有田から長崎、そして雲仙へ(第2日目)

有田ポーセリンパーク のんのこの郷

17世紀以降、ヨーロッパの王侯貴族を魅了し、世界の陶磁器に影響をを与えた有田焼の里ならではのテーマパークです。
パークのシンボルであるツヴィンガー宮殿を中心に広々とした庭園、有田焼体験工房、登り窯、展示館、飲食店、お土産品売り場などの施設があり
「酒、器」のテーマパークとなっている。

ツヴィンガー宮殿



 ボーセリンパークのシンボルともいえる建物で、18世紀初頭のドイツ.・バロック建築の華といわれた宮殿を忠実に再現した華麗な建物。

 内部には、江戸幕末〜明治初期までの輸出向けに制作された作品の他、数々の有田焼(古伊万里)を 一堂に展示。
また、圏内随所のガーデンでは、四季折々の花 と鮮やかな緑が心をいやしてくれます。

 展示室には、世界的に名を知られる「有田焼」、初期伊万里、古伊万里、柿右衛門、鍋島藩窯様式をはじめ江戸、明治の最盛期までの作品を展示。400年に及ぶ有田焼の歴史の中でも重要な作品の数々が見られる。

1873年のウィーン万博に実際に展示した高さ182pの
大花瓶は必見。


みやげ屋 蔵

宗政酒造自慢の焼酎清酒などのほか蔵限定商品やここでしか手に入らない希少な商品など蔵元ならではの商品を豊富に取りそろえている。
また、地元特産のお土産品なども用意しており、清酒焼酎の試飲も出来る。

有田やきもの市場

陶磁器専門のアウトレットショップ、有田ならではの