Re: プリウォーのすごさとは? ( No.1 ) |
- 日時: 2010/04/25 01:58
- 名前: GT3RS
- こんにちは、
年代は、まちまちですが、 今まで弾いたプリォーは、 D−18,D-21,D-28,000-18、000-21、00-45、 00-28、00-18,00-21、0-18、0-21、0-28、00-17,0-17等です。 プリウォー・マーティンは、34年頃から41年頃のTバー仕様で、指板とブリッジがエボニー仕様のものが特に、扱い使いやすさとサウンドで、人気があり、好まれる方が多い傾向にあるように思います。
サウンドが、他の年代と違います。 ネックの具合がなぜだかよく、弾きやすく、 単音弾きでの実音が太く、音量もあり、コードバランスも抜群の個体に遭遇しました。
音の艶、ネックと胴がよく響き、なりのよい個体が多く、弾きやすく調整されているギターが多いように思います。 よく鳴る50年代のD-28、000-28もギターとしての魅力は、十分以上ですが、 よく鳴るプリウォーは、それ以上に魅力があることは、現実としてあります。 一度購入してみれば、よく理解できるとは、思いますが、ためし弾きをしてみるだけでも、お勧めします。
プリウォーは、高価ですが、特別のMartinです。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.2 ) |
- 日時: 2010/04/25 08:45
- 名前: D-555
- ↑ というような盲信が高騰する原因となっているのが現状 特にアホ日本人がね・・
日本人以外は「数が少ない」希少価値というコレクター的観点だが、 「プリウォーは断然音が違う」「抜けがいい」「音が前にでる」・・・これ以上世界の笑い者にならないようにね
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.3 ) |
- 日時: 2010/04/25 08:56
- 名前: サンダース軍曹
- 以前のスレですが、ご参考になるんでは?
http://www2s.biglobe.ne.jp/~somemura/patio/read.cgi?no=287
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.4 ) |
- 日時: 2010/04/25 21:36
- 名前: pon
- サンダース軍曹さま、情報をありがとうございました。ざっと拝見しただけですが、濃い内容ですね。
さて、GT3RSさんが書かれているように、私も「単音弾きでの実音が太く、音量もあり、コードバランスがいい」というのは感じるところです。しかもすべて、ということでなく、そういう個体が多い、という点も同じです。
「断然音が違う」といった盲信的な感じではなく、単純に奏でていて気持ちいい、という受け止めなんです
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.5 ) |
- 日時: 2010/04/25 21:52
- 名前: 古都
- 私は単純に価格ほどの価値は無いと思いますが。
同じ値段ならば一本は音の違いとしてあってもいいかなと思います。 戦前物にはそれにしか出せない音もあることは理解します。 ただし、道具としてどうか?と聞かれれば疑問だけど 価格の半分以上はいろんな意味での希少性だと思うな。 だから、こういうものを多く揃えてる人って、やはりコレクターだと思うし 、「そんな楽しみ方もあるんだ」と最近思うようになって来たよ。
なので、できればその最高の音の使い方や音を聞きたいのだが 誰も聞かせてくれないね。
ネット環境では分かりにくい程度の音の差だよ。
加筆 「弾いていて気持ちが良い」、というのと「聞いていて気持ちが良い」 は、分けて考えた方が良いね。 「さすがD-28の低音は腹に来るね」なんて抱え方の人は おおよそ、前には音出てないから・・。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.6 ) |
- 日時: 2010/04/25 23:48
- 名前: 遅れてきた青年
GT3RSさま
>今まで弾いたプリォーは、 >D−18,D-21,D-28,000-18、000-21、00-45 . . . . とありますが、D−21って、1955年からの製造ではなかったですか。
