鳴門・徳島

 

こんな大きな渦にお目にかかれることはめったに無い。パワーボートであればどんな潮のときでも問題はないが、ヨットは潮止まりをねらって通過した方がよい。渦の中を通っても巻き込まれる事はないが、落水すれば救命胴衣を着けていても危ないので注意。いづれにしても波の静かなところをねらって慎重に通過する事。

 

徳島と言えば阿波踊り・・・鳴門をぬけ、吉野川の南、新町川を入る。川を上っていくと橋を1本くぐり川が左に曲がる、その先が目指すケンチョピアだ。徳島県庁の裏手にあるからそう呼ばれている。ヨットがずらりとならびいい景観である。プリンスホテルのオーナーはこの景観が気に入り、ここにホテル建設を決めたそうだ。しかし道路の渋滞緩和の為、下手に橋の建設が予定され、何年か先にマリーナはもう少し下手に移動するらしい。

ここはゲスト用桟橋が1本ある。そしてそこより上手は原則係留自由なので譲り合って留めればよい。阿波踊りの期間、レースもあって混み合っているので邪魔にならないよう係留しよう。

 

ケンチョピアをあがるとすぐそこは徳島プリンスホテル。

さっそくチェックイン。何とホテルでプリンス連と言う連を組んでくれるのだ。踊り衣装1式もレンタルがあり至れり尽くせりのサービスはありがたい。足袋からパンツはもちろんハッピ、シャツ、手ぬぐい、印篭まで用意してくれ、夕食、踊り後の夜食(うどん)、途中の飲み物軽食まで準備してくれる。ホテルでプロのレッスンをうけいよいよ出陣。演舞場へむけて移動開始。

 

軽快なリズムで心ウキウキ、われを忘れて踊るのが阿波踊りのコツ。恥ずかしさなんかすぐにどこかへ、時間も忘れてチャンカチャンカ・・・。

毎日どこかの企業連に有名人が来ているので注意していると面白い。この演舞場の順番をとるのもなかなか苦労らしい。予約をしたり、空きをさがしたりとホテルの人ががんばってくれる。

 

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