Re: D-45 or D-45V ( No.2 ) |
- 日時: 2010/10/03 21:32
- 名前: みやともり <miyata@sco.bbiq.jp>
- 1980年代のD-45、1990年代のD-45、2002年のD-45Vを所持していましたが、今は、45系は、D-45Vだけになりました。それぞれ特色はありましたが、このみの問題かもしれませんが、わたしは、D-45Vをおすすめします。ただし、音を聴いてからにした方がいいです。同じ中古の価格帯なら、D−28マーキス、D-18オーセンティック等も視野に入ってきます。これらも相当いい音のようです。
わたしが、若い頃あこがれていたD−45と現行のものとでは、少し違うような気がします。45の音はこんなものだ・・・という幻想だったかもしれません。 過去のログもご参考に・・・。
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Re: D-45 or D-45V ( No.11 ) |
- 日時: 2010/10/04 18:22
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- ↑横から失礼
質問者の2択に関して、自分が気に入った(残した)のがD-45Vだったというだけじゃないのかなあ? (他に何かあるなら失礼>みやともりさん) 両方所有してVを残したという経験談は十分な情報量だと思います。
ついでに45V買う予算あるなら、いろいろ視野に入るというのもごく普通の書き込みだと思うけど。
逆にキックマンさんはマーキスを薦めるにあたって、 そういう「個人的感想」以上の特別な根拠あるんでしょうか?
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Re: D-45 or D-45V ( No.13 ) |
- 日時: 2010/10/04 21:33
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- よくわかりました。やはり「個人的感想」ですよね。
それもモトデがかなりかかっている
で、私はこの「個人的感想」がこういう掲示板では情報価値が高いと思うのです。独断&偏見を含むかもしれないけど、利害がからまない忌憚のないところが聞けるから。
というわけで、私から見るとみやともりさんやキックマンさんがモトデをかけないと得られない経験値を紹介していただけるのは有難いことではないかと思うのですよ。
いくら相対的に安くなったとはいえ、D45を複数台持つというのは色々な面で大変なことですから。
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Re: D-45 or D-45V ( No.15 ) |
- 日時: 2010/10/05 00:09
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- >「個人的感想以上の特別な根拠」の意味は何です???
それ以外に特別なものは本質的にはないと思うわけ。 あるとしたらおっしゃるような商売上のこととか、歴史的な評価とか、そんなことかなあ。 だけど、それも結局個人的感想の集積かなと考えてます。
だから横槍から入っていいたかったのは、 「個人の経験による感想」という(私から見ると十分な)根拠を示してるみやともりさんにさらに根拠をもとめたココロは何?というところなんですが。
(もちろんそれは私個人の考えで、「それ以上」がなにかあると考える人もいるとは思いますよ。)
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Re: D-45 or D-45V ( No.17 ) |
- 日時: 2010/10/05 09:34
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- >自分の経験語る以外に他になに語るんだ〜???
私もそう思います。自分が書いてることももちろんそれだし、キックマンさんもみやともりさんもそう。 それでいいじゃないですか。
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Re: D-45 or D-45V ( No.20 ) |
- 日時: 2010/10/05 21:29
- 名前: みやともり <miyata@sco.bbiq.jp>
- >自分の経験語る以外に他になに語るんだ〜???
私もそう思います。自分が書いてることももちろんそれだし、キックマンさんもみやともりさんもそう。 それでいいじゃないですか。
わたしもそう思います。詳しく書くと自分が所有したD-45とD−45Vでは、D−45Vの方がよかったのでおすすめします・・・という個人的感想以外のなにものでもありません。弾いた感じを書いたのであって根拠は、特にありません。ですから、実際にいろいろ弾いてみて判断したほうがいいですよと言いたかった訳です。スレ主さんは、「みなさんどう思います・・・」と書かれているので、自分の感想を書いたまでです。 あまり、つっこまれるとレスしにくくなりますね。
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Re: D-45 or D-45V ( No.25 ) |
- 日時: 2010/10/06 12:35
- 名前: 66!!
