日達上人猊下お言葉

昭和53年6月29日
於大講堂大広間
全国教師指導会開会直後のお言葉

今年になって2・3回、皆様にお集り願いまして、最後に皆様から、学会が、本宗の教義と違背しているところが有れば、皆、それを指摘して本山へ提出するということになっておりましたが、早速全国からそれについてたくさん参りまして、一々文献を揃えて、新聞のこういう所に出ている、或はいつのこういう雑誌に出ているという風に細かく出て参りました。それを宗務院で整理致しまして、同じ部類のものは皆一つにまとめて、同一のことがたくさん有りますし、又何だか訳の解らない、どこが違反しているのか分らないのも2・3有ったように聞いております。

とにかく、それをまとめて清書致しまして、今皆様に配ると思いますが、そういう風に一定の質問状を作りまして今月(S53年6月)の19日に学会へ提出したのであります。

それについて学会から、今までの教義のまちがったこと、又言い過ぎた分について答が出ました。それを今日皆様の手元に配りまして、皆様の了解を求めたいと思う次第でございます。だいたい、その答の線であれば、私も宗務院の方でも良いと思うが、皆様からその資料を集めたのですから皆様にそれをお渡しして、目に通して頂きたいと思いまして、今日御集合を願った次第でございます。

ただ今から教学部長(※阿部御尊師)が読みますから、どうぞお聞き取り下さい。(※創価学会よりの回答につづく)