ミラノ/アンブロジアーナ美術館

 実は、この美術館については予備知識もなく、ほとんど期待しないで入ったのでしたが、すばらしい作品を収蔵していたのには驚かされました。入ってすぐの部屋にはゴシックからルネッサンスの佳作があり、レオナルド(?追随者の作品かも知れません)の「音楽家」もここにあります。圧巻は、ラファエロの「アテネの学堂」のための実物大カルトンです。これを見ただけでも、来た甲斐があったというものです。また、カラバッジオのあの有名な静物画はここにあったのです。その他、マニエリスムの佳作も多く、私には興味深いものでした。


ヨーロッパの美術館の頁に戻る