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海水浴場と言うことなので想像がつくとおりほとんど全面砂地、沖の石垣堤防をこえれば少しは違うのかと思ったがそれでも砂地であった。
しかも平均して2〜3メートルしかないので通常のウエイト量で潜った結果、かなり大変、いや〜まいった。
外部は普通の砂地ですが、内側はかなり泥がつもっていて透明度も良くて2メートル悪いと目の前が見えない、と言う状態が入れ替わり立ち替わり・・・ダイナンウミヘビ君は内外どちらにもいて、夜遊びがひどい(夜行性です。)ので、寝ている?ようです。
瞳孔がが細くなって線の様になっています。
何で、頭だけ出してるんでしょう?完全に潜ると息苦しいのかな?
<寝てる?ツバクロエイ>
石垣堤防の際で大物発見!
どちらに計るものかわかりませんが大きい幅で1.2メートルくらい、すぐに逃げそうなイメージがあるけど、今回は真横に寄っても逃げません。
大丈夫かな?と思いつつも、マクロしかもっていないので超接近して目を探しますが、「あれ?目がない?」水中で見る限り、濁りも手伝ってか、いっこうに何処が目だかわからない。
しょうがないので噴水孔の前あたりをあてずっぽうで写してみました。
写真をよく見ると噴水孔のすぐ前に、本当に小さく目らしきものが確認できます、しかもイカなんかの目の様に細くてちょっぴり逆U字型、そう、目を閉じて?こいつも寝ていた様です。
う〜ん、エイって昼も夜も活動しているようだけど、活動している以外は、無差別に寝ているんだろうか?
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ついに私もヤノダテハゼを見る機会に恵まれた。
今回客が自分一人だったため、他のサービスの利用する船に便乗させてもらうことになり、備前のアンカーから初めて潜行。
すぐ近くの砂地にヤノダテハゼがいると言うことなので、教えてもらった。
かなり人慣れしている個体で普通に寄っても引っ込むことは無いが、エビの方はかなりオドオドした感じで、接近中は出てこなかった。
ダテハゼよりも体高がやや低く細長い様な印象のハゼで、体側の縞模様が明るい色で尾鰭の模様も鮮やかなので見ればすぐにわかる。
ランドールズピストルシュリンプと共生しているが、ここの個体は少し小さめだった。
ハナハゼも同時に共生していたので、同時に撮ってみたいところだ。
<アカハタ&ミズガメカイメン>
今回はアオリイカの産卵場所に行ってみたが、お休みの様で、誰も来ていなかった。
もたもたしててもしょうがないので前回と同じ有名場所へ行き、データ撮りもかねてじっくり撮ってみると、アカハタ君がやって来て、自分の場所だと言わんばかりに小さい方のカイメンのお椀の中に入り込んで休憩をはじめる、と今までいたカゴカキダイの群は移動してもう一つのカイメンのまわりにあつまり「誰、あれ!」と遠くから世間話でもしながら眺めているようだった。
ワイドを持って入るとなんだか、ゆったりとした気分になれ、今までならアカハタとかカゴカキダイなんかは、ほとんど撮影しない魚なのだが、そういった魚の行動を見ているだけでも楽しい。意外な効果である。
そして、前回は失敗してかなりショックだったが、青い色のポジが並んでいるのを見るのは、「これぞ海。」って感じですがすがしいもので、やっぱりワイドもいいなあと、しみじみ思うのであった。
<セムシカサゴのペア>
「え、何処にいるのかって・・・。」まあ、大きい写真で探してみてよ。
アンカーに戻る途中にセムシカサゴを教えてもらい、見ると2匹同サイズの奴がかたまっている。
ペアの様で前の個体が少し移動すると後ろの奴も同じ様な距離感覚でついていっていた。
そして、見た感じ、サイズ的には食べれないと思うのだがナガサキスズメダイに興味があるようで、じりじりと近寄っていく、ナガサキスズメダイの方も気が付いていてモビングのような行動をとってはチョッカイをかけていた。
ナガサキスズメは、テリトリー、あるいは卵がなんかあったのかも知れないが、そのあたりの場所を離れる気は無いようで、しばらくそうしたせめぎ合いを続けていたが、やっとあきらめたのか、セムシカサゴがいやいやその場所を離れていった。
海の中でもなかなか微妙な物語が、続いているのだ。(う〜ん、もう少しいい文章かけないものか・・・。ごめん。)