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ニカワ接着と極薄塗装の時代
日時: 2014/06/16 02:30
名前: GT3RS

サウンド重視のギターを製作する場合は、最近は、特にニカワ接着と極薄塗装が当たり前の時代になってきたと思います。

最近のマーティンギターの上級モデル、
D-18,28,45 authenticシリーズやカスタムショップで製作されるオプションとして、製作にニカワ接着が使われています。 ギターを組み立てる接着にニカワを使うことで、音の伝達性がよくなることが分かってきました。 それで最近のマーティンは積極的にニカワを使用を再開しましたが、ネックのジョイント、指板、ブレーシング、ブリッジなどの接着、音に関わる部分は、当然のこととしても、authenticシリーズでは、大部分の接着にニカワ使う姿勢は、すばらしいと思います。 

また、塗装についても極薄の40%薄い塗装が上級モデルに使われ始めたようです。 最近のマーティンギターの上級モデルの製作レベルが格段に向上したことは、メリル、コリングスや個人ルシアーにとっても脅威となっていることだと思います。

これから、個人ルシアー、大メーカーを問わず、サウンド重視のギターを製作する場合は、ニカワ接着と極薄塗装が当たり前の時代になってくるように思います。 

マーテインのオーセンティツクシリーズなどのギターに触れると、ハイエンドギターの個人ギター製作家、コリングス、メリルなどの高級ギターメーカーでさえも、今後は、ギターのサウンドを明確にレベルアップさせないと生き残れ内時代になってくるように思います。 
メンテ

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Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.1 )
日時: 2014/06/16 13:24
名前: GT3RS

時間が経てば、ニカワは樹脂が硬くなるり、伝導性が良くなるとは言われています。タイトボンドはビニールで、それほど硬くならない。サウンドへの影響が気になるところです。
マーチンてカスタムオーダーでニカワが選べます。
3仕様あって、全部ニカワ、指定部分だけニカワ使用、ニカワを使う部分が選べるようです。
当然全部にすると製作に時間が掛かるから高価です。でもとにかくニカワは、音への影響は大きい気がします。マーチンのニカワ使ったモデルは、ルシアーも脅威に感じていると思います。
マーティンは、さすがに、すばらしいギターをオーダーできるようになりました。

メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.2 )
日時: 2014/06/25 12:04
名前: 35ファン

マーティンがレギュラーシリーズで、タイトボンドを使い出した時期は、いつ頃ですか?
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.4 )
日時: 2014/06/26 20:49
名前: ちあき

35ファンさん

タイトボンドを使いだしたのは1980年代との記述があります。

参考スレッド↓
http://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/patio/read.cgi?no=1250
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Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.5 )
日時: 2014/07/01 09:21
名前: 35ファン

ちあきさま。
情報をありがとうございました。勉強になりました。
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Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.6 )
日時: 2014/07/22 18:59
名前: GT3RS

コリングスギターのヴァーニッシュ塗装を大々的にオプション採用した背景は、標準のUV下地の塗装仕様では、年月が経過してもヴィンテージサウンドになりにくいということかもしれません。

コリングスではUV塗装とラッカー塗装を上手く組み合わせて使って、堅牢で薄く仕上げる事が可能なUV塗装をシーラー代わりに用い、その後に吹かれるラッカーが木目に染み込んで目痩せしないようにしてあるため、年月がたっても、ラッカー塗装のようにヴィンテージサウンドが生まれない塗装仕上げになっているように思います。 UV塗装のギターは、塗装が薄くでき、耐久性も高いが、年月が経過してもヴィンテージサウンドになりにくいということは、言えると思います。 

ヴァーニッシュの塗装オプション価格32万円でした。
http://www.taurus-jp.com/collings/price_options.html
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.7 )
日時: 2014/07/23 06:49
名前: 荒らしじゃないよ