- D-45は弾いたことなくて(ちょっとあの外見のインレイきらきらが苦手なんですよね)
今のメインの66年D-28は音がきらきらしているところが気に入っています。で、これって鈴鳴りD-45の音と似通っているんだろか? とふと思いました。
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Re: D-45 or D-45V ( No.26 ) |
- 日時: 2010/10/06 15:30
- 名前: 糖質0
- 皆さんコメントありがとうございます。いろいろと試奏した結果D-45Vが一番よかったので購入しました。スタンダード45はいまいちよく鳴っていなかったことと、ハカランダ45は値段が高すぎる事と、音質がギラギラし過ぎていたことが正直な感想です。近年のマーティンはスタンダード、GE、オーセン、ヴィンテージ、マーキス等一つのモデルでもいろんな選択肢があり、これが厄介なものだと認識しています。こんなに選択肢があるとユーザーはどれを買ったらよいか迷ってしまいますし、逆に之だけの選択肢があるからいろいろと比べられるという楽しさもあると思いますが・・・
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Re: D-45 or D-45V ( No.28 ) |
- 日時: 2010/10/07 10:38
- 名前: 素人
- 私は、値段からしてVとマーキスって全然ちがう楽器だと思いました。
貧乏くさい話ですいません
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Re: D-45 or D-45V ( No.34 ) |
- 日時: 2010/10/07 21:16
- 名前: 66!
- 実際マーティンのモデルがあまりに多いんで、混乱してきますね。
45、45v、マーキス間のサウンドの違いは、28、35、45とかの スタイル間の違いに比べてより大きいのか?
まさにギター道の迷宮ですね〜。 楽しみをありがとう、と マーティン社に感謝すべきなんでしょうか?
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Re: D-45 or D-45V ( No.36 ) |
- 日時: 2010/10/09 09:41
- 名前: 糖質0
- D-45Vのゴトー製のオープンバックはノブを回すとジャリッとした感じがして今ひとつですね。所有しているOOO-45に付いているウェバリーは気持ちよくチューニングができます。やっぱりオープンバックはウェバリーがいいみたいですね。ゴトー製からウェバリーにコンバージョンできるのでしょうか???
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Re: D-45 or D-45V ( No.37 ) |
- 日時: 2010/10/09 11:22
- 名前: ボヤッキー
- だってVについているやつは廉価版だもの、ゴトーが悪いんじゃなくてあのペグが悪い。
ゴトーの上位機種なら安いし問題は無いと思うよ、ウェバリーの半額以下だしね。 こういう場ではひとくくりにゴトー製は悪いとは書かない方がいい。 勘違いをしてしまう人は少なからずいる。 因みにウェバリーへのコンバートも問題なし、この件はいくつも書き込みされてるから捜してみたら? 自分で判断が出来ないなら、楽器屋にお願いした方がいいだろう、ブッシュが抜けずにツキ板の塗装はがしたって言うことも有るしね、最悪ツキ板剥がれるやつもいるし。
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Re: D-45 or D-45V ( No.38 ) |
- 日時: 2010/10/09 19:29
- 名前: 糖質0
- ボヤッキー様。レスありがとうございます。なるほど、ゴトー製の廉価版なのですね。世界のゴトーといわれているくらいですから決してゴトーが悪いとは思っておりません。あしからず。
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Re: D-45 or D-45V ( No.39 ) |
- 日時: 2010/10/09 21:45
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- ゴトーのオープンバックSE770(SE780から訂正)というのを使ってますが、まあまあというところです。感触はウェバリーの方がいいと思います。
ただし値段は1/3。やはり廉価版ということでしょうか。それでもVシリーズについてくるOEMの奴よりはよいという楽器屋の説明でしたが。
SE500番台というのがよさげですが、こちらはすこし高い。 と言ってもウェバリーよりはずいぶん安いし、オプションをいろいろ選べるのはよいですね。
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Re: D-45 or D-45V ( No.40 ) |
- 日時: 2010/10/09 22:06
- 名前: ボヤッキー
- YAMAGUCHI様
「個人的には」と言う事を伝えた方が良いと思いますよ! 感触はは人それぞれ、ダイレクト感が好きな人はゴトーだし、一瞬遅れてくるようなうにゅっと言う感覚が好きな人はウェイバリーだし、個人的によいのであって必ずと言う事ではないのだからそれがよいと言い切るのはやめておいた方がよいのではありませんか?
