「BAT corp.」 2001.3.7 OA

<お断り>
 コスプレ鬼ごっこの回のレポを書いた時
 『これ以上難しい文章を書くことはないだろう』と心から思いました。しかし現実は厳しく…
 それに100かけて2乗したぐらい難しいものを書く羽目になってしまいました。今回は本当に難しかった。
 梢奈さんに『逐電します。探さないで下さい』なんてメールを送ったぐらい難しかった。
 つまり何が言いたいかと言いますと…はっきり言って見難いです。分かり難いです。はしょってます。
 でも責めないで下さい、限界なんです、これが精一杯…という訳でレポをどうぞ↓

                           くるみちゃん、どうもありがと♪奥歯ガタガタにされなくてよかったね(笑) by.梢奈

 
 アイドルに存在するいくつかの通過点…
 その1つが『特撮ヒーローもの』スケバン刑事しかりオーレンジャーのさとう玉緒しかり、
 アイドルの必須科目『特撮もの』に挑戦!というナレーションで始まった今回の企画。
 
 構成は2つに分かれております。1部は簡単な製作エピソード。
 東○作品などではあまり見ることが出来ない撮影風景がぎゅっと凝縮されております。
 2部はもちろんミニドラマ『アイドル戦隊バットエンジェル』どちらもかよさんの魅力が満載です。

 <1部>

 変身シーンの練習やミニチュアの映像をバックに今回の企画内容や
 西田特撮研究所の紹介がナレーションされます。その後キャストの紹介。
 かよさん以外はちゃっちゃかすっとばします(笑)

 まずはレッド、才谷ゆきこ。ピンク、柴田かよこ!
 歩きながら「以前戦隊ものの『ゴーゴーファイブ』を(やってました)」と話すかよさん。

 補足するようにテロップで『柴田はかつて「ゴーピンク」役を経験』というのが出ます。
 そして「いくぞ!!」と着装ポーズを披露。
 ものすっごく照れくさそうに「もうやめてくださいよ〜やめてください」とカメラに歩み寄ります。
 いーじゃない、すっごく可愛いんだから〜

 そしてブルーが駒勇明日香でグリーンが後藤未蘭。イエローは谷口まや。
 ロケバスの中で「男の子ものいっぱい見てたんですよ。
 赤しか見てへんかった」と話す谷口に「黄色はね、三枚目なんだよ」と言うかよさん。

 「え?それって顔はアカンけど面白さって事じゃないんですか?」と尋ねる谷口に
 「そのまんまだよ」とあっさり答える。
 「こんなん言うてはります〜」とちょっと泣きが入ってる谷口に対してかよさん楽しそう
 …密かに小悪魔?
 撮影前のなごやかなひと時…しかし撮影が始まるとかなり大変だったようで…

 『彼女たちを苦しめるもの @

 当日は3月とは思えないほどつめたーい風がびゅーびゅー吹いてたそうで…
 見ててもかなり風きつそうでした。けど衣装は半そでにミニスカ。
 しかも薄そう…殺陣の見本を見せる殺陣師を尻目にコートを着てストーブに群がる乙女達…
 何故かかよさんアップにされてるし!

 『彼女たちを苦しめるもの A

 何故に灰?なにゆえに灰?とテロップ見たときは思ったのですが、
 火薬大量に使うと灰が出るんですね〜ちろっと見たときには土煙かと思いましたが。
 企画ものとはいえかなりの大仕掛けがあったそうで、
 最後尾を走るかよさんが1番灰の被害を浴びたそうです。

 灰の直撃を受けたのは後ろ部分でして、見事に後ろ髪が変色しております。
 後ろだけ見たら…40歳?(笑)かよさんからは見えないので余計に心配だったようで、
 スタッフさん(多分)に「どんなのですか?」「やばいですか?」って何回も聞いてました。
 髪…痛んでないといいですね。

 『彼女たちを苦しめるもの B

 全員NGの連発だったようで…(かよさんのNGシーンは放送されませんでしたが)
 まあ特撮とは普段言わないセリフのオンパレードだしなぁ。
 そしてキメポーズも決まらず…かよさんは多分動き自体は頭に入ってると思うのですが、
 才谷が言う「バット エンジェル」に合わせるのが難しかったみたいです。

 因みにかよさんのキメポーズ、ちょっとゴーゴーに似てました。
 ここでNGシーンの1コマ。「友情パワー全開」というセリフを
 「愛情パワー全開」と言い間違えた才谷に「友情パワー」と教えてあげるかよさんが写ってました。

 製作エピソード編のラストには5人からの1言が。
 他の人のはあっさり通りすぎ、かよさんのだけ書きます!