某氏が書く思い込みか事実か区別がつかない書き込みより、きちんとしたコリングスの記事を読んだほうがよいでしょう。

コリングスでは通常、UV塗装をシーラーとして使用し、トップ・コートにラッカーを用いる。一般的にはビンテージ・ギターのように木地からトップ・コートまでオール・ラッカーを施されることも多いが、気候の変化によるべたつき、経年変化によるクラッキングなどの問題が起こることも少なくない。

 コリングスでは、伝統的なラッカー・サンディング・シーラーの工程をカットし、固く、より薄い塗装が可能なUVにサンディング・シーラーの役割をさせ、塗装膜をオール・ラッカーよりも薄くすることに成功している。UVによる楽器の長寿命化と、塗装膜を薄く保つことでサウンドの向上の両立を可能にしているのだ。さらに、カスタム・オプションとして“ヴァーニッシュ・フィニッシュ”を用意。これはサンディング・シーラーにシェラック(ラック虫の殻から作られる樹脂状の塗料)を、トップ・コートにはヴァーニッシュ(アルコール系二ス)を使用して、バフ以外の工程を一人の職人が担当し、約8週間の工程を経て行う特別な塗装だ。

 ビル・コリングスはヴァーニッシュについて「特定の周波数をカットせず、特定の周波数のオーバートーンをプラスする」、「出音は硬くなく、丸みのある温かくファットな音」、「5年位でしっかりと硬化し、サウンドもどんどん良くなる」と発言している。

http://www.digimart.net/spcl/collings/about.html
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.8 )
日時: 2014/07/23 22:11
名前: GT3RS

コリングスのUVシーラーのギターを何本も弾いていますが、感動するようなサウンドのギターに巡り合えていません。 また、薄くても、UV塗装のシーラーが劣化がほとんどしない場合、ヴィンテージサウンドになるのかは、疑問が残ります。 

ヴァーニッシュ塗装のコリングスのサウンドなら将来ヴィンテージサウンドになるように思っています。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.9 )
日時: 2014/07/25 20:49
名前: GT3RS

関係機関が動き出して、
D28のBBSより、
成りすまし犯がいなくなるまで、続けていくつもりです。 長くなりそうです。
モラルが欠落したなりすまし犯が、いなくなるまで続けるつもりでいます。


成りすまし行為、ハンドルネーム乗っ取り行為は、犯罪です。

文体の特定で、誰の仕業か特定できます。
また、PCの発信のIPアドレスから、発信PCも特定できます。

ハンドルネームの乗っ取り行為、なりすまし行為の投稿について、

投稿者の名前、ハンドルネームをかたり又は、乗っ取り、なりすまして、他人のハンドルネームを頻繁に使い投稿するものがいます。 かなり悪質だと思います。 スレ荒らし行為、名誉毀損行為も堂々と行う者がいます。

私のGT3RSのかなりの投稿数は、成りすまし、乗っ取りです。 明らかな悪意を持った犯罪行為であると思います。皆で特定して、通報もしていかないといけないかもしれません。

こちらのD-28のBBS上でのスレ荒らしは、以前より、気にはなっていました。

こちらのD-28のサイトでのスレ荒らしの行為が無くなるように。 疑われる書き込み者を通報行うことも必要に思います。 行為がなくなりますように、最後の警告です。 なりすまし、乗っ取り、スレ荒らし者は、即刻、なりすました投稿を消去してください。消去しない場合は、通報いたします。 


他のスレでも、なりすまし、ハンドルネーム乗っ取り、名誉既存罪など、
被害に会われた方は最寄の警察署まで。

警察庁サイバー犯罪対策
http://www.npa.go.jp/cyber/

全国警察サイバー犯罪相談窓口等一覧
http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm


染村様、いつもお世話になっております。

他人の名前をかたる、なりすましに、スレ荒らし、
悪質な投稿者が存在するようです。 残念なことです。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.10 )
日時: 2015/05/14 23:54
名前: そうですね

