簡単な表現能力のテストですか?
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まず、テスト評価環境〜〜〜
PCは1台、ELSA製 GLADIAC FX731を用いてD-SUBと、DVIの両方でテストです
FX731の詳細
NVIDA製 GeForce FX5600搭載の一般的なグラフィックカード手持ちには、Ati Radeon 9600、 X300
NVIDA FX6600、
ミレニアムP650などや、Mac−G4などもありますけど、手元で一番まともなので、これを使いました。ここで、よく、
「1600*1200以上の入力はDVIの入力じゃないとダメダメですから」
「DVIで入力するべきです」と耳にします。しかし私の意見として・・・
それなりのビデオカード、信号ケーブルを使用し、
信号ケーブルを束ねたりしないで、使う限り、
D-SUBでも1600*1200以上でも、
DVI入力と差はほどんど無いはずです〜と言いたいです。あまり気になさらない人が多いのですが、アナログ出力は
その辺を「それなりのメーカ」にするだけで、それなりに綺麗になります。最低限、DVI出力と遜色の無い出力結果を出します。
確かに、「速さ」などはチップ基準で決めてもいいでしょう。しかし、「写り」を言うのであれば、
最低限「バルク品」は使わない方がいいかと、
あと、メーカー製PCの場合でも、純正はあまり良いものは使ってないのが通例です。箱物とバルク(メーカPC純正品)の差はこの解像度クラスになると、如実です、
ケーブルもしかりです。特に、箱メーカのバルクは「その辺りの品質不足」でバルク扱いになってるものもありますから・・・
「写り」をとやかく言うのであれば、
グラフィックボードをメインに販売しているメーカのボードを選ぶべきです。で、案の定、このグラフィックカードでは
このモニタの解像度1920*1200では、違いは判別できなかったですよ^^
さて、本題
まず、モニタの明るさは…私には明るすぎです。
輝度は最低まで落としても十分なほど、
(DVI入力時は、コントラストはさわれない<-普通です)
色設定については、
色温度設定はできません。
基本はsRGBっぽいですね、
出来ることと言えば、RGBのゲイン調整程度しかできません。
他の調整は一般てきな物はありますね〜
<<--庇う訳でわないですが、実際、一般価格帯の液晶はこんなもんです。
このクラスのパネルとなると相当バラつきがありそうですが・・・
私の手元にある子は、ほとんど調整せずに、それなりに表示してます^^
ドット抜けも確認できず〜(わーい^^)
四辺の光量不足によるムラ(バックライトのムラ)は、
輝度最大で、向かって右側0.5cm辺りが肉眼で確認できる程度です。
私が使う、輝度になると判りやすい色にならないと判別は不可程度なので、
まあ許容範囲〜
マニュアルにU字管とありましたから、U字なら、こんなもんです。はい。
真っ白、と真っ黒について〜は、
どちらかというと、白は
「黄色ぽい印象」ですかね?
でもこれは、トリニトロン管が、赤ぽい?
ダイアモンドトロン管が、青ぽい?の違いに匹敵ぐらいなので、
その違いが判り、気にする人以外は気にしなくていいレベルではないかと^^
黒は青ぽい印象?ですかね・・・
白よりかは、悪い印象ですね〜
まあ、1世代以上前のパネルより(L557が使っているパネル)よりは
確実に「白い」「黒い」です
彩度も考慮に入れての相対的なバランスは・・・(流し見る程度ですけど)
「ハイライト側」の方「シャドウ側」よりも優秀な印象ですね、
彩度0->70%、80%程度の階調差はCRTよりもありそう、
でもそれ以降
70%、80%->彩度100%の階調差は識別困難ですかね・・・
結果、中間が若干弱い?(50->45?)程度になってる印象はあります。
まあ、この辺は一概にモニタの性能だけとは言えませんね
(グラフィックカードの性能にも左右されますから)
1920*1200以外の解像度入力時のスムージング処理は、
縦横比を保たせた場合、縦基準で処理されます(選択不可能です)
ナナオのスムージングが少々「やわらかい」感じかな〜と感じる私から見た場合、
硬い印象を受けますね
印象的には三菱の普及機と同等かな〜程度
まあ、これはナナオが内部処理10Bitなり14Bitで処理している分
優秀なのは「あたりまえ」
これの性能を求めるなら、内部処理10Bitや14Bit機種を選びましょう〜〜
これを謳っていない製品はほぼ同等な表現になるはずです^^
だから今回、 縦1200の液晶を選んでる訳ですし^^
・・・最近の美少女ゲームはほぼ、800*600なんですね〜これが^^
3Dゲームだと、モニタのスムージングを感じるほどドットにこだわらなくていいですけど、
芸術的な2Dはこの辺無視できませんから^^
一般的なソフトはウインドウモードで処理するから関係ない。
また、このモニタでTV入力をすることもない(はず)
あ、そうそう、このモニタの入力が、
- D-SUB(いままで普通に普通に使われているアナログPC入力)
- DVI-D(デジタル専用PC入力)
- S-VIDEO
- COMPOSITE
- COMPONENT
豊富なのかな?って程度あります
とは言っても、現在、日本ではあまり一般的ではないですね・・・
COMPONENTはいらないので、D1−D4端子として採用してほしかったですね〜
HDMIってのもありか^^
しか〜〜〜〜し、重大な欠点を発見!!!(まあ使う人のみですが・・・)
PIP,PBPの機能の組み合わせに制限がある!
