アビニョンを訪れたのは、2000年の12月30日でした。21世紀への年越しは、ここで過ごすことにし、新年を祝う特別料理を食べました。
さて、この美術館は、この地方の画家の作品を主に収集しているのでしょうか。私の知っている画家の作品はあまりありませんでした。唯一ダヴィッドの未完成作品(しかし、彼の技法の分かる貴重のものです)に興味を引かれました。これを見ると、彼が、ローシェンナーのような単色による下書き(グリザイユ)をしてから色をのせていたことが分かります。
この美術館にある作品は、暗い作品が多いのですが、それは画家の技法の問題、保存の問題、あるいは両方によるものかも知れません。
|