GT3RS 様

>サウンド重視のギターを製作する場合は、
>最近は、特にニカワ接着と極薄塗装が
>当たり前の時代になってきたと思います。

アコギはサウンド重視以外に何を重視したらよいのでしょうか?
サウンド重視でタイトボンドを使用しているルチア―は沢山います。
ニカワ接着が当たり前になる訳はありません。手間掛かるし臭いに耐えられないです。
何の為にタイトボンドやハイドグルーが発売されているのでしょうか?よくお考えください。
とにかくGT3RS様の出たとこ発言の多さには驚きます。

メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.11 )
日時: 2015/05/15 09:16
名前: 同意

同仕様のギターで、違いが
ニカワ接着とタイトボンド接着のみ
という2台を試聴したことあるけど

ニカワ接着・・・輪郭がぼやけた感じ
タイトボンド接着・・・輪郭がくっきりした感じ

それぞれの個体差もあるだろうが
こんな感じで、自分の好みはタイトボンド接着でした。

ニカワ接着って言うのも、
ヴィンテージ信者の信仰みたいな
ものじゃないのかな?
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.12 )
日時: 2015/05/15 09:39
名前: 同意2

同仕様のギターで、違いが
ニカワ接着とタイトボンド接着のみ
という2台を試聴したことあるけど

ニカワ接着・・・輪郭がくっきりした感じ
タイトボンド接着・・・輪郭がぼやけた感じ

それぞれの個体差もあるだろうが
こんな感じで、自分の好みはニカワ接着でした。

タイトボンド接着って言うのも、
ヴィンテージ不信者の信仰みたいな
ものじゃないのかな?

メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.13 )
日時: 2015/05/15 12:38
名前: そうですね

同意   様
同意2 様

それは何処のメーカーで何という機種でしょうか?
是非、教えて頂けないでしょうか?
その様なギターは空想の世界でないと簡単には
作れないと思いますが。

メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.14 )
日時: 2015/05/15 13:46
名前: P助

私は現在たまたまD28GEとD28オーセン1941を
所有しております。

GEは16年くらい経過してり、オーセンは新品です。
材質はトップは同じで、S&Bがブラジリアンと
マダガスカルの違いがあります。

ブレーシングは、どちらもスキャロップで
GEはフォアードシフト、オーセンはリアー
シフトです。

接着剤は、GEがタイトボンドでオーセンはニカワ
です。

塗装は、GEがノーマルでオーセンはノーマルより
40%薄いそうです。

その他ネックの太さ等いろいろと違いはありますが
割愛させていただきます。

この2台の比較で完全に私の個人的な感想を
述べさせていただきます。

音の傾向は同意2様とまったく同感です。
GEはスキャロップすので胴鳴り感があり
それでいて音に芯がありエッジもしっかり
立ってます。
オーセンよりも少し細目ですが、くっきり
したとてもとてもメリハリのある音がします。

オーセンは、より胴鳴り感が強く1弦から6弦まで
すべて太い音がします。タイトな金属感はなく
新品でもとても優しいゆったりした感じで
鳴ってくれます。

オーセンの持ち味はこの音の太さつまり胴鳴りの
強さにあるのではないかと思ってます。
胴鳴りが凄いので演奏者へのアピールは
とても強く感じます。軽く弾いても箱ががんがん
響きます。ただ、音はあまり前に飛び出す感じ
ではありません。
これは私見ですがニカワと薄い塗装の効果では
ないかと勝手に理解しております。

ただ、実際に現代の音楽に対してのマッチ度から
しますと断然GEではないかと思ってます。
こちらの方がいろいろなジャンルに使いやすい
音のような気がしてます。

以上、勝手なレポートでした。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.15 )
日時: 2015/05/15 15:53
名前: そうですよ