簡単に言ってしまえば、PC入力同士でPIP、PBPが使用できない。
(D-SUBとDVI-Dでは不可能ってこと)PC入力以外同士のPIP、PBPも使用できない。
(SとCOMPOSITE同士も不可能)よって、PIP、PBPが使えるのは、PC入力とビデオ入力(S-VIDEOなど)
と言う、ふざけた制限があります!!この2405FPWは「PCモニター」です!!TVを見るモニタじゃないはずです!!
だから、PIP,PBPはPC同士で使えてこそ優位性がでる!!はっきり言って、使えません。(まあ、私は使わないからいいけど〜)
少々長々となりましたが、結論的に・・・
私の客観的な意見を言えば、写りでは
T966よりも下、
でもL557よりも上
って評価ですか?
超おすすめ〜とは言いませんけど、サムシングの安い機種やBenQ、iiyama,
IODATAの20インチクラスを買おうかな?なんて考えている人には、考慮に入れてもいい機種だと思います^^
私のようにL887やL997、三菱の内部10ビットや14ビット機種などと比較する物じゃない。
あれらの「違い」が判り「必要」ならそっちを選ぶべきです。あれらはとは「目的・用途」が違いすぎます〜
でも、私の客観的意見になりますが、
2−3年前のCRTモニタ、2世代以上前の液晶よか、良いものかと^^
まあ、製品のランクにもよりけりですが、液晶の基本性能向上はCPU以上かも〜
点数を付けるなら、
85点ぐらい
ちなみにT966は90点、L557は80点と見る時・・・これは場合によりかわるので
一概に言えないんですけどね〜
あ、そうそう、写り込み対策は、ちゃんとしているので、 変な保護フィルタは必要ないです
・・・そもそも「保護目的以外」であんな物を付けた方が「綺麗に見える」液晶はだめだめです・・・
で、CGは書けるか?と言われると、私は微妙〜かな〜って言いたいですね^^
L557程度では無理と思いましたが、この液晶では、
私のCGのように、「基本的に明るい作品」では可能かも?って感じです
印象的には、ハイライト側(明るい側)の表現はCRTよりも良いですから
>>これは、CRTでハイライト側を表現すとき、どうしても、「輪郭がぼやけてしまう」のに対して
>>液晶にはそれが無いって言う要因が大きいかも
でも、「暗め」と言うか、油絵風などの作品には向かない気がします。
この液晶で描いた作品をCRTに持っていくと、輪郭と言うのかな?が、強調されてしまうかも・・・
また、同理由で、職人的(超人的?)にアンチエリアスを施せる人にも
難がありそうな予感・・・
まあ、
「私程度のCGなら可能じゃないかな?」
(現段階では試してないから疑問なのです)私のCGをこの液晶で見る限り、違いがわからん^^
小さい解像度で作業するなら、広く使える分、PotoShop使い易いから、いいかも^^です
また、Windowsなら、右下の時計の文字が〜〜〜ってモニタを使っている人ならお勧め^^
液晶は滲みません(きちんと入力を与えてあげたらって条件がいりますが)
さて、私がモニタ評価の為に作った簡単なチャートです
(さてさて、貴方の環境でこのチャートの違いが判ります?)
psdデータを欲しい方はこちら psdデータを欲しい方はこちら これはPotoShop7で作成しております。
左側の白い方は
上下に6段(一番上はRGB255の白含む)
で、横は同じ上下差で、
グレー・赤系・グレー・緑系・グレー・青系・グレー
と並んでいます右側の黒いのは、右側の色調を色調を反転させたもので
上下に6段(一番上はRGB000)
横は白いのと同じ並びこのチャートCRTモニタ(T966)上で
私が「目を凝らさず」気楽にぼ〜〜と見て違いが割る程度を基準で作成した簡単な物です
(横の境目ではなく縦基準)さてさて、このチャートJpeg保存、Htmlに貼り付けてIEで見る限り・・・
この差、2405FPWでは…
ハイライト側(白い方)が問題なく識別出来るが、
シャドウ側(黒い方)の識別ができません・・・辛うじて、3段階ぐらいの識別しか無理です
まあ、変な角度?上60度ぐらいから見ると識別が可能だったりしますが、それは普段使えないから、論外です!
あくまでも真正面から見て!!です
つぎ、
PSDデータ
単純にPotoShopにて、グラデーションを作っただけです。
ちょうど真ん中が各グラデ階調の半分(RGBで言う128)さて、このグラデーションバーは「滑らか」に表示されなければなりません。
(もし、バーの長さが「見た目でずれて」いたら問題なのですが・・・)で、これを2405FPWで見た場合…
変な段差は確認できませんでした。
うん、綺麗なもんです。CRTほど滑らかではないですけど、
確実にL557よりも上ぽいでもこのバーをぼ〜〜〜〜〜〜と見る限り・・・
グレーの場合、ハイライト側から95%辺りまでがんばるのですが、
それ以降は(真っ黒)に見えます。RとGはCRTとほぼ同等
しかし、Bが全体的に短いような・・(95%程度?)グレーバーの15−5%辺りがやや「青ぽく」見える?
・・・この簡単なチェックから判断するに、
このモニタはシャドウ側が少々弱いのかな?って感じですね〜