それが駄目ならなぜ初期のオーセンティックに採用されていたのか?
日本では値段が1/3ですが本国の価格(定価)だけで見ると780シリーズとべらぼうな大差はありません、510シリーズだととんとんです。 日本国内の流通価格が経費が載って高いと言うだけで、それだけで廉価版というのはどうなのでしょう。
ウェイバリーが好きならそれで良いですが、比較基準が明確ではないと思いますよ。
ちなみに510シリーズはベースプレートの素材や加工精度もが違うので値段だけではなく音も違うし、それを考えても値段だけで判断しない方が良いと思いますが。
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Re: D-45 or D-45V ( No.41 ) |
- 日時: 2010/10/09 22:23
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- ↑
おっしゃるとおり我が家の1個体に関する個人的な感想です。すみません型番は780ではなく770でした。 いまいちスムースでないと感じました。 あと一個だけ(6弦)ですが、ごりごりしててちょっと片減りしてます。 チューニング機能的にはOKですけど。
正直、やや期待はずれでしたよ。 510シリーズよりは安いけど、そこそこの価格でしたし...
ウェーバリーはかなりの個数触りましたが感触はどれもいいと思いました(感触ですの仰るとおりあくまで好みです) ただしガタがくることがあるという話が過去ログにありましたが...
(追伸)
>音も違うし
これわかりますか? うちのゴトーはグローバー102からの入れ替えで質量からして全然違うので結構音変わるかなと思ったらあまり変化がわかりませんでした。 過去ログでBefore/After音源アップしたけど、わずかに違うという人と、違いわからんという人といました。
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Re: D-45 or D-45V ( No.42 ) |
- 日時: 2010/10/10 07:34
- 名前: たかぎ
- D−45ってスタンダードが45です。。(*^_^*;)
しかもグローバーのペグがついてて、 ヘビーゲージを張っても耐えれるくらいにごっついやつで、 「弦高下げすぎじゃないか?音がびびってるじゃないか?」と思ふ位ビヨンビヨンべろんべろん♪の音がして、 最近のが、仮にGEやらVやらマーキスやらよか質がわるいと感じしても、 そりは単にト○タ的な多品種ビジネス戦略にまどわされてるだけで、実際はそんなに落ちてなくて、 それどころかよくなってるのではないか?とゆー気さえしますが、 実際のところはVもマーキスも弾いたことないのでわかりましぇんが、 GEを弾いたことある感じでは 「和音を弾くとすっごく感じええけど、単音のばやいはちょっと線が細いかにゃ?」って気がしてます。 にゃんとなくですが、、ごっつい音がする45を弾きこんでさわやかに広がる音にする楽しみを持ちたい感じしてます。。
おもいきってGEを46、Vを47、マーキスを48 に改名すればどーかしら?・・・ きっとビジネス的には、ぱっとしないでしょーね?・・;
と、70年代に青春を過ごしたこのじじーは思ふわけです。。。
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Re: D-45 or D-45V ( No.43 ) |
- 日時: 2010/10/10 10:36
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- たかぎさんが、ずっと前から「GEシリーズなどは音が細い感じがする」というのは前からすごく興味もってました。
フラットピックでの単音はやはり(うさたんさんが前から仰ってるように)ノンスキャロップの方が向くのか?要素はいろいろあるからブレーシングだけに注目するのはナンセンスかもしれませんが。
>そりは単にト○タ的な多品種ビジネス戦略にまどわされてるだけで
まさにその戦略だと思うのですが... やはりまどわわれてしまいます。 値段の差というのもどうしても無視できないし...
自分がよく弾いた小型18シリーズだと60−70年代の個体はうちのGEと比べると「和音の響きは魅力的だけどちょっと線が細い」という感じがするのです。ちょっと逆の現象ですね。 太さでいうと オーセン>GE>60年代 と感じました(現代のスタンダードはほとんど弾いてない!)