P助様
良いレポートですね。

誰かさんはクソ安いTaylorとYAMAHAしか持ってないようなので何のことか理解できるはずもないでしょう。
死ぬまで空想してればよろしい。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.16 )
日時: 2015/05/15 16:05
名前: Back-shifted

P助さん、興味あるレポートありがとうございます。

音が太い、タイト、クリア、金属的でない、懐かしい感じなどと、言葉での表現は難しいですが、いい音の感触は伝わってきました。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.17 )
日時: 2015/05/15 17:54
名前: 同意

そうですね様
私が比較試聴したのは
黒澤楽器のD−45カスタム新品(2011年頃)
2台の違いはニカワ接着とタイトボンド接着のみ
年式 TOP S&B ブレーシング ネック 等々すべてまったく同じ
黒澤楽器に行けば今でも試聴できると思いますよ。

P助様
それって、タイトボンドとニカワの違いというより
材料や仕様の違いからくる音の差だと思いますよ。
接着剤からくる音の違いって
あなたが言っているほど、そんなに大きく変わりませんでしたよ。
最後の味付け程度でしたよ。
しかし、GEとオーセンの特徴をうまく
言い表しているとは思います。

PS 文章をよく読んでみると
   GEについて
   「くっきりしたとてもとてもメリハリのある音」
   と、おっしゃっていますが
   これって、私が言っている
   タイトボンドは「輪郭がくっきりしている」
   と同じではないのでしょうか?
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.18 )
日時: 2015/05/15 18:14
名前: そうですね

同意 様

同意様が本物なのですね。御返信有難うございます。
黒澤のD−45は3種類が選べるのが謳い文句だとか、聞いたことがあります。
全部ニカワ・一部ニカワ・タイトボンドの3種類。

私は個人的に黒澤に懐疑的で本当に全部ニカワなのか?
ハイドグルーではないのか?と疑問なのです。
回答は得られていません。
どなたかその点に詳しい方はいらっしゃらないのでしょうか?
こと。専門的質問になると黙秘常連様が多いので困ります。

接着の際にクランプ圧を変えて接着すると音が変わるのをご存知ですか?
分かり易く言えば、フェンダー系のデタッチャブルネックのボルトの締め方を
目一杯強くすると線が細く、若干戻すと線が太い音に変化します。
アコギはボデイ材の接着圧に興味があります。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.19 )
日時: 2015/05/15 18:50
名前: そうですね

ニカワは初めは柔らかいが古くなれば材により浸透して硬くなるから音が良いのです!
と言う店員さんがいらっしゃいますが本当でしょうか?どうやって確かめられたのでしょうか?
タイトボンドと比較したらニカワの方が劣化がそれだけ早い様な気がしますが?
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.20 )
日時: 2015/05/15 19:24
名前: ダン

ニカワの美点は、修理時に発揮される「簡単に剥離できる」事が第一と思っています。
私の実験ではタイトボンドは暖めても剥離しませんでした。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.21 )
日時: 2015/05/15 22:11
名前: そうですね

ダン 様

私は店員の「これはニカワ接着だから」の言葉を信用して
中古で買ったアコギの裏板を自分で剥がした経験があります。
スポイドでお湯をサウンドホールから力木やライナー
に垂らして裏板に湿らしたタオルを当ててアイロンで
剥がしましたがなかなかうまくいきませんでした。
剥がしている時にニカワ独特の○○○の臭いが全然しないので
変だなあと思いつつもやっと剥がしてみたら、
接着材にはタイトボンドが使われてました。
店員にやられました。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.22 )
日時: 2015/05/16 07:17
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

