そんな私に、忘れていた夢を思い出させてくれる日が。ギリシャは、遠く神話の時代にまでさかのぽる歴史の国。
そう!
ローマから、いよいよ、待望のギリシャへ!!
12月ですが、ギリシャもイタリアも、
寒すぎることもなく、気候的には、快適でした。
その岩山を上り続けると、出ました、
白亜のパルテノン神殿(←写真)!!
神殿だけでは、大きさが分からないため、
母が歩いているところを、パチリ!
神殿内の修復工事が、ちょっと。。。ね
パルテノン神殿は、女神アテネを祀るため、紀元前432年に完成されたもの。
古代ギリシャ最高の彫刻家フェイディアスの作と伝えられています。
回りにも、もっと、数々の建築物があったのでしょう。
大きな大理石が、ごろごろと散らばっていました。
その隣には、エレクテオンという、少女像6体からなる建築物が。
その少女達が、神殿を見守り続けているようで、神秘を感じました。
さて、アクロポリスの丘を降り、そして、ギリシャのホテルの広くて、ゴージャスなこと。
ゼウス神を祀るゼウス神殿、
第一回オリンピックの会場となったオリンピック競技場など、
アテネ市内観光を終え、ホテルへ。
そして、旅行の締めくくりは、ギリシャと言えば、エ−ゲ海!とくに印象的だったのが、イドラ島。
でも、残り一日、日帰りのできるミニ・クルーズを楽しむことに。
サロニコス湾の島々、エギナ、ポロス、イドラの三島巡り。
そうそう、
島に着く時、船の窓から港を眺めると、
なんと、何十匹もの猫ちゃんたちが、ちゃんとお座りして、お出迎え。
ひぇー、かわいい〜!と喜んでいたら、
下船して分かったのですが、
船の中で、いろいろ案内してくれていたガイドさん(一度、訪れてから、ギリシャのとりこになり、住みつき、ギリシャ人のダンナさんと結婚して、もう何十年もガイドを続けているという大ベテランの日本人)が、ここに着くとエサをあげるのが、恒例のようで、
猫ちゃんたちは、それを知っていて、船を待っていたらしい。
ガイドさんがエサをあげる時、むらがった猫ちゃんたちのようすは、
かわいいを通り越して、驚き!でした。
という訳で、町を歩くと、
いたるところ猫ちゃんだらけ。
ちっちゃいのから、大きいのまで、
様々な種類の猫ちゃんが、
通り、店の表、中、イスの下など、
人間が来ても、怯えることなく、
のほほーんと過ごしています。
猫ちゃんと町の人達が、
当然のように共同生活をしているようでした。
あー、お名残り惜しや。
民族衣装に身を包んだ男性の軽快な歌声の中、
船は、アテネへと帰って行きました。
こうして、初めてのヨーロッパ、イタリア、ギリシャの旅もおしまい。
今度、イタリアに行く時は、中央部や北部にも行きたいなァ〜。
ベネチアでゴンドラに乗ったり、フィレンツェでピサの斜塔を見たり、
などと、と思っていますが、
やっぱり、ヨーロッパまで行くなら、
イギリス、フランス、スイス。。。も捨てがたいしなァ〜。
ふ〜、希望だけは、果てしなく続く。