(14Kb) 8.4GBのうち、半分の4.2GBをDドライブとして、Cの補助ドライブ(FAT32)とした。残りの半分のうち、1.2GBをEドライブ(FAT16)としてMY DOCUMENTSなどのアプリケーションデータ用にする。ソフトのドライブとデータのドライブ分けることで、データがソフトやシステムの書き換え等の影響を直接受けずに済むようになる。また一括バックアップも容易だ。更に残りのうち0.1GB(FAT16)をFドライブとして、スワップ用にする。仮想メモリ専用のドライブを設けることでデータ処理効率が上がるため、ちょっとしたメモリ増設並みの加速効果がある。大きさは自分のシステムのRAMと同程度でよい。残りの未定義領域は春休みにLINUXを入れて遊ぶので空域にしておく。なお、パーテーションの管理にはSOFTBOAT社の PARTATION COMMANDER が便利。パーテーションの作成、移動、コピー、変換(FAT16←→FAT32)、リサイズなどをデータを消さないで行うことができる。

しかし、大容量はいいなあ。ドライブを丸ごとバックアップできるもんね。超整理法の野口教授が、パソコンの情報は書類と違って処分する必要はない、検索ソフトを使いこなすことと、見つけやすいファイル/フォルダ名をつけることだと言っていたが、データは溜まる一方でいいんだというのは逆転の発想として一理あるよな。

1999/01/08 21:00