>P助さん

このレポートはとても興味あります。
Back-Shiftedさんか言われるとおり、言葉にするのは難しいけど、私が000-18 GE とオーセンティックを比較したときに感じたことと少し共通点も感じます。(所有はGEのみです)
過去にも書きましたが、000-18比較では、やはり大きな違いを感じました。オーセンの高音弦の音の太さは素晴らしいと思いまた。低音弦の迫力もすごかった。逆に「こんなに迫力ある000-18をどんな音楽で使うのかな?」という疑問もありました。
その時はこの違いの要因として接着剤の違いということを意識していませんでした。GEとオーセンの重要な違いは、「オーセンは一本づつブレーシングの削りを調整している、GEは全部同じ削り方(雑誌記事のマーチン社の人のインタビューより)」ということかと思っていました。後はネックの太さ(分厚さ)も要因かなと思いました。

>ダンさん

ニカワは音とかよりレプリカの徹底度を上げるという観点で使われたのかなと思っていました。メリットは修理時の剥がしやすさにあるというダンさんのご意見には同意します。ギターリペアの方は当然タイトボンド接着を剥がす技術には長けていると思いますが、簡単にキレイにはがれるのはやはりニカワでしょうね。(自分でやった経験はないですが)


メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.23 )
日時: 2015/05/16 08:01
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

>同意さん

>黒澤楽器のD−45カスタム新品(2011年頃)
>2台の違いはニカワ接着とタイトボンド接着のみ
>年式 TOP S&B ブレーシング ネック 等々すべてまったく同じ

こういう「一要素だけちがう」ペアはなかなかなくて、面白い比較ですね!
私はD45、全く縁がないので、クロサワで「違いを聞かせてくれ」とはちょっと言いづらいですが…
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.24 )
日時: 2015/05/16 10:41
名前: P助

そうですよさん
Back-shiftedさん
同意さん
YAMAGUCHIさん

私の勝手なレポートに感想いただき誠に
ありがとうございました。

オーセンの箱鳴り感(太い音)つまり演奏者が
感じるダイレクト感は、ニカワと薄い塗装だけ
ではなくオーセンの作り込みの総合力によるもの
のようですね。ただ、GEよりもオーセン1941は
ネックが細く、ネックの太さが音の太さに直接は
影響しない感じがしてます。

これから経年変化によりどのように熟成されて
くるか楽しみです。

私的にはどちらかというと輪郭のはっきりした
音が好きなのです。スキャロップよりも
ノンスキャの攻撃的な音が好みでした。
ただ、寄る年波で攻撃的な音に疲れまして
のんびりギターを楽しみたいと考え、
演奏者が癒されるスキャロップ系ギターに
切り替えました。

ニカワが経年でだんだんと硬化して
よりダイレクト感が強まり芯がある音が
出るようになれば嬉しいです。

ワクワクしながらいろいろ弦やピックの硬さを
変えたりしながら経年変化を楽しんでいきたい
です!!

ただ、オーセンの太い音がどのようなジャンルに
マッチするのか今はまだ良く分かりません。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.25 )
日時: 2015/05/16 13:34
名前: そうですね

GT3RS様の御発言レス( No.1 )

>時間が経てば、ニカワは樹脂が硬くなるり、伝導性が良くなるとは言われています。
>タイトボンドはビニールで、それほど硬くならない。サウンドへの影響が気になるところです。。。
>マーチンのニカワ使ったモデルは、ルシアーも脅威に感じていると思います。
>マーティンは、さすがに、すばらしいギターをオーダーできるようになりました。


全て御本人談では無く黒澤マーチンサイトからの
全パクリですからご注意ください。
私はGT3RS様が黒澤の営業マンである確率が
非常に高いと確信します。

一般の方では到底不可能な高額ギターの所有数、
見る事自体も稀な戦前ギターの事細かな情報等、
今までのGT3RS様の謎が解明されました。

それであれば店内のギターを片っ端から弾く事が
可能ですし、それをさも購入したかの如く皆様に
吹聴して拡販につなげる事も可能でしょう。
図星でしょう。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.26 )
日時: 2015/05/16 14:21
名前: そうですよ

世の中にはあなたが想像もできないくらい裕福な生活してる人がたくさんいる。
自分の貧しい生活環境と価値観から一方的に思い込んで発言することの恥ずかしさを知りなさい。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.27 )
日時: 2015/05/18 09:55
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