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pon さま
プリウォー・マーチンについて、「ヴィンテージだから、他の年代のものとは 音の深みが全然違う!」と盲信的に言う人がありますが、「本当にそうかな?」 と思います。
自分で所有しているものや人のものを弾いた経験からすると、プリウォー・ マーチンのすべてが「凄い音で、以降の時代のものとはまったく違う」というのは 間違いです。プリウォー・マーチンでも鳴らないものは鳴りません。 古都さんのおっしゃるように、”単純に価格ほどの価値は無い”と私も思います。
確かに30年代のマーチン、特にマホガニーのギターには素晴らしい音のする ものもあります。でも、逆に1950年代・60年代・70年代でもいい音の マーチンはいくらでもあるということです。
一度楽器屋で1934年(!)製のD−28を弾かせてもらったことがあり ますが、国産の合板ギターの方がよほどマシと思えるようなポコポコの音で、 いくら1934年製といえども、買おうとは思いませんでした。
”プリウォー・マーチンのすごさ”とは、有り体に言えば、D−55Sさんの おっしゃるとおり、個体数の少なさゆえの希少性・市場価値の高さ、であって、 それを所有している人にとっての満足感・優越感でしょう。
でも、30年代のマーチンは、うっとり見とれてしまうほど造形が美しいので、 それも”プリウォー・マーティンのすごさ”と言えるかもしれません。
ご参考までに。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.7 ) |
- 日時: 2010/04/26 05:00
- 名前: pon
- 古都さま、遅れてきた青年さま、それぞれご意見ありがとうございます
私自身は、マーティンのプリウォーということでいうと0−18Kを愛用しているのですが、単純に価格以上の価値を感じています 最初に弾いたとき、「何じゃあ、これは」と思いました。ずんと響く低音、単音でも細くない高音。正直言ってびっくりしました。
山崎まさよし氏がギブソンのL−00やマーティンの0−18Kをレコーディングなどで愛用しているのは、やはり「単純に音がいい」,、あるいは「出したい音が出る」からなのではないでしょうか? 希少価値だとか市場価値の高さで弾いておられるわけではないですよね
あと、「弾いていて気持ちいい」と「聴いていて気持ちがいい」というのは分けて考えたほうがいいとのご意見ですが、そういう場合もありますが、両方が同時に成り立つ場合があることも、これまた事実では?だから、分けて考えたほうがいいギターもあれば、同時に成り立っているギターもあるということだと思うのですが
ネット環境ではわかりにくい差、その部分こそが、むしろ、実は魅力なのでは、と思っている次第です ただし、最初の疑問にあるように、では、その元になっているものは何なのか? というのがよく分からないんです
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.8 ) |
- 日時: 2010/04/26 08:33
- 名前: 古都
- ponさん
私自身は、誰がどんなギターを使用しようが良いと思います 魅力は何か?と聞かれ「一本は欲しいが価格ほどの魅力はない」という結論です。 特にマーチンの場合はね ギブソンは比較的リーズナブルだしLG-2辺りは欲しいね。 あの価格帯なら買ってもいいかな。
>山崎まさよし氏・・・ 別にプロが使用しているのはプリウォーだけではありませんよ むしろ戦後や現行物の使用の方が多いと思いますが? そして彼は自他共に認めるブルーズお宅でもありプロ(生活の糧)の道具で あり特筆するようなことではありません。 なので彼の場合は 希少価値で弾いている部分も多いでしょうね。 何より楽器の特性を良く知っていますし弾きこなせています。
>両方が同時に成り立つ場合があることも、これまた事実では? >ずんと響く低音、単音でも細くない高音。 お伺いしますが? どんな機種ですか? その「事実」の範囲でお願いいたします。 これとてプリウォーに限ったことではないですよね。 ぜひ、コレクションからお聞かせ願えないでしょうか?
