左; 観潤亭から五大堂、福浦橋、福浦島を 望む
右; 五大堂
単層宝形造りで国の重要文化財。
周囲に12支が刻まれ太陽の方向と同期していてその時点の時刻を示す。
元禄2年、奥の細道の旅の途中、松尾芭蕉とその弟子曾良が松島を訪れている。 俳聖さえも絶句して ”あまりのたかぶりに、句も出来ねば、眠られもしなかった”
との記述が残っている。
五大堂へ渡る朱塗りの橋は床板が交互に抜けており、透かし状になっていることから『すかし橋』と呼ばれている。
参詣には身も心も乱れのないよう、脚下をよく照願して気を引き締めさせるための配慮とされている。