イントラネットとは?



 イントラネットっていう言葉は、もう耳にたこができるくらい(?)聞いているかもしれません。
 イントラネットとエクストラネット。
 意味合い的に考えると対義語になります。
 イントラは内部、エクストラは外部という意味に取れますが、ことインターネットの世界になると、 これらの言葉の意味合いがほぼ似ている意味を成していることが読み取れます。 (この件に関してはいろいろご意見あると思います。世間一般とちょっと見解が離れている部分があるかもしれませんので、「違うぞ」ってご意見があったら、ご一報下さい。)
 イントラネットは、インターネットのように広い接続網ではなく、一番小さいと思われるところで家庭の中、友人同士、または会社の中の決められた範囲内で構築された狭い情報網というように位置付けられると思います。
 僕の勉強不足でちょっと分りづらい説明になってしまうかもしれません。すみません。イントラネットという概念は、例えば、会社の広報の冊子とか、掲示板に掲示してあるお知らせみたいなものを、電子情報でやりとりしようというのが始まりです。
 キーワードは「情報の共有化」と「情報のスピード化」なんていうのが、うたい文句だったような・・・(^^|)
 様々な社内の情報を1箇所に置いておいて、いつでも誰でもすぐにその情報を取りに来れて、また、新しい情報を すぐに入れられるという利点がありますが、「社外以外の人に見られては困る」情報まで流さないように、オープンではなく、クローズされた輪の中だけのネットワークにする必要があります。そういうニーズによってできたのがイントラネットです。
 LAN(Local Area Network)という言葉はもうおなじみですね。これの考え方はインターネットが一般に普及する前からあったもので、現在は一昔より安く、はやくこのネットワークを構築できるようになりました。配線とパソコンがあれば構築できる世の中になって、それと同時に情報が古くなるのもはやくなり、「最先端って一体何処だろう?」って疑問に思ったことありません?(^^)
 そういえば、イントラネットの定義について、触れてませんでしたね(^^|)
 ここでは、本題のイントラネットの説明からちょっと脱線させてもらいます。この辺の定義はどこの用語辞典サイトにも詳しく載っていますので敢えて説明省きます。悪しからず。
 話は元に戻って、LANの拡大版でWAN(Wide Area Network)というのがあります。これがエクストラネットに近い発想ですが、ちょっと違います。WANというのはその名の通り、広範囲の地域のネットワーク接続網を言いますが、最近流行りのコラボレーションとかそんな感じで企業間を一つの輪で囲んでしまおう!っていうものです。
 でもイメージがつかみづらいです。「LANとどう違うんだ?」っていう質問を受けますが、基本的には「WAN」は「広域LAN」みたいな言葉に置き換えられて現在は企業ネットワークを利用した大きな戦力として位置付けられています。
 企業間を結ぶということで、インターネットと同様、セキュリティの問題が大きく、大きな会社はプロバイダにその辺を委託してやっている事が多いようです。
 社内LANからグループ広域LANへ移行している企業と、逆にインターネット環境を利用しない企業と今後は両極端に分かれますが、スピードが必要な世界ではインターネット無しでは生き残りが難しいと言われるくらいネットワークの重要性が大きくなってきているのは確かです。

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