>ネット環境ではわかりにくい差、その部分こそが、むしろ、実は魅力なのでは、 その程度の差なので個人的には「価格相応の魅力はない」と書いただけです。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.9 ) |
- 日時: 2010/04/26 09:33
- 名前: pon
- 古都さん、コメントありがとうございます。
古都さんのお出しになった「一本は欲しいが価格ほどの魅力はない」との結論はよく分かりました。おのおのの価値観ですから、特に私からは何も申すことはありません 私自身もヘリンボーンのD−28は費用対効果の関係で言えば買いたいとは思いませんし O−18Kは十分にリーズナブルだと思える価格でしたので購入したまでで、私にとっては「価格にそぐう魅力」があったのです。
山崎さんも含め、プロが使用しているギターがいろんな年代にまたがっていることは、重々承知しています。私自身、いろんな年代のギターをプレーし、また所有してきていますので、「プリウォーだけがよい」とは思っていません。当初のスレッドでも、そうは書いていませんよね? ただ、いろいろ弾いてみる中でやはりプリウォーには独自の魅力やすごさがあるなあと思うところがあり、みなさんのご意見を聞いてみたかったわけです。古都さんも「一本は欲しいが」と書かれているように、金銭的な問題を別にすれば魅力を感じられているわけですよね?? ここでプリウォー絶対論を展開するつもりはありませんので、その点は誤解なきようお願いします
どんな機種ですか?とのおたずねですが、すでに書きました通り、0−18Kです。私にとって、けっこうなカルチャーショックでした。でも、それがプリウォーのギターだからなのか、この個体のよさなのかは分かりません
ネット環境ではわかりにくい差というのは、逆に言うと、わずかだけど実際に弾いてみれば分かる差なので、私には「その程度の差」ではないです
ただ、この点も、それぞれの価値観なので、何とも言えません。それぞれがお感じになる感覚の差ですね。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.10 ) |
- 日時: 2010/04/26 09:54
- 名前: GT3RS
- すいません。
D-21は、プリウォーとは、違いますね。
Martinの14フレットジョイントのハカランダプリウォーは、マホガニープリウォーと比較して、より希少性が高く、特別に、高価ですが、サウンドもよい個体が多く、希少性も高いので、市場にでれば、高額で売買されても不思議は、ありません。 価値としては、市場に、売り物がでれば、現在では、最低200万円以上は、するとおもいます。 将来は、58年、59年のギブソンのレスポール程度には、価格高騰があると思います。
ギターもバイオリンも構造もある程度は、 研究し尽くされていると思います。 しかし、未だストラスバリの音色を超える名機が存在しないようです。 Martinタイプのギターにこだわる限りにおいて、 経年変化という魔法をかけられた プリウォーのギターのサウンドは、その中では、最もすばらしいものが存在することは、認めざるえません。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.11 ) |
- 日時: 2010/04/26 10:00
- 名前: 古都
- ponさん
ありがとうございます
そうなんです、私が言いたかったのは プリウォーでしか出せない音が存在するのは知っています。 が、しかしそれだけがベストで他の年代のものを否定する考えは 「視野を狭めるよ」といいたかっただけです。
どうしても、物の価値というのは人のより違うわけですが 比較で出るのはやはり対価格でしょうね。 いずれにしても、わずかな差に対価を見出すかどうかですので、 それはそれで良いと考えます。 が、私の押し付け的考えでは 出来ればその魅力を引き出せる方に所有していただきたいと思っています。 ただでさえ希少なのですから楽器は弾かないと死にます。
そして私は、そのわずかな差まで表現できませんので 私には価値はありません。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.12 ) |
- 日時: 2010/04/26 10:49
- 名前: ????◆72kcc3vQg.E
- こんにちは。
詳しくないのですが、参加させていただいてよろしいでしょうか^^;
以前に“3台のギターの中で古いギターはどれ?”って感じのクイズ(成り行き上そうなってしまった)みたいなことをやったことあるのだけど、皆さんはさすがの回答で私自身改めて所有ギターを見直す機会をいただいたのだよね。 このとき比較したギターは0-28k(1920年代)で他の新しいギターはルシアもので0-28kの2倍近いお値段のサイドバックがコアのギターだったからコスト的には0-28k(マーチン)が一番お安くなります。 古いギターは弾き易いなんて意見も出ていますが、それは各寸法を指定して自分仕様に作った近年ギターから比べると。。。弾きづらく感じるのは当然ですね^^;
個人的には古いギターーだから音はずば抜けて心地よいとは感じないけど、このときの皆さんの感想ではコアくささがまろやかになっているとか倍音がナイスとの評価をいただきました。 私も改めて弾いてみて音の角がまろやかになっていると感じます、理由としては塗装の引きと当時使用していた材料、弾き込み量などに由来するのではと想像しています。 その他のバランス、サスティーン、音の押出し感などはサイズなりでこのとき比較したギター(新しいギター)のほうが上に感じていますしまた総合力(実用性)では当然ですが新しいギターに軍配が上がるように思います。
プリウォーの魅力はコレクター的要素は大きいですし、コストパフォーマンスは機種によると思います。 どちらが好みかは論議しても答えはないような気がするんだけど、なんか古いギターって魅力ありません?
