インターネットとは何ぞや?
みなさんにももう身近になったインターネット。でも、このインターネットの始まりってご存知でしょうか?
僕がこれに精通し始めたのは94年頃。まだ、Windowsが普及し始めて間も無い頃ですね。
僕が始めた頃はまだDOSの方が主流でFTPに入ってアドレスを呼び出す。HTMLはほとんど普及していない時。IEやNETSCAPEなどのブラウザがこれからWindowsで普及し始めるっていう時代でした。
もちろんMacではもうブラウザが普及していて、Eメール環境なんかも有って、インターネット自体は既に普及してたんですけど…。Mac狂なんて呼ばれる人が結構いました(笑)。
何故、Macか?
アメリカの開発者が好んで使用していたのがMacだったので、そちらの方から普及し始めたという説もあります。
もともと軍事用の通信網として開発されたものなのですが、「この技術を軍事用のみで利用するのはもったいない」ということで学者たちがやりとりするのに利用し始めたのが民間に普及する始まりとなったのはご存知の方もいると思います。
この「学者間でのやりとり」で僕はインターネットを体験することとあいなった訳です。
Eメールだけなんですけどね(笑)。
今のように日本語は送れなくて(海外には)、英語のみの通信でしたので、英文づらづらって感じで…。
たしかEUDORAっていうソフトでしたかね。(余談ですけど…)
英語を訳すると「相互間の網、国際網」。なんて合っているか分りませんが、その言葉の通り、網目のように世界中にコンピュータ通信網を張り巡らせて、何時何処でも情報が取り出せるというもの。それがインターネットと言えば良いでしょうか?
先に記述した通り、軍事目的で開発されたものですから、今使用している接続経路が遮断されても、他の接続を経由して、目的の情報を取れる、というのがインターネットの利点であることは周知の通りです。今までの通信網では全く考えられないことですよね。
遠隔地にあるコンピュータ同士を1対1で結ぶのではなく、複数で結べるネットワーク環境を作りあげているもの、それがインターネットの開発目的です。
通信網、OS、ブラウザ、HTML環境の開発が進んで、現在の「誰でもホームページが利用できる状況」になった訳ですが、いろいろ規制や法律などがなく、現在の混沌とした状況に至っているのは周知の通りです。
誰でもアクセスできる代わりに、情報が盗られるというリスクも負わなければならないのが、今の利用者の現況です。プロバイダが守れるのは限度があります。自己責任の範囲で最低限のモラル、マナーを守ってアクセスするようこころがけたいものです。