> P助さん


>GEよりもオーセン1941は
>ネックが細く、ネックの太さが音の太さに直接は
影響しない感じがしてます。

なるほど!音とネックの太さの関係も、簡単には言えないようですね。そういえば、うちのギブソンL=5も音太いけど、ネックは極細のナローネック。
30年代のモデルをベースにした000-18オーセンはネックが幅はGEと同じで、やや分厚い(ハイポジでカポがはまらないかも)という印象でした。1941モデルは厚さはいかがでしょう?
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.28 )
日時: 2015/05/18 12:36
名前: P助

YAMAGUCHIさまへ

1941モデルのネックの厚みは、GEと比べると
心もとないくらい細く薄く頼りなく感じます。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.29 )
日時: 2015/05/18 12:38
名前: ダン

そうですねさん、YAMAGUCHIさん。

私も同一機種で両方つかった楽器を弾いたことがないのであくまで私感ですが。
ニカワ(今ではホームセンターで簡単に入手可能になりましたね。)は接着に至るまでにも、戻しから濃度、温度等々、
経験と手間が必要なので、とてもコストのかかる接着です。
ゆえに分解修理をしても対価の合うクラスでないと使用する価値が無い。
対して、タイトボンド(これも今では東急ハンズには必ず置いてあり重宝します。)は非常に取り扱いが簡単で、木工ボンドよりも振動に強くコストも安いですが、はがしが困難。
そして、接着後の硬度は、わかりにくい表現ですが・・・。
ニカワはパリパリで、タイトボンドはカチカチといった印象で、双方振動を大きく吸収するという程ではないと思えます。
ちなみにどちらも軽く爪で押したぐらいでは食い込まない程度の硬度です。

YAMAGUCHIさん、自分は、はからずもニカワをはがしてしまった経験がありますが、実にきれいに剥がれちゃいました。(^^;
真夏の炎天下には気をつけましょう。

メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.30 )
日時: 2015/05/18 12:49
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

>P助さん

情報ありがとうございます。
オーセンティックシリーズは元になるモデルを採寸してると思うので、本サイトの仕様変更の項を読むと、この時にネックの厚さも変更したのかも知れませんねd。

>1939
>中頃、ナット部分のフィンガーボードの幅を1 11/16インチ、
>12フレット部分の幅を2 5/16インチと細くする。
>これに伴い、サドル部分の弦の幅を2 1/8インチとする。

>シリアル72740より変更。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.31 )
日時: 2015/05/18 12:51
名前: 同意

>GEよりもオーセン1941は
>ネックが細く、ネックの太さが音の太さに直接は
>影響しない感じがしてます。

オーセンのほうがネックが細いのに
音が太いからと言って、ネックの太さは影響しない
という考えは、ちょっと違うと思います。

ネック以外の条件がまったく同じであれば
やっぱり、ネックの太さは
音の太さに影響すると思います。

ここで言っているGEとオーセンは
材料から構造からして、まったく違いますよね!!
同じなのは、TOP材だけでしょ??
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.32 )
日時: 2015/05/18 13:19
名前: P助

同意さまへ

>ネック以外の条件がまったく同じであれば
やっぱり、ネックの太さは
音の太さに影響すると思います。

たぶんその通りかもしれませんね。

>ここで言っているGEとオーセンは
材料から構造からして、まったく違いますよね!!
同じなのは、TOP材だけでしょ??

オーセンのS&BはマダガスカルでGEとは違いますが
マダガスカルはブラジリアンに近いということが
謳い文句なので、単純にここは近似値ということで
比較してしまいました。ちょっと比較対象には
大雑把すぎて不向きなのかもしれませんね。

ただ、オーセンは音の出方が本当に極太に感じます。
これは、たまたま私の選んだ個体の特異性なの
でしょうか?