 『すごい、1番怖かったっていうか、火薬が(笑)こんなに浴びたの初めて、みたいな』
 ちょっと興奮気味のコメントでした。ってことは…ゴーゴーよりたくさん浴びたのか、火薬…

 <2部>

 5人の「それでは、私たちが頑張った『アイドル戦隊バットエンジェル』をご覧下さい。どうぞ〜」
 で始まったミニドラマ。 ちゃんとオープニング映像に主題歌『バットエンジェル友情のテーマ』
 おまけにOP終了後には「この番組はBAT.corpの提供でお送りします」なんて
 テロップまでついてるこの作品。やるな、BAT.corp…

           『バットエンジェルとは悪の秘密結社ベナマと戦うアイドル戦隊。
                                                                       友情パワーで世界の平和を守れ!』

 洒落た造りの喫茶店に客が入ってくる。お水とおしぼりを出して注文を聞くのは
 その心に正義という名の剣を携えた麗しき女戦士、バットレッド:ゆき。

 別の客に紅茶を運んでいき、客にこぼしてしまったのはバットエンジェル1の元気娘、
 おっちょこちょいなところがタマニ傷、バットイエロー:まや。

 まやの失敗の後始末をするのはしっかりしっとりしとやかに、花もうらやむあですがたなみだ
 (こう聞こえたんです〜でも多分間違ってると思います…)戦士、バットグリーン:みらん。

 そして…
 「うそっ、そうなの〜え−、仕事中だしぃ。どうしよっかな?」
 と働く3人を尻目に携帯で話してるのはお気楽街道まっしぐら!
 週休5日の正義の味方、バットピンク:かよ。

 ここは喫茶店とは仮の姿。バットエンジェル達の秘密基地である。
 バットエンジェルはこの喫茶店で日々、悪の秘密結社ベナマの動きを監視してるのである。

 話しつづけるかよに近づき携帯を取り上げるゆき。
 不満げなかよには目もくれず仕事に戻る。その目に1つの写真立てが写る。
 そこには前回の戦いで命を落としたバットブルー:めぐみ(写真出演、野崎恵)の写真が。

 しばし写真を見つめて佇むゆき…と突然携帯が鳴る!相手を確認しつつ電話に出るゆき。
 その顔が厳しくなる。
 「ベナマの怪人が現れた?すぐに出動します!」緊張感に包まれる喫茶店。
 3人がゆきの周りに集まってくる。そんな仲間達を見て静かに言うゆき

 「みんな、バットエンジェル出動よ」しかし3人の反応は…
 「ゆき!出動ってどうやって戦うの?」
 「そうや、バットエンジェルは5人いいひんかったら真の力が発揮できひんのやで」
 「かよとまやの言うとおり、今はベナムの怪人と戦うべきではないわ」

 消極的な3人の意見にも表情を変えないゆき。
 「人々が苦しむ姿を放ってはおけないわ」
 と店を飛び出していってしまう。そんなゆきを追いかけるように店を後にする3人。

 その頃ベナマの怪人はその野望である世界征服のため、
 自らの毒液をナニワの水瓶、琵琶湖の上流にまき散らしていた!!
 (ドラム缶を振り回す下っ端怪人と「まきちらせ〜」と言うだけの格上怪人)
 好き勝手、機嫌良く毒液をまき散らす怪人…とそこへ

 「いい加減にしなさい!」という声が降ってくる。
 「誰だ!?我らベナマの世界征服の邪魔をするのは??」
 きょろきょろと周りを見渡す怪人の前に現れたのは4人の女の子。
 「現れたな、アイドル戦隊バットエンジェル!」

 「これ以上お前たちの好きにはさせないわ!」と宣言するゆき。
 しかし怪人は余裕で話し出す。
 「おや?何故4人しかいない?ああ、そうか。この前の戦いでバットブルーのやつは
 オレ様の必殺技、スプラッシュマウンテンをくらって死んでしまったんだったな」

 怪人の高笑いに4人にめぐみがやられた時のことが浮かぶ。
 「あの時のお前らの叫び声は堪らなかったな」と追い討ちをかける怪人に

 「4人でもおまえ達には負けない!」と携帯を構える4人。

 『バットチェンジ』と携帯を掲げ変身する4人。
 バットエンジェルは携帯電話からパワードドレスのデータをダウンロードし、
 身体にインストールすることによって変身することができるのだ。

 「いくぞ」とベナマに向かっていくゆきと恐る恐る追いかける3人。
 しかし4人では真の力が発揮することが出来ず次々とやられていく
 (ピンクなんか下っ端にでこぴんで倒されてしまった…)
 倒れて泣き言を言う3人の中で1人格上怪人に向かっていくレッド。
 しかしこちらもあっさりやられてしまう。
 完全勝利の怪人は「顔を洗って出ないして来い」と余裕の捨て台詞を吐いて消えてしまう。

