続;龍馬暗殺の真犯人

龍馬を暗殺したのは、佐々木只三郎であるという説。

 見廻り組を統括していた京都守護職会津藩主「松平容保」のもとで、会津藩重役「手代木直右衛門(てしろき すぐえもん)」が、明治37年臨終間際、長女に「実は龍馬を暗殺したのは、実弟 佐々木只三郎である。それは上様からの命で公務であった。今まで公言しなかったのは、上様に迷惑がかかるからだ」と語った。という文献が最近出てきたという。

桂 早之助という説。

 平成11年11月15日 龍馬祭のため京都の霊山歴史館(りょうぜん)に行ったところ、資料の中に龍馬を斬ったという脇差し? と関係資料が展示してあった。その刀は、血がついたままで保管してあったのか錆びていて長さ42.1cm 反り0.8cm で、先端には刃こぼれがある。それは、桂 早之助の子孫から寄贈されたもので、桂家では代々龍馬を斬った刀として保管されていたという。慶応3年6月日付の上司佐々木只三郎宛の履歴書もある。 桂早之助は、幼少より武を好み「西岡是心流剣術」を学ぶ。将軍家茂の前で武技を上覧しているほどの腕前であった。桂が龍馬暗殺で、近江屋の二階に上っているのは間違いないようである。
 

   

    寺田屋庭の龍馬像 龍馬祭 (龍馬と慎太郎の写真)東山霊山 平成11年11月15日

第46回維新教養講座  

龍 馬 祭 講 演 会

       
木村幸比古氏  【平成11年11月15日 霊山歴史館講堂】  豊田満広氏

   ◇龍馬関係資料について

                      霊山歴史館学芸課長・・・・・・・・・・木村幸比古

   ◇慎太郎と薩長同盟について

                      中岡慎太郎館学芸員・・・・・・・・・・豊田 満広

以上の講演が多数の出席者のもと行われた。入場無料