大白法

平成23年3月1日号


主な記事

<1〜3面>

<4〜8面>


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立正安国論正義顕揚七五〇年 第12回記念局委員会を開催


2月23日午後1時10分より宗務院大会議室において、第12回立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会が開催された。

これには、記念局総裁であられる御法主日如上人猊下の御臨席のもと、記念局委員長である総監・八木日照御尊能化、同副委員長の重役・藤本日潤御尊能化、同常任委員の大石寺主任理事・佐藤慈暢御尊師、宗務院各部長・副部長、大石寺理、さらに光久日康御尊能化、宗会議長・上居崎慈成御尊師をはじめとする委員の御僧侶方が御出席された。また、同副委員長の法華講総講頭・柳沢連合会委員長、大講頭の石毛連合会副委員長・永井藤蔵氏・渡辺定元氏(総本山総代)・大草一男氏・関野洋夫氏、総本山総代の井出光彦氏、連合会各幹事・地方部長の信徒委員が出席した。

委員会では初めに、記念局総裁の御法主上人猊下より御言葉を賜った。御言葉の中で御法主上人猊下は、紀念局の各事業が順調に進行していることを喜ばれ、来たる3月15日には常来坊・登川事務所の落慶法要を迎える予定であることや、その他進も中の工事について仰せられた。また、本年の折伏が順調に進捗していることにふれられ、平成27年に向けて2年目に当たる本年は極めて大事な年であり、必ず全支部が誓願を達成するようにと御指南された。さらに昨年、特にインドにおいて驚異的な進展があったが、これは元になった3人から、折伏された人がすぐに折伏して波状的に広がっていった結果であることを御教示、国内においても決意を持って精進すると共にそれぞれの地域に伝えていくよう望まれた。

続いて八木記念局委員長より挨拶があった。

議案の審議に入り、八木記念局委員長より議案が一括して上程された。

初めに「第一号案 平成23年度立正安国論正義顕揚七五〇年記念局事業計画」の中で、総本山総合整備事業について佐藤主任理事より、記念出版事業について水島公正主任委員より、事業計画の説明が行われた。次いで、「第二号案 平成23年度立正安国論正義顕揚七五〇年記念局収支予算書」について、長倉財務部長より説明があり、各議案とも全員の賛同をもって可決した。この中で、本年12月に「立正安国論正義顕揚七五〇年正義顕揚七五〇念特別御供養」が行われる旨発表があった。 すべての議案が可決した後、総本山総合整備事業の進捗状況等がスライドを上映しながら報告された。

次いで、柳沢記念局副委員長が挨拶した。

懇談の後、八木記念局委員長より挨拶があり、午後2時10分、閉会となった。


<平成23年度の記念局事業計画>

平成23年度の記念局事業計画の概要は以下の通り。

なお、総本山大石寺としても整備事業が進行中で、その中には、宝物殿改修工事(4月より展示開始予定)、バスターミナル南側交差点周辺工事、清貫洞周辺・総坊売店工事等がある。



■法華講連合会の臨時理事会 特別御供養を推進

法華講連合会の臨時理事会が「第12回立正安国論正義顕揚七五〇年記念局委員会」終了後の2月23日午後2時半から、総本山大石寺の宗務院中会議室において行われた。これには、柳沢委員長、石毛副委員長をはじめ、連合会理事である48地方部の地方部長が出席(1名代理)。また、幹事の各部長も、委員長の招請により出席した。臨時理事会は、この直前に行われた記念局委員会において、「特別御供養」が本年12月に行われることが発表され、勧募について法華講連合会に一任されることに伴い、召集されたものである。

理事会は、はじめに柳沢委員長から挨拶と臨時理事会召集についての趣旨説明があった。その中で柳沢委員長は、「本年、特別御供養が行われることとなったが、大勢を導いて御供養を成し遂げる上において大切なことは、みんなの心を読むということである。御供養というのはなかなか判らない。故に、中には取られるという感覚で、励めない者もいる。しかし、人聖人様が教えてくださった行であり、幾多の功徳の体験がある。御供護によって境界が変わり、折伏等、あらゆることに今の境界を破って飛躍できるのである。また、御供養に限らずすべての行は恩を報ずるということが最初になければなならない」として、畜生の果報と人の果報について話し「呼びかける立場の皆さんに、ひと言お願いする次第である」と締め括った。

次いで、連合会規約に基づき、委員長が議長となり、議案「立正安国論正義顕揚七五〇年特別御供養勧募の件」の審議に入った。初めに、星野総務部長より補足説明があり、その後満場一致で可決し、午後3時、臨時理事会は終了した。

なお、特別御供養の具体的な取り扱い方法等については、記念局の御指導を経て、5月に開催予定の定例理事会において審議・決定する予定である。


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