ばかげた想像ではあるのだけど100年近く生き残って私の手元に来たってことに運命的なことを感じちゃうんだよね(笑)
古いギターって哀愁あるんだよね〜^^;
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.13 ) |
- 日時: 2010/04/26 13:33
- 名前: うさタンぴ
- 売り物は、売買が成立した時点の価格とまったく同等の価値が、その時点ではあると思います。
(偽モノも偽モノとして騙せる能力分の価値としての価格がつく。と言うような意味で) まあ、異なる質の価値を、同じ単位に換算して(価値観の違う)他人の所有物や労力と 交換できるようにしたのが貨幣と言うものだと思いますので、 まず根本に『対象物の所有権の価値は、その時点の価格に反映されている』と考えます。 それは、社会という範囲で有効な、『相対的』な価値です。
でも、それに音質がどれだけ影響してるかは知りません。価格はあくまで所有権の価値なので。 うさタン的にはあんまり影響してないと思います。たぶん。 だから、音質に言及するなら価格のことは言わないほうがいいと思います。 そんなの『備考』というか、参考情報程度にしかならないでしょうから。。。 価格というのは、世間の評価(不特定多数の主観)によって勝手に決まるものなので。
さて。 もちろん、うさタンは戦前のドレッドノートなんて弾いたことないので、 50年代製からの話で申し訳ないのですが。。。 古い楽器は古い楽器特有の敏感さというか、むき出しの神経がヒリヒリするような リアルさというような傾向はあると思います。 あと、楽器が軽いとか、コン!って板が薄そうな鳴りかたとか、傾向はあると思います。
そういう意味で、胸が空くような、軽く弾いた時気持ちのいい音の出方をする (反応が早く、音がでかい)楽器が、めちゃくちゃ古い楽器に多いという傾向はあると思います。 逆に、思いっきりひっぱたくとペシペシ言うような印象もありますが。
で、そういった音の出方って(うさタン個人は)録音しちゃうとあんまりよく分かりませんけど、 生で聴くと、結構えらい違いだなあと思ってます。 たとえばヘビーゲージ張った楽器はオーラが違う(ように思う)のですが、 録音しちゃうとあんまり変わんなかったりするのに近いんじゃないかと思ってます。
つづく
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.14 ) |
- 日時: 2010/04/26 13:35
- 名前: うさタンぴ
- さて、価格を抜きで考えるというのは、どういうことかを考える時、うさタンはこう想像します。
もう、お金なんてどうでもいい。というような大富豪になったとき、どんな楽器を手元に置くか。
多分、世間一般的に資料的な価値が認められているような戦前の楽器なんて弾かないと思います。 そうなった場合、おそらく既製品は弾かないかなあと思いますが、そうなると話題に沿わないので、 既製品から探すとしたら、やっぱり60〜新品から選ぶと思います。
プリウォーっていうか、超古いギターの特徴的な音質がそれなりの求心力を多くの主観に及ぼすというのは、 なんとなく想像がつきます。と言うか、多分、そうでしょう。 でも、とり憑かれた人と、そうでない人では、『音質の差』そのものの重要度が異なるでしょうから。。。 つまり、『その差が大きいものであろうが、小さいものであろうが、 少しでも差があれば主観によっていちいち優劣を決めて、音質ナンバーワンを!』なんて人は、 他の人にとって微々たる音質の差でも、差がある以上『大きな違い』でしょう。 少しでも違えば、それは『全然、別モノ』と捉えられるでしょう。 物と物の『差』と言うのは常に、相対的なものだからです。範囲を2本に絞った前提では『全然、別モノ』ですよね。
ですので、(末期的というか、麻薬中毒者が加速度的にオーバードーズに走っていくような) 偏執を持つ人は、行くところまでいくでしょうけど。。。 最良と判断されるものは古すぎず新しすぎず(それがどのくらいかは分かりませんが)の楽器になっていくのかなあなんて思います。 まさか、『古ければ古いほどいい』なんてことではないでしょうから。。。