ネックは細いので、私は勝手にこれはニカワ接着と
薄い塗装が太い音に関係している一因ではと、
勝手に推論しただけです。すみません。

私の推論からどんどん否定的な意見や肯定的な
意見が出て荒らされるのではなく、良い意味で
白熱していくと嬉しいです!!

オーセンの音の太さの秘密は何なのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら。推論でも
結構ですので発言をお願いします。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.33 )
日時: 2015/05/18 14:08
名前: 同意

材料の良さと塗装の薄さのような気がします。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.34 )
日時: 2015/05/18 18:18
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

P助さん

>オーセンの音の太さの秘密は何なのでしょうか?

なんとも興味ありますね。私の仮説は「作り込み」(一本ずつヴォイシングしてる)ですが、本当のところはわかりません。

同意さん

>材料の良さと塗装の薄さのような気がします。

これも音に関連するファクターですが、材料についていえば、D-28GE(ハカランダ)のころは、これがほぼトップ機種でしょうから、かなりいい材が使われていたと思います。薄い塗装は意外と大きいかな?それもはっきりとは言い切れないけど。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.35 )
日時: 2015/05/18 18:50
名前: P助

オーセンの音の太さ(箱鳴り感)の要因は、
同意さんのご意見もYAMAGUCHIさんのご意見も
含まれる感じがしますが、ニカワも寄与している
感じがしてしかたありません。

現代のギターはメリルなど戦前のマーティンの
再現を目指しているもしくは越えようとしている
メーカーまたはルシアー以外、このような太い音の
ギターを目指しているとは思えません。

太い音は現代の音楽にはあまり必要とはされない
のではないのでしょうか。そこでギターもニーズに
合わせてニカワをタイトボンドに作り込みも
箱鳴りと弦鳴りのバランスを取って行く方向へ
発展して行ったのではないでしょうか。
そのような変化においてニカワの手間暇は
嫌われていったのではないかと想像します。

オーセンは原点回帰ではありますが、やはり
主流にはなりにくいジャンルのギターのように
思えます。
オーセンは演奏者が特に楽しい楽器であって、
ステージや録音では使いづらい鳴り方のように
感じます。

でもオーセンはとても温もりのある癒される
音で手作りの良さはすごく感じます。
その部分にマーティンという大きなメーカーが
ルシアーしかやっていなかった世界に手を付けた
ことが、ある意味すごいことだと思います。
マーティンの世界制覇計画の戦略なのでしょうか。
ただ、この世界に手を付けることがマーティンに
とって正しい選択かどうかはもう少し時間が
必要かもしれません。ルシアーに任せておいた方が
正解だったかもしれません。


メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.36 )
日時: 2015/05/19 11:13
名前: YAMAGUCHI
参照: http://jazz-musician.jp/yamaguchi

ニカワは最近のギブソンのヒスコレとかでも取り入れており、やはり音に影響するかもしれません。
オーセンは確かに工房系のギターに対抗してる感じですね。メリルの人もオーセンに関しては「マーチンも頑張ってる」と評価してたと思います。
大メーカーがこういうの出す意義とか、いい職人さんを抱えている意義は、難しいところだけど、それなりにはあるかも知れませんね。歴史あるメーカーだからできる企画でもあります。
仕事の道具に徹するテイラーやコリングスだったらやらないだろうなと思います。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.37 )
日時: 2015/05/22 12:26
名前: Back-shifted

ニカワ... ちょっと興味を持って調べてみましたが、化学合成接着剤が一般的になるまでは、普通につかわれていたんですね。

ニカワ接着に熟練するのに経験を積む必要があるが、熟練者の手によると、部材がより一体化することよい音をつくりだせるのだと思います。

ニカワ接着だと経年により硬度を増すということも、経年変化による音質の向上という長年の論議にも関連しているのでしょう。

なによりも、ニカワ接着をはじめとするさまざまな技術を駆使して、職人がどのような音を目指すのか、という目標をどこにおいているのか。

ヴィンテージでは生産台数が限られていて、長い間シーズニングされたよい木材も入手できたことから、職人はおのずと高い音質を目指していた。

現行大量生産品だと、必要以上に高い目標を立てることは、必ずしも収益に寄与しないので難しいということだとなのでしょう。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.38 )
日時: 2015/05/22 20:40
名前: ややこしそうですね!