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Re: D-45 or D-45V ( No.44 ) |
- 日時: 2010/10/10 12:54
- 名前: D35Br
- 個人制作家じゃない量産企業なんですから、市場の
ニーズや制作環境に合わせてのモノ創りをして行く のはごく自然な流れかと思います。
勿論、伝統を踏まえた範囲での変化でしょうけど。 なので同じ型番だからと言って、全てを横並びで語 る事に私はあまり意味を感じません。
その年代による工夫や変化にスポットを当てて見て 行くのは個人的には面白く楽しいですね。
好き嫌いは在っても、優劣をつけるモノでは無いと思っています。^ ^ v
70年代にD-45の音の基本イメージを持ってしまったのは、 決して否定出来ませんが・・・^ ^;;;;;
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Re: D-45 or D-45V ( No.45 ) |
- 日時: 2010/10/10 13:24
- 名前: たかぎ
- いっそのこと、D−45スペシャル ってのをマーチン社に特注しちゃったらええかもしれましぇんね?
知人でD−35の特注をした方がおられます。 元アラジンのべーシストの方です。「ハナミズキ」を演奏されましたが、むっちゃしぶかったです!♪
コア材の45を持ってる方もおられますた! いっきに何本か弾くと、みんにゃ音が違ってておもろいですねっ! 一本一本じぇんぶ違った音がします。。
YAMAGUCHIしゃん、 あたすはわりとくっきりした硬めの音がびよよ〜んと響くのが好みのよーです。。 J−50や、藤あやこスペシャルひゃくとーばんロイヤルスーパーデラックスリミテッドエディションGX5グランツーリスモハンドリングバイロータスイルムシャーSGLサイボーグZR(別名FG110) はそんなに響かなくっても、、 かえって歌いやすくってよかったりしますが。。。(*^_^*;)
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Re: D-45 or D-45V ( No.46 ) |
- 日時: 2010/10/10 21:09
- 名前: みやともり <miyata@sco.bbiq.jp>
- おもいきってGEを46、Vを47、マーキスを48
に改名すればどーかしら?・・・ きっとビジネス的には、ぱっとしないでしょーね?・・;
と、70年代に青春を過ごしたこのじじーは思ふわけです。。。 わたしも同じ年代のじじいです。まったくその通りだと思います。それぞれが別のギターではないでしょうか。よい悪いではなく・・・。で、私的には、自分の所有するD-45Vが一番です。(45系に限れば)
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Re: D-45 or D-45V ( No.47 ) |
- 日時: 2010/10/11 13:10
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- >あたすはわりとくっきりした硬めの音がびよよ〜んと響くのが好みのよーです。。
にゃるほどーーー!
>J−50や、藤あやこ(すいません中略)(FG110)はそんなに響かなくっても、、 かえって歌いやすくってよかったりしますが。。
これもにゃるほどです。 J−50あたりのすっきりした鳴り方は歌とよくあいそうですよねー。
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Re: D-45 or D-45V ( No.48 ) |
- 日時: 2010/10/12 06:39
- 名前: D35Br
- >たかぎさん
はじめまして。思わず食い付いてしまいました。汗 憧れはD-35ハカランダでスノーフレイクス・・・ となれば、オーダーしか無さそうですね。 宝くじ買います。てか買ってますが。笑
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Re: D-45 or D-45V ( No.49 ) |
- 日時: 2010/10/12 15:18
- 名前: うさタンぴ
- はじめまして、うさタンと申します。
レギュラーは、80年代製ノンスキャ(2006年当時、80万程度)のものを御茶ノ水で数本弾かせて頂きました。 昔の白いキラキラのインレイのやつです。
Vおよびマーキスは2006年当時、新品のものを御茶ノ水で弾かせて頂きました。
69の45は、池尻大橋と駒場の中間当たりにあるすげえ狭い楽器屋(?)で99年ごろ 半ば無理やり弾かされた経験があります。(52年製ブロードキャスターとかも弾かされました。)
特注のハカ45は、99年ごろ京都の楽器屋で、これまた半ば無理やり引かされた記憶があります。 オーダーだったのか、企画物だったのかは覚えておりません。
さて、以上のサンプルで個人的な印象を述べさせていただきます。 とはいえ、昔のことですし正直、そこまで細かく覚えてませんので、 大まかな印象ということで、話半分におお聞きくださればと思います。
つづく
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Re: D-45 or D-45V ( No.50 ) |
- 日時: 2010/10/12 15:21
- 名前: うさタンぴ
- つづき
レギュラーは69のやつと、80年代製ですね。 それ以外はまあ、ヴィンテージシリーズでしょうか?