自分の感性にとっての絶対的な価値は常に自分の主観が決めます。 『自分の好みの音質』と価格は何にも関係ありません。 そういう意味で、そういったマニアと価値観の違いが明白なら無闇に反論しないというリテラシーもあると思います。
さて、 プリウォーのドレッドノートは弾いたことがないのですが、 『なんだこれは!?俺が今まで弾いてきたのは一体なんだったんだ!!』というような、 そんなにも違うものなのでしょうか? ドレッドノート以外のマーチンギター(42年以前)は覚えてるだけで4本、小型サイズを弾きましたが 軽いタッチでも反応が良くて、弾いてて気持ちがいい楽器だなあ。くらいの印象です。
いつか、戦前ドレッドノートも弾いてみたいとは思いますが。。。 『来てみれば聞くより低し富士の山 釈迦も孔子もかくやあるらん』 というような気がします。。。 このまま弾かないでいたほうがいいかなあ。。。 梶井基次郎センセのお話にそんなのありましたよね。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.15 ) |
- 日時: 2010/04/26 15:58
- 名前: 古都
- >古いギターって哀愁あるんだよね〜
そうですね、感慨深いですよねぇ 例えばギブソンなんかは本物のブルーマンが弾いていたかもしれない 等と思うと、夜中に勝手に鳴り出すんじゃないかと思うような いでたちの物もありますよね。 高々20から30年付き合ったギターですら愛着はひとしおですから・・・。 ギブソンのスモールは一本はあってもいいかな 何故かLG-2は個人的に好きですね。 戦中、戦後早々位のものでもいいなあ。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.16 ) |
- 日時: 2010/04/26 17:23
- 名前: ????◆72kcc3vQg.E
- こんにちは。
うさタンさんのご意見はいつも素晴らしいと感じます、でも私にはちょっと表現がむずかしくて理解が難儀ですわぁ^^;
要点をまとめさせていただくと
1、価格は音質に無関係だが価値としては正当 2、古い楽器は反応が敏感な傾向にある 3、マニアになればなるほど微妙な差に価値を見出す 4、古い楽器ほど良いではなく最良は新旧のバランスが肝心
こんな感じでよろしいかな?(違っていたらごめんなさい) このときの比較対象はレギュラーのD28になるのかな?
どこかで書いた記憶があるしうさタンさんの意見と重複するところがあるけどギターの音ってサイズ、材料、作製が基本でその違いは作成後の年数よりは比重が大きいように思います。
作り込み>サイズ>材料>経年変化
個人的な意見ですがこんな感じじゃないのかな?(いろんな意見があるのでしょうが作り込みがもう少し下にくる場合もあると思います) 購入時の選択についてもこれまた重複しますが、それぞれのその時の環境(所有台数、用途、プレイスタイル、経済状況等々)により確かに違いますね。
古都さん
柄じゃないのだけど、ジャズ(古い)っぽい曲を酔っ払って夜中に弾いているときはサスティーンやボリュームなんて無いに等しい古いギターのほうが雰囲気でたりすることあるよね^^
そんな時はゴージャス系のギターはあかん!(笑)
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.17 ) |
- 日時: 2010/04/26 18:42
- 名前: pon
- みなさん、コメントありがとうございます
ざっと拝見しましたが、いずれのご意見も大変興味深いです。また落ち着いたら書き込みします。取り急ぎ御礼まで
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.18 ) |
- 日時: 2010/04/26 21:46
- 名前: maho
- 皆様 こんばんは
プリウォーのすごさとは? というスレにいつレス しようかと迷っておりました。
