BOOKS |
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1990年代になってから内容の濃い本が増えました。以前に比べると、データ的なものはかなり充実してきました。
雑誌についてはこちらにあります。(2005.3.2改訂) |
『ジミ・ヘンドリックスの生涯』"A VISUAL DOCUMENTARY HIS LIFE, LOVES AND MUSIC"トニー・ブラウン著、米持孝秋訳(株)シンコー・ミュージック刊 1992
最初から最後まで、何年何月何日に何をしたかということが書いてあるだけの本。 |
『天才ジミ・ヘンドリックス ギター革命児の真実』"SETTING THE RECORD STRAIGHT"ジョン・マクダーモット、エディ・クレイマー著、相川紀太郎訳、(株)シンコー・ミュージック刊 1994
物語形式で年代順にかかれた伝記本です。各曲のレコーディングについてのエピソードが興味深い。 |
『ジミ・ヘンドリックス』(リアル・エクスペリエンス)"REAL EXPERIEENCE"ノエル・レディング著、高見展訳、宝島社 1993 ISBN4-7966-0696-3
タイトルこそ『ジミ・ヘンドリックス』となっているけど、どちらかというとノエル・レディングが自分のことを書いた本です。ドラッグ漬けの日々がリアルに綴られています。まさにセックス・ドラッグ・ロックンロールの世界。でも、けっこうキビしそう。
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『ジミ・ヘンドリックス全アルバム解説』"THE COMPLETE GUIDE TO THE MUSIC OF JIMI HENDRIX"ジョン・ロバートソン著、米持孝秋訳、(株)シンコー・ミュージック刊 1995 ISBN4-401-61506-9
タイトル通り”全アルバム解説”です。特に生前のアルバムに関しては全曲にコメントが付いています。コメントがユニークでおもしろい。文庫本サイズです。
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『エレクトリック・ジプシー』(上)・(下)"ELECTRIC GYPSY"ハリー・シャピロ&シーザー・グレビーク著、岡山 徹訳、大栄出版 1996
これはすごい。全体のヴォリュームもさることながら、全体の1/3を占める「資料編」が恐ろしく充実しています。特にディスコグラフィーは病的マニアックで、もう怖い物なし。
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『ジミ・ヘンドリックスの創作ノート』"CHEROKEE MIST"ビル・ニトピ編、廣木明子訳、(株)ブルース・インターアクションズ刊 1996
これもすごい。ここまでやるかぁ。400ページ全部に渡ってジミの手書きメモがそのまま載せてある。よく集めたというか、残してあったというか。そして、もっとすごいのは、そのメモに全部和訳が付けられていること。それと、見たことがなかったフォトもたくさん有りました。
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『実録ジミヘン最後の日』"THE FINAL DAYS OF JIMI HENDRIX"トニー・ブラウン著、渡辺穣司訳、(株)シンコー・ミュージック刊 1998
ワイト島のフェスティバルから、イギリスで亡くなるまでの約半月のことを、インタビューをもとにして書いてあります。いままで知らなかったことが書いてあって、読み物としては面白く一気読みでした。 |
『クライ・ベイビー』ジミ・ヘンドリックス語録集"JIMI HENDRIX IN HIS OWN WORDS"トニー・ブラウン編、上田茉莉恵訳、(株)河出書房新社 1998
ジミがインタビューで語ったことをジャンルに分けて(作曲、ドラッグ、政治…)編集したもの。もし、本人が読んだらどう思うのでしょうか?
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『ジミ・ヘンドリックス レコーディング・セッション 1963-1970』"THE COMPLETE STUDIO RECORDING, 1963-1970 JIMI HENDRIX SESSIONS"ジョン・マクダーモット著、山内久美子・森田文隆訳、(株)シンコー・ミュージック刊 1998
1998年に発売された3冊目のジミに関する本です。これも日記形式で日を追ってレコーディングの様子が書かれていますが、読み物として成り立っています。曲名インデックスが便利。 |
"THE HENDRIX EXPERIENCE"MITCH MITCHELL & JOHN PLATT 1990,1998 ISBN 0-600-59538-2
エクスペリエンス結成からジミの死まで伝記形式で書かれている。ミッチ・ミッチェルの若かりし頃の写真が珍しい。ジミの珍しい写真も多数有り。
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"THE MAN,THE MUSIC,THE MEMORABILIA"CAESAR GLEBBEEK & DOUGLAS J.NOBLE 1996 ISBN 1-56025-099-2
『エレクトリック・ジプシー』と同じ著者。レアなLPやCD(ブートレグも含む)のジャケット、ポスターやチラシ等がたくさん紹介されている。全ページカラー。
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