69年は弦が細かったのか、音はパスパスでしたが、高音域がものすごく痛く、神経質な感じだったと覚えています。 D45の『手触りのある硬質な輪郭を持つイメージ』を強調する感じでした。 中音域はよく覚えてませんが、余り出てなかったと思います。 低音も、なんといいますか、『D45』の低音は出てなかったように思います。 たぶん、ライトゲージか何かが張られてたからだと思いますが。。。
Vは新品でしたが、40番台特有の高音を持っており、さすがだ!と思いました。 ただ、スキャロップのためだと思うのですが、輪郭が立体的で、ふくらみがあり鋭角的な音ではありませんでした。 単体のギターとしては分離もいいイメージで、(薄いピックとかでパリパリ弾く分には) これが一番心地よい音の楽器だったように思います。 細かいつぶつぶのような3〜4弦の鳴りも、弦高の低い楽器特有の平面的(?)な鳴りもよかったです。
マーキスも40番台特有の高音があり、さすがだなあと思いましたが、ぼんぼこの楽器で、 ものすごい音圧を感じました。どっぱーん!と音が出る感じです。あと、分離がよくなかったです。 『パリパリ』というより、『ドギャギャギャギャ』という感じです。(D28みたいな) もともとD45はレスポンスの速い楽器が多いように感じますが、この個体は比較的遅かったのを覚えています。 アディロンダックという木は当たり外れが大きいというので、そのせいかもしれません。 個人的にはD45はシトカやジャーマンなんかの神経質でギラギラな音が合うんじゃないかなあ、と思います。
80年代のものは、へヴィーデューティーな感じで、キャパも広い感じがしました。 レンジも広かったように思います。 全般的にパリーンとした印象で、よく言う40番台特有の高音と、うーうー言う低音(の芯音)、 バインバイン言う低音源の輪郭、ガラスの割れるような高音。すばらしかったです。 インドローズのシリアスな鳴りや、リバーブと響きがとてもよくあっていると思いました。 3mmピックでゴンゴン弾いても、ハルコ75とかでシャカシャカ弾いてもいける感じ(なんだそれ) でしたが、フランクな曲にはちょっと浮くかなあ。。。とも思いました。
特注(?)のハカもすばらしい楽器ではありましたが、どちらかというとD28みたいな印象でした。 友達と、『28みたいだね』なんて話したのを覚えてます。 あまりどっしりせず、軽快に鳴っていたと思います。(ハカランダですしね。。。) そのとき(はたちごろ?)うさタンが所持していたのは66年製D28だったのですが、 なんとなく持ってるものより頼りない音で、広がりのある鳴りかただなあ、くらいの印象でした。
個人的な印象から優先順位をつけるなら、やはりノンスキャに分があります。 弾いた個体数が少ないので、それだけで判断するのは非常に危険だと思ってはいますが、 新品で買うならシトカトップのほうが好みに近いのかなあ、とは思います。
おわり
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Re: D-45 or D-45V ( No.52 ) |
- 日時: 2010/10/12 22:05
- 名前: DDT
- スキャットマン・・・いや失礼。キックマンさんの主張は、あながち間違ってはいないと思う。ただ、口(文章)がチョット乱暴だけど。きっと、D-45が大好きで大好きで愛しちゃってるんだな〜ってのが伝わってくる。ヤッパ、D-45は、腐っても?マーチンの象徴なんだよね。古〜いD-45も、今年のD-45も「マーチン」のD-45なんだと思う。これって間違ってないでしょ?ギターも世につれって感じかな。