過去に数本のマーチンのプリウォーを所有した事が ありますが、残念ながらものすごい鳴りとか感動 する音だとか感じたことはありませんでした。 ※それなりの音だとは思いましたが・・・
私の持っていたギターの個体差か個性かは不明です。 ※50年代や60年代のマーチンには感動した事はあります。
現在、マーチンはD-18AとD-45マーキスCTMを所有しており ますが両方共に仕上げも鳴りも素晴らしく感動的 です。当然ビンテージに比べて状態は最高でメンテの 心配もいらずに安心して弾ける安定感もあります。
プリウォーの話に戻しますが、私の友人には最高 のマーチンを持っておられる方もいますし、恐らく 状態も音も抜群のギターはマーチンだけでなく他社 のギターも世の中に多数存在すると思われます。
しかし、それらを所有したり弾く体験した人が世の中に圧倒的に少ないことが事実としてあり、それ故に 評価が分かれる原因になっているかと思われます。 ※全く鳴らないプリウォーも存在し、それを弾いた 経験のある人も存在するのも事実です。
pon様のように素晴らしい鳴りと状態のプリウォーの ギターをお持ちの方はとても運の良い人だと思います。
結論に入りますが、最終的には他人がどう言おうと 自分の評価が一番であり、どのような状態や音でも 気に入って思い入れがあればプリウォーの評価は とても高いと思われます。
一方楽器店の店員さんやや文献などの情報で妄想を 膨らませてプリウォーのギターを神格化して捉えて おられる人も多数存在しているかも知れません。
プリウォーのすごさとは?の私の回答は pon様の思いを一番大切にされればそれで良いと 思っております。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.19 ) |
- 日時: 2010/04/29 10:35
- 名前: pon
- 古都さんの以下のコメントについて書かせていただきます。
「 私が言いたかったのはプリウォーでしか出せない音が存在するのは知っています。が、しかしそれだけがベストで他の年代のものを否定する考えは「視野を狭めるよ」といいたかっただけです。」
→以上のご意見ですが、重ねて申し上げると、私が立てたスレッドは以下の通り、
「プリウォーを愛用している方、あるいはプリウォーを弾かれたことがある方のご意見をうかがいたく思います。プリウォー・マーティンのすごさとは、具体的にどんなところでしょうか? そのすごさは、何に由来するのか? 皆さんのお考えをお聞かせいただければ幸いです。」
以上のような内容なので、プリウォーだけがベストだとも申しておりませんし、他の年代を否定する考えも全く持っていません。視野狭窄にも陥っていないつもりです。以上、宜しくお願いします。
????◆72kcc3vQg.Eさん 「個人的には古いギターーだから音はずば抜けて心地よいとは感じないけど、このときの皆さんの感想ではコアくささがまろやかになっているとか倍音がナイスとの評価をいただきました。私も改めて弾いてみて音の角がまろやかになっていると感じます、理由としては塗装の引きと当時使用していた材料、弾き込み量などに由来するのではと想像しています。」
→私もほぼ同感です。音の角はちゃんと立ってはいるけど、エッジが痛くない程度に丸まっていると言う感じです。角がないのとは違うというのか。
うさタンぴさん
「古い楽器は古い楽器特有の敏感さというか、むき出しの神経がヒリヒリするようなリアルさというような傾向はあると思います。あと、楽器が軽いとか、コン!って板が薄そうな鳴りかたとか、傾向はあると思います。そういう意味で、胸が空くような、軽く弾いた時気持ちのいい音の出方をする(反応が早く、音がでかい)楽器が、めちゃくちゃ古い楽器に多いという傾向はあると思います。」
→私も反応の早さのようなものを感じます。共鳴しやすいというのか。これは経てきた時間、あるいはプレーされた時間の総量に関係するのでしょうか? ヤマハさんがヴィンテージのような音を出すため、トップに振動を与える加工? のようなものをしたギターを売られていますが、であれば、今後は新品でもヴィンテージライクな鳴りをするギターを技術的に作ることも可能になるんでしょうかね?
