ここは、なほちゃん(しげちゃんの妻)が、主催する英会話CHATの話題、茅ヶ崎方式英会話教室、英語上達のための一言アドバイス、英語による講演会クロスカルチャートーク、愛知県内の名所・旧跡・日本文化を外国人向けに英語で紹介するボランティアグループ“ai”等を紹介するコーナーです。
Group’ai’ 第2回 ガイドツアー報告LET’S ENJOY JAPANESE NEW YEAR
(1998年2月19日更新)
昨年、10月に有松天満社の秋祭りで、英語によるガイドツアーを行った私たちは、次なるイベントとして日本の正月を英語で紹介するイベントを企画しました。日本の暮れから正月にかけての伝統的な習慣や行事を、実際に体験してもらいながら説明しようというツアーです。
今回の会場は、有松の伝統的商家竹田邸。江戸時代から続いている絞りの卸商で、すばらしい日本庭園、それを望む茶室などは日本人でも感嘆してしまいます。今回は大広間をメインに行い、茶室ではお茶会をしました。
参加者は10名。アメリカ、ブラジル、オーストラリア、タイ、インド、チェコと様々な国の人達です。中には3月出産予定という人も…。前回のイベントにも参加してくれたリピーターもいました。
地元のケーブルテレビも取材に入り、メンバーはキンチョウ気味。しかしツアーの幕は上がります。
ゲストはまず日本庭園を通って茶室に案内されます。控えの間ではメンバーの1人が着物を着てお琴を奏で、雰囲気を盛り上げています。お茶室には、炭がおこされ釜にお湯が沸かされています。そこで、竹田夫人がお手前を披露。メンバーにより茶道についても説明がなされます。一見静かなお茶会風景ですが実はハプニング続き。いきなり予定外の説明を英語でしなければならなくなってパニックになったり、時間が予定を大幅に遅れたり…。しかし、ゲストはお茶会を楽しんでくれたようです。
お茶室から大広間に移ると、まず、門松やしめ飾りなどお正月の準備について説明が始まります。そしてお正月の習慣―年賀状、書き初め、干支など。これらは実物を見せながら説明が進みます。なぜ、鏡もちにはだいだいを飾るのかなど質問も活発に出ました。
次は、おせち料理です。このために竹田さんがお膳を用意してくださいました。まずお屠蘇で乾杯。外国人にはなじみのない味だから飲めないだろうという私たちの予想と裏腹に、おいしいという声も。そして、メンバーが前日から用意したお雑煮とおせちが出されます。これも好評。ただゴボウはだめな人も多かったようでした。
おなかが少し膨れたら、今度は遊び。凧上げ、羽根つき、百人一首など伝統的なお正月の遊びについて説明した後、福笑い、ぼうずめくりを楽しみました。
限られた時間に盛りだくさんの内容で時間におわれた感もありますが、すごく楽しかった、また参加したいというゲストの感想に、ほっ!
しかし、今回は竹田さんの多大なご好意、ご協力に負うところが多かったのも事実。お宅を使わせてくださった上に、お茶まで点てていただきメンバー一同大変恐縮しています。町並み保存運動など積極的に有松を盛り上げ発展させていこうという地元の人達の強い気持ちがこういうところにも表れているようです。有松に基盤を置き活動を続けている私たち。これからもいい協力関係が築いていけるといいですね。
次回は4月に絞りのワークショップを予定しています。
英会話 CHAT NEWS ( 11月28日更新)
TEA TIME
発行 英会話CHAT 奈保子 発行日 1997年12月
茅ヶ崎方式英語会協力校会議参加報告
来年の3月で2年目を迎える茅ヶ崎方式の協力校はすでに全国で70校となりました。さる11月24日全国の協力校が集まり、懇親会が行われました。普段なかなか顔を合わせる事のない全国の仲間と話が出来て大変実りのある1日でした。
茅ヶ崎方式はご存知のように神奈川県の茅ヶ崎で始まり、神奈川や東京にいくつか教室があったのですが、その教室で学んだ生徒さんたちが自ら協力校を主宰されているケースがいくつかありました。転居などで教室に通えなくなって、何とか茅ヶ崎方式を続けたいと思い、自分で教室を開いたということなのですが、遠くは鹿児島にもそんな教室があって、茅ヶ崎方式に対する思い入れの強さを印象づけられました。
また、今回の会には、普段教材のニュース作成に携わっている先生がたも参加されていました。現在、教材の作成には10名ほどが関わっているそうですが、毎週、毎週教材を作成し、校正し、録音し、発送するのは本当に大変な作業であるという事をお話を聞いて、実感しました。茅ヶ崎方式のいいところは、英語を学びながら教材のニュースを通じて世の中の動きがよくわかるところなのですが、教材という制約…限られた長さやボキャブラリー…の中で伝えたい事を伝えなければならないのが教材作成の難しさのようです。行政改革や、カンボジア情勢などみんなにわかってもらいたい、しかし複雑すぎると英語も難しくなり、学習意欲がそがれる…。毎週茅ヶ崎本校から出てくるリスニングテストのアベレージを見ながら試行錯誤されているようです。また、毎週、毎週ニュースのトピックを探すのも大変だという事でした。私を含めて協力校からはその教材のよさが指摘されていましたが、作成者のかたがたの大変な努力がそのよさを作り上げているのですね。
初めて茅ヶ崎方式を知ったときから茅ヶ崎本校で学んでみたいと思いつづけてきた私は(残念ながらまだその夢はかなっていませんが)、茅ヶ崎の一期生で現在本校の講師をしてみえるという方に本校の話を聞くだけでも感激!(結構ミーハー!)しかし、規模、場所など様々な違いはあれ一生懸命努力している仲間に会え、とてもうれしく、またいい刺激になりました。私も、いっそうがんばろう!!!