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Re: D-45 or D-45V ( No.53 ) |
- 日時: 2010/10/12 22:45
- 名前: うさタンぴ
- キックマンゾンビさま
言及されているのは私のことでしょうか? 気分を害してしまったようならごめんなさいです。 まあ落ち着きましょう。
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Re: D-45 or D-45V ( No.54 ) |
- 日時: 2010/10/13 00:13
- 名前: panda
- こにちは、スタンダードの新品のD-45は、いい音する個体は、少ないようです。
私もスタンダードの2005年製のD-45を以前持っていました、きらびやかな音は、するのですが、何度弾いても、D-18GEのほうが、音や鳴りがよいように感じ、手放してしまいました。 好みもあるでしょうが、スタンダードのD-45は、個体差すごく大きいのかもしれません。 新品同士で比較すると私もD-45Vのほうを選ぶと思います。
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Re: D-45 or D-45V ( No.56 ) |
- 日時: 2010/10/13 07:49
- 名前: 乙
- はじめまして。私も最初D-28VRを買い、
次にD-45が欲しいと思い、色々と聞き比 べD-45Vを購入したました。
D-45と大きく違うのは弦圧です、D-45Vの 方が高いです、ただD-28VRと比べると低く 感じますが、D-28と比べると最初は高いと 感じるかも知れません。
弦圧 D-28=D-45<D-45V≦D-28VR
次に違うのは音です。
倍音(煌びやかさ) D-28<D-28VR<D-45V D-28VR≦D-45<D-45V 低音(音の太さ、抜け) D-28<D-28VR<D-45V D-28VR<D-45<D-45V 中音(音の伸び、抜け) D-28=D-28VR<D-45<D-45V
今引いていてやはりD-45Vを買って良 かったと思っておりますが、固体差が あるので何ともいえませんが、目安と して見ていただけると思い書き込みま した。
また、D-28VRは約10歳、D-45Vは5歳を 迎えようとしていますが、D-45Vの音は まだまだ新化しているようです、去年の 音より確実に良くなっています。
ギターを選ぶまでも楽しいですが、選んだ 後も楽しい、10年、20年先はもっと楽しく なるこんなオモチャって他にないですね!
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Re: D-45 or D-45V ( No.58 ) |
- 日時: 2010/10/13 20:28
- 名前: 66!
- こんばんは、うさタンぴさん
>個人的な印象から優先順位をつけるなら、やはりノンスキャに分
ここは非常に同感です。今まで弾いたノンスキャのギターはあまり 気に入りませんでした。なんか、音の輪郭がぼけている気がして、、、 多分これは好きな音楽の指向性による物なんでしょうがね。
それにしても二十歳ころに66年製28持ってらしたって、あんた。。
何者さま? でございましょうか。
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Re: D-45 or D-45V ( No.59 ) |
- 日時: 2010/10/13 21:31
- 名前: 66!