mahoさん
「私の友人には最高のマーチンを持っておられる方もいますし、恐らく状態も音も抜群のギターはマーチンだけでなく他社のギターも世の中に多数存在すると思われます。しかし、それらを所有したり弾く体験した人が世の中に圧倒的に少ないことが事実としてあり、それ故に評価が分かれる原因になっているかと思われます。 ※全く鳴らないプリウォーも存在し、それを弾いた経験のある人も存在するのも事実です。 pon様のように素晴らしい鳴りと状態のプリウォーのギターをお持ちの方はとても運の良い人だと思います。」
→そうですね。評価に関しては確かに、弾かれた経験がおありの方が決して多くはない点が、様々な意見が出される遠因になっているかも知れません。
私自身、プリウォーについてはたくさん弾いた経験はなく、愛用しているのは、マーティンは0-18Kのみですので、当初のスレッドのようなご質問になった次第です。
以上、コメントさせていただきました。ありがとうございました。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.20 ) |
- 日時: 2010/04/29 21:13
- 名前: FFM
- ponさん、はじめまして。プリウォーマーチン一本だけ所有してます。そのすごさは、まず価格。それ以外は、長所も短所もあるけど、結局は、音やコンデ
ィションを天秤に掛けて自分が納得できるかどうか。デッドポイントもあるし、キズも多いけど、近年ものでは絶対に出せない(出た事がない)艶っぽい音色は、魅力ですね。50、60、70年代のマーチンも大好きです。、
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.21 ) |
- 日時: 2010/04/29 21:49
- 名前: pon
- FFMさん、はじめまして。よろしくお願いします。このたびはコメントありがとうございます。
そのすごさは、まず価格 →なるほど 私のプリウォーは0-18Kで、高騰する前に購入しましたので、十二分に納得できる価格でした。いま、現行のマーティンが同程度の材で同じようにつくったら、とてもそんな値段では無理でしょうという価格でした。ラッキーですね。
近年ものでは絶対に出せない(出た事がない)艶っぽい音色は、魅力ですね。 →近年ものでは絶対に出せないとは私は思わないのですが、艶っぽさが何段か上にあることは感じますね。女性にたとえるなら熟女の魅力?でしょうか。
50、60、70年代のマーチンも大好きです。 →同感です。所有しているものでいうと、30年代のほか60年代、80年代、90年代、2000年代になりますが、どれも、その個体ならではの魅力がありますね。0-18Kには、風雪を生き抜いてきた人のような深み、艶、包容力のようなものを音に感じています。感覚でしかないんで、説得力はあまりないのですが、深みと艶は確かに感じ取れる点ですね。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.22 ) |
- 日時: 2010/04/29 22:58
- 名前: FFM
- ギターの個体に対する評価は、個人の感覚で100人100色なので、自分以外の人間を説得するのは、無理だし無意味だと思います。自分の感性にマッチしたギターが側にあれば気持がいいので、それで十分
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.23 ) |
- 日時: 2010/04/29 23:12
- 名前: pon
- FFMさん、ありがとうございます。
「ギターの個体に対する評価は、個人の感覚で100人100色なので、自分以外の人間を説得するのは、無理だし無意味だと思います」
→私もそう思います 自分の所有するギターに対して、他の方を「説得」するもりもありませんし、仰せの通り、無意味だと思います。今回のスレッドは概論として皆さんの意見をうかがいたいというのが趣旨でしたし。
「自分の感性にマッチしたギターが側にあれば気持ちがいいので、それで十分」 →同感です。個々のギターが感性に訴えかけてくる部分がそれぞれ違い、個性的なので、これ1本と絞れないところが困りますよね
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.24 ) |
- 日時: 2010/04/30 11:03
- 名前: ????◆72kcc3vQg.E
- こんにちは。
>音の角はちゃんと立ってはいるけど、エッジが痛くない
“高域の耳障りな成分が少ない(抜けている)” 古いギターに対してよく使われる表現なのだけど、こんな感じでしょうかね^^
>反応が早い
近代マーチン(所有の000)から比べると0-28kは確かにタッチは速く(敏感に)感じますね。 それが古いから(プリウォーだから)なのかサイズが小さいからなのか、使用されている材からくるものなのか、私としてはっきりわからないでいます。 古いギターは正直ルーズ(緊張感のない)に感じるのでそのレトロな感じが音的には魅力なんじゃないかと思うのだけど…。
音の感じかたって人それぞれだから表現もむずかしいね、FFMさんのご意見がまさに正論だけど、天邪鬼な私としてはそこをあえて話したい(表現したい)って気持もあるのよね^^;
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.25 ) |
- 日時: 2010/04/30 15:08
- 名前: pon
- ????さん、こんにちは。
0-28Kはまた0-18Kとは違った格上の音がするんでしょうね。
Dタイプはサイドバックがマホガニーとローズウッドという違いがありますが、Kシリーズについてはオールコアなので、材のグレードと装飾の違いが主な相違点ですよね。やはり、組み込み方で18と28にそれぞれの色づけをしてあるんでしょうか?