PC修理からパワーアップして戻ってきました。
不在の間はたいしたレスは上がってない様ですね。
本日より そうですね → ややこしそうですね!
にパワーアップ改名しましたので宜しくお願い致します。

>オーセンの音の太さの秘密は何なのでしょうか?
そんなのは簡単ですよ!
理由の全てではないが、ブリッジ裏プレートの先が
Xブレーシングの中まで通り接着されているので、
ブリッジ振動をブレーシングにダイレクトに伝え、
特に低域のロスが少ないから音が太いの。分かる?
中の構造が違うの!みんな節穴ばっかりだね。

12フレットジョイントで同じ工法ならクラシック
ギター以上の胴鳴り感を味わえるはずだよ。
なにしろ鉄弦だからね。

ややこしそうですね!はホント詳しいのよ。
誰も褒めてくれないから自画自賛しちゃおっかな。
悔しかったらそれ位の鋭い切り込みを見せてよ
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.40 )
日時: 2015/05/23 01:23
名前: ややこしそうですね!

>ヴィンテージでは生産台数が限られていて、
>長い間シーズニングされたよい木材も入手
>できたことから、職人はおのずと高い音質
>を目指していた。
優等生の発言で面白くないね。
私、い、ま、ま、で、に、すかすかの音のビンテージギター何本も知ってるよ。
全部が全部ビンテージは高級で良い材を使っていた訳じゃないんだからサ。
GT3RSさんご推薦のGibsonのL-1、L-O、L-OOなんて、作りは酷いし、材も適当だよ。
たまたま渋い音がするのは有るだろうけど、渋すぎて
使えない。まだマーチンがマシだけどね。
メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.41 )
日時: 2015/05/23 14:03
名前: ややこしそうですね!

実際にギターを手に取ってみてもニカワとタイトボンドの
区別がつかない知識だけの頭でっかちは結構多い。
いい事を教えてあげるよ。両者の乾燥後の見た目の違いだよ。
サウンドホール内部の力木やブレーシングを
眼をかっぽじて見れば分かるよ。
ただし、綺麗に拭きとられていたら判別は難しいけどね。

ニカワ:
乾燥時間が掛かるので乾燥後の表面は比較的なだらか。

タイトボンド:
乾燥時間が短く乾燥後は小さなブツブツのダマになる。
流れ出たタイトボンドの表面のみが早く固まるから
こういう現象が起きる。

これが分かっていれば楽器屋で偉ぶれるかもね。
こういう知識がGT3RSさんには無いんだよね。

どうしたの皆さん?私がオーセンの音の秘密を
ズバッと斬ったら皆さん無言で終結ですか!?
膨らんだ話題を潰してしまいましたかね?



メンテ
Re: ニカワ接着と極薄塗装の時代 ( No.44 )
日時: 2015/05/25 13:46
名前: ややっこしいですね!

GT3RS様風に言うとGibsonのL-1、L-O、L-OOは
最高にいかしたビンテージトーンが出る(らしい)

これはね、ネックジョイントに秘密があって、
実におおざっぱ、いい加減なジョイント加工
をしてるからなんだよ。
ネックとボデイのジョイントはゆるゆるで隙間
だらけ、それが余計にエア感(コシのない音)
出してるんだよね。まあ〜当時は完全手加工
だから1本1本にバラつきがあるのは仕方ない。

そんなところで宜しいでしょうか、GT3RS様?
メンテ

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