- 失礼しました、打ち損じました。
正しくは、こは非常に同感です。今まで弾いたスキャのギターはあまり... でした。
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Re: D-45 or D-45V ( No.60 ) |
- 日時: 2010/10/13 22:11
- 名前: たかぎ
- この曲、だぁ〜〜い好き!!♪
↓ http://www.youtube.com/watch?v=x4KmbUCwkyE
この45は手離しちゃったみたいやけど… (*ノ-;*)
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Re: D-45 or D-45V ( No.61 ) |
- 日時: 2010/10/14 11:10
- 名前: YAMAGUCHI
- 参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/
- 66!さん
>何者さま? でございましょうか。
ホントにスゴイ人みたいですよ。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/bbs1/0214466807237876.html
ここで登場する911さんというのがうさたんさんの昔の名前。
たかぎさん
このライの演奏は本当に素晴らしいですね。 もちろんギターの音も。 私もこれはフェイバリットです。
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Re: D-45 or D-45V ( No.62 ) |
- 日時: 2010/10/14 12:51
- 名前: 素人
- さすがにMartinは長い歴史があるだけに単純に語れないものがあるんですね。
最近、自分のアコギのトップが割れてしまって、管理の難しさを感じています。 いつかはMartinをと思うんですが、もっと勉強してから買いたいと思います。一生ものだと思うので。 キックマンさんレスありがとうございました。 「さいなら」なんて仰らずに時にはアコギ素人の相手もお願いします。
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Re: D-45 or D-45V ( No.64 ) |
- 日時: 2010/10/14 20:53
- 名前: たかぎ
- 45スタンダードがええかVがええかもキョーミありますが、
この画像を見ると、側板に貼ってあるカンニングペーパー?は両面テープで貼ってあるのかセロテープで貼ってあるのかにも関心あります♪
でももっと関心あるのは最初のほーでハーモニカを捜しててポケットに色々と手をつっこんでおられますが、 最終的に、耳から出てきたら、ジャパンの手品師にも勝てるんじゃないか!? と、思っちゃいますた!(笑) http://www.youtube.com/watch?v=Eh44QPT1mPE&feature=related
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Re: D-45 or D-45V ( No.65 ) |
- 日時: 2010/10/15 09:36
- 名前: rasta
- たかぎ さま
昔はあの音が理想だったかなと思いながら聴きました。ありがとうございます。
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Re: D-45 or D-45V ( No.66 ) |
- 日時: 2010/10/18 15:11
- 名前: うさタンぴ
- YAMAGUCHIさま
66!さま
まったくすごいなんてことありませんです。 車もバイクもやらない上で、楽器のことばっかり考えていたので、 一点豪華主義というか、そんな感じです。 あと、当時(90年代半ば)はそこまで高くなかったので。。。
リンクしていただいたスレッドで67年製と言っているのが、今回言及した『66年製』です。 正しくは、67年製でした、ごめんなさい。 81年製と言ってるのも、実は80年製だったかもしれません。。。
ちなみに、これ以前に90年代中期製D28をごく短期間所有したこともありました。 忘れてるのがなければ、現在まで4本のD28を種有してたことになりますね。。。
その他にマーティンのドレッドノートだとD35、D18も所有したことがありますが、 (値段のこともあり)D45はなかったですね。。。 番外編ではコリングスD2Hも弾いていた時期がありました。
で、今弾いてるのは62年製D28です。
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Re: D-45 or D-45V ( No.67 ) |
- 日時: 2010/10/18 21:54
- 名前: 66!
- うさタンぴさん、
落ち着く先がまた渋いですね。
それで、同じ60年代D-28で、67年製と62年製の 違いはどのようなことを感じられますか? ここの過去ログを 見ていたら、60年代後半の28は特にぎらぎらした音の傾向が あるというコメントがあり、わたしも自分の個体からそのように 感じているのですが、いかがでしょうか?
あとロングサドルの威力(象牙ですよね?)は??
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Re: D-45 or D-45V ( No.68 ) |
- 日時: 2011/07/31 21:44
- 名前: キックマン
- ふと寄ったら、このスレが懐かしく思えてしまった。
チョイと失礼する・・。
たくさんの種類のD-45が存在するが、あえてその乱発とも言える感想にはここでは触れず、 最もD-45らしいD-45はどれかと考え想い入れを削いで顧みてみた。 音の完成度やその圧倒的な存在感からして、誰が何と言おうと68〜69年製のハカランダ+ジャーマンと、70〜74年製のインディアンローズ+ジャーマンに尽きるのではと最近では感じてる。 (戦前は所有しておらず分らないので除外した) もちろん近年のD-45GEもD-45marquisも素晴らしいD-45であり・・・ギターであることに違いないのではあるが。
さて、これはあくまで主観であることをお断りする。
もしこれからD-45を所有したいと考えている人がいるならば、やはり前述の年代と仕様のD-45をお薦めする。 おそらく購入してもまず後悔することはないであろう。 そして、もし試奏のチャンスがあるならば、すこし柔らかめのピックでジャガーンと弾いてみて欲しい。 強く弱くニュアンスを込めて試奏できる環境であるなら、何を言わんとしているか分ってくれるものと思う。 いわんや、フィンガー弾きでも十分に味わうことはできると付け加えておく。 但し、行き過ぎた改造歴や修理歴などによりオリジナリティが損なわれているような個体は、その限りではない。
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Re: D-45 or D-45V ( No.69 ) |
- 日時: 2011/08/01 00:27
- 名前: 黙句
- う〜ん、何にも修飾語が付かないD-45だけでも、さまざまなモデルがあります。
地質年代をもじって、大きく3つの「世代」に分けてみます。
古世代(アディロン&ハカのモデル) 戦前の12フレット・ジョイントのオリジナルD-45 戦前の14フレット・ジョイントのD-45 戦中のブレイシングがリアにシフトされたD-45
中世代(ジャーマン&ハカのモデル) 68年のブリッジ・プレートがメープル製のD-45 69年のブリッジ・プレートがローズ製のD-45 69年の12フレット・ジョイントのD-45(1本現存)
新世代(インディアン・ローズのモデル) 70〜73年ころの表板がジャーマン製のD-45 74年ころ以降の表板がシトカ製のD-45 何年からか分からないけど、スキャロップト・ブレーシングが復活した、現在のD-45
これらのレギュラーのD-45のほかにVやMarquis、D-45S(12フレット)、Anniversary、Tree of Life、CFM、GE、Gene Autry Model(12フレット)、Stills Model、加藤和彦モデル(12フレット)、Authentic、それから古いD-28を改造したCustomモデルなどが存在します。
現行のD-45とVとを比較すると、普通に考えて高価なVのほうに分があります。 ですが、もし「中世代」「古世代」へとさかのぼってよいのでしたら、「スタンダード」のD-45が圧勝という気がします。
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Re: D-45 or D-45V ( No.70 ) |
- 日時: 2011/08/01 12:31
- 名前: キックマン
- Martin好きなら、いつかD-45を欲しいと思われている人も多いのではないか。
現在に至り、モデル番号がD-45と変わらずとも、ある時期にはまったく別モノのギターだと言えるぐらいD-45は変遷を繰り返している。 (D-45に限ったことではないが・・) もちろんMartin社は、各年代のビジネス環境に合わせながらも45にはフラッグシップとして最高のパフォーマンスを与えようと努力したのであろう。 しかし、最高のパフォーマンスを与えようとすれば、材料と工程と数量と価格反映との兼ね合いが厳しくなるのは当然である。 ビジネス的に成り立ちにくいことは容易に想像がつく。 だがそれが本来のD-45のコンセプトであり、売り文句のはずである。 なによりD-45の確固たる存在意義であり、Martin社が台頭した要因のひとつでもあった。
D-45に限らず、後にその兼ね合いは、アコーステックギターブームが低迷したことと相まって経営難に陥った遠因のひとつであったことも周知である。 結果、新経営陣は、ビジネスストラテジーとしてコストダウンした汎用のD-45モデルなどを設けることが必要になる。 なによりD-45はMartin社のイメージリーダーであるため、性能とコストの兼ね合いは慎重に検討された様子が窺える。 そして経営陣はD-45の高い人気の要因を徹底的にマーケティングし、VとSTDシリーズを設定した。 それだけでなく、サイドに販促用モデルを用意して、さまざまな限定モデルを適宜に発売しながら市場の購買意欲をそそるように仕掛けていく。 ときには有名ミュージシャンのシグネチャーモデル。 ときにはパフォーマンスを誇示するための高級材モデルの導入。 それら双方のインテグレーションモデルなどなど。
であれば、近年ならば限定モノが単純にD-45の本流にもっとも近いのではないか。 だが販促用の意味合いもあるためか、決して一貫したパフォーマンスでもない。
さて、60年代後半に再生産されてからのD-45の売り文句に則れば、最高の材料に最良の製作工程、それに見合う数量と販売価格。 まして弾けば誰もが納得するパフォーマンスを有したD-45。 いつの、どのD-45が、それなんだろうか?
音は好みというレベルなら気楽でよいけど。
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