28Kはあいにく弾いたことがないので分からないのですが。おそらく、よりきらびやかな、華やかな音なのなかなあと想像しております
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.26 ) |
- 日時: 2010/04/30 17:44
- 名前: ????◆72kcc3vQg.E
- こんにちは。
格上って(笑) 気を使ってくださったのかな? ありがとね^^
>組み込み方で18と28にそれぞれの色づけをしてあるんでしょうか?
ごめんね、スペックなどは知識とぼしいのよ。 詳しい方解説よろしく! ただコア材は個体差が激しい材って印象はあります。
実際に音をアップしているから聞いてみてよ。 論より実音で、この0-28k以外(サンプル音源はマホ)のギターは全部サイドバックが作製10年以内のコアだからタッチ(スピード感など)などを比較してみてください。 曲調や腕は無視していただいてギターの音だけ聴いてみてくださいな^^
http://www.youtube.com/user/TTMO1123#p/u/5/gEUabrU76MY
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.27 ) |
- 日時: 2010/04/30 20:33
- 名前: GT3RS
- プリウォーのすごさを一番身近に確認する方法は、
D-18オーセンティツク又は、000-18オーセンティツクと新品んのレギュラーのD-18又レギュラー000-18のサウンドと造りを比較することで、容易に確認できます。どちらも同じ18シリーズですから。
また、ギターの経年変化による違いをわかるには、比較だけでは、十分ではありませんから、ギターのサウンドに対しての感覚を磨く必要があると思います。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.28 ) |
- 日時: 2010/05/01 11:29
- 名前: 古都
- >サウンドに対しての感覚
でも、感覚が敏感なはずのプロはほとんど使用していませんね。 何故でしょう?
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.29 ) |
- 日時: 2010/05/01 12:09
- 名前: 通りすがり
- プリウォーを買えるほどのプロは、月に何日もコンサートやライブでギターを
こき使っているわけですから、プリウォーを使っていたのではすぐにメンテが 必要になってしまい、コンサートで同じ音を出すためには何本も持たざるを得なく なってしまうように思います。 あまり恵まれているとは言えない多くのプロのギター弾きにとって、 ステージでプリウォーを使うというのは、経済的にも楽器の運用的にも無理な話しでしょう。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.30 ) |
- 日時: 2010/05/01 12:20
- 名前: サンダース軍曹
- >でも、感覚が敏感なはずのプロはほとんど使用していませんね。
持っていてもギターにとって過酷な環境であり、また微妙なニュアンスが出し難く 分かり難いステージでは使わないでしょう。特にP.U.を必要とするような環境ではね。 ライブでは盗難の心配も常にありますし・・・。 プリウォー持ってるプロは、レコーディングや家で楽しむのに使うんじゃないでしょうか?
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.31 ) |
- 日時: 2010/05/01 15:03
- 名前: 古都
- NO28は、確かに私が書きましたが
GTさんには恐らく理解いただけないと思い、削除したはずですが・・・・? 誰かが復活させてくれたようです。 なので、私は削除できません。
プリウォーでなくNO27に対する オーセンティック等の話なのですが?
さすがに本当のプリウォーはプロの使用環境には無理があるでしょう。 通常の使用ですら不安を感じる物もありますから。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.32 ) |
- 日時: 2010/05/01 16:42
- 名前: サンダース軍曹
- >誰かが復活させてくれたようです
そうでしたか。 古都さんにしては、何だか分かり切ったこと質問されるんだなと思ってはいたんですが。。。 的外れのレスで失礼いたしました m(__)m
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.33 ) |
- 日時: 2010/05/01 16:44
- 名前: サンダース軍曹
- 引用がまちがってました。
>オーセンティック等の話なのですが?
こちらですね。
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Re: プリウォーのすごさとは? ( No.34 ) |
- 日時: 2010/05/01 17:45
- 名前: 古都
- いや、分かりきったことを
いやみ混じりに書いたのですが・・・。 オーセンティックもそうですが 主観とはいえ、自分が良いと思う楽器を 否定されては彼も納得できないだろうと考えたので、削除しましたが・・・。 復活です。
ただ私が一番感情的に引っかかったのは >サウンドに対しての感覚を磨く必要があると思います。 の文で、他意はありません。安易な感情だけです。 無益なことです。
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