なほちゃんのパソコン格闘記 (11月4日更新)
パソコンを買って以来、思うように動かなかったり、かってに動いてしまうメビウスに翻弄されながらも、少しずつ習得しているなほちゃん。マニュアルを買ってきたらと言えば、すでに私が持っているものを買ってきた。なかなか思うようにうまくは物事が運ばない。夫婦のコミュニケーション不足ともいえる。それでもプロバイダーに申し込み、インターネットが出来るようになった。
先週友達が遊びに来た時に、しげちゃんのホームページと茅ヶ崎方式とCNNのホームページを見せ解説をしていた。初心者から見れば、いかにも慣れているように見えるが、その実まだまだ。e-mailが来ては喜んでいる状態。ちなみにメールアドレスは、nahoko@ro.bekkoame.or.jpです。どなたか、メールで英語についてでもなんでも質問してやってください。多分喜んで返事を出すと思います。
今朝も先日入力したメールアドレスが消えてしまったとe-mailで連絡があった。(何もメールで連絡をしなくてもいいのに)多分どこに入れたのかが分からないだけだと思う。これからもマニュアル片手にメビウスとの格闘の日々が続きそうだ。
なななんと!メビウス!(10月17日更新)
以前から、しげちゃんにコンピューターを買うようにたきつけられていたのをかたくなに拒んできたなほちゃんだったが、洋書を注文するのに便利!ホームページを作りたい。という理由で、気持ちがぐらついてきた10月16日、ちょっとコンピューターを見ようと二人で大須に行った。店員に説明を聞いているうちにその気になったらしい、ただどのメーカーが良いのか分からず、店員に聞く。その答えは「性能的にはあまり差がないので、皆様の好みで選んでます。」との答え。うーん?好みも分からないなほちゃんとしては、本体ですべてがそろっているメビウスを買おうということになって、結局買ってしまった。
はやくも奈保ちゃんのコーナー存続の危機!
なほちゃんが、メビウスを買って、独自に別のプロバイダーに加入するつもりらしい。そうなると別にホームページを作ることになる。このコーナーはこのホームページから引っ越しをする可能性大!インターネット上では、夫婦別居という事態になるというわけだ。すでになほちゃんの目はらんらんと輝いている。数ヶ月、いやここ数週間のうちに協議別居になりかねない。由々しき事態だ。
English Guide Tour of Arimatsu Festival 報告
(1997年10月13日更新)
1997年10月5日10数名の外国人に参加していただき、Group“ai”主催の「イングリッシュ・ガイド・ツアー・オブ・有松」は無事に終了しました。日本の文化を英語で紹介する企画は、今までほとんどなく参加者は興味深く説明を聞いていました。主催者側も今回が初めてであり、ガイドを担当したメンバーは少し緊張しながら説明をしました。途中有松絞り会館の人が予定外の説明を始めそれを訳すようにいわれ、時間が足りなくなるハプニングもありました。途中おじゃました竹田邸の茶室と日本庭園に参加者は感激した様子。山車の唐子人形(Chinese doll)に日本ではなくなぜ中国人形なのかという質問(当時は中国が時代の最先端であった。今マイケルジャクソンが、はやっているようなもの)に少したじろぎながらも皆の努力と協力で無事終了し、心地よい疲労感を感じた1日でした。
参加者、集合!
有松に3つある山車の一つ
絞りの実演を見学する参加者