 倒れているレッドを助け起こす3人。そこへ…!
 「あーあ、やられちゃった」
 
という謎の声。振り向くと遠くに人影が…
 「よっ!」
 と手を上げた人物はカウボーイ姿の女の子。4人に近づくと遠慮なく
 「しっかし派手にやられたもんだね〜バットエンジェルって意外と弱いんだ」
 憤慨し 「あんた誰なんよ!!」
 と詰問する4人に
  「あれ?長官から聞いてないのか?この前殉職したバットブルー:めぐみに代わって
    配属された新バットブルー:あすか、よろしくな」 

 シーンは変わって秘密基地喫茶店。
 「あいつのこと好きになれへんわ〜」というまやに
 「そう?私は結構イイ感じだけど…ボーイッシュで」などなど
 あすかを話題に好き勝手言いたい放題な3人。
 一方ゆきはあすかに普段は喫茶店で働いていることなどを教えるが
 あすかは店を出て行ってしまう。

 「バットエンジェルは友情をパワーで戦っているのに…こんな時にベナマが出たら…」
 「そん時は4人で戦ったらええねん」などと言ってるとタイミングよくゆきの携帯が鳴る。
 「いくわよ」と店を出るゆきと追いかける3人。

 その頃ベナマの怪人は世界をその手中に納めるべく
 自らの毒液を揚子江上流にまき散らしていた!(下っ端の手にはやっぱりドラム缶)

 「そこまでよ」と現れるバットエンジェル4人。
 しかし怪人は「今度は4人まとめて血祭りにあげてやるわ」と余裕100%。
 一方『血祭り宣言』を受けた4人。まずかよから
 「うそー、血祭り?4人で勝てるかな〜」とパニックを起こす。
 「あすかを呼ぼっか?」
 「やっぱ4人じゃ無理じゃないの?」などと逃げ腰になっていると…
 ギターの音色と共にあすか登場。
 「あんたどこ行ってたんよ!」
 「せっかく来てやったんだから有り難うぐらいいえよな」と早くもけんかになるまやとあすか。
 「まや、ケンカしないの」と仲裁にはいったかよが笑顔満面で
 「来てくれると思ってたの〜」とお愛想するが
 「ベタベタすんなよな!」とつれないあすか。
 「だいたいお前ら甘いんだよ!前のブルーが死んだからってメソメソすんじゃねぇよ!
 ムカツくんだよ!」
 
と4人に八つ当たり。そんなあすかに歩み寄ったゆきがあすかをひっぱたく。

 「めぐみを馬鹿にするのは許さない。バットエンジェルは友情をパワーにしている。
  それは貴方にもわかるはずよ。せっかく揃った5人の仲間じゃない。
  もういがみ合うのはやめて一緒に戦いましょう」


 ゆきの心からの語り掛けに
 「本当は俺も仲間が出来て嬉しかったんだ…」と素直になるあすか。
 そして5人の心は1つになってベナマに向かう!!
 「昨日までの私達と思ったら大間違いよ!」と携帯を取り出してうなずきあう5人。

 『バットチェンジ!!』

 5人揃ったバットエンジェルは友情パワー全開のパワードドレスのデータを
 身体にインストールすることによって、より強力に変身することができるのだ。

 「バットレッド」 「バットブルー」 「バットイエロー」 「バットグリーン」 「バットピンク!」

 「友情パワー全開!アイドル戦隊バットエンジェル!」

 「4人も5人も一緒だ→」と叫ぶ怪人とバットエンジェルの戦い。
 5人揃って真の力を発揮するバットエンジェルは強い!!ピンク…でこぴんの怨みか?
 ねこだましをかまして平手を4発お見舞い!!

 パワーアップしたレッドにぼかすか殴られた格上怪人は「こうなったら…みておれ!」と巨大化。
 ベナマ怪人は暗黒意思を持つ暗黒細胞を増加させることによって
 巨大化することができるのだ!

 「おまえ達などひねりつぶしてやる〜」と威嚇する怪人を前にしてもひるまないレッド。
 携帯を取り出し…

 「ビッグモード、ダウンロードよ」とボタンを押すと…レッドの身体が光り巨大化。

 ベナマに向かっていく。4人の友情パワーをレッドに集めて発する必殺技
 『エンジェルキャノン』でベナマを倒す!
 普通サイズに戻ったレッドが4人の元へ帰ってくる。

 「これからもよろしくね」とレッドが差し出したてに4人の手が重なる。
 ベナマの野望はまだまだ続く。友情パワーで悪を倒せ!行け、バットエンジェル。
 世界に平和を取り戻すその日まで…
                                                 <終わり>

殺陣師・めりえすろけっつさんの「バットエンジェル」裏話!?は、こちらから読めます。
バットエンジェルの画像は 『西田特撮研究所』さんのHPでご覧になれます。

                      くるみのリアルタイムのつぶやき…

                     上記のレポでは話の展開上はしょってる部分がありますので、ここで補足しようかと思います。
                      なんてカッコイイコト書いてますが、実際は独断と偏見に満ちた感想文だったりする…(笑)

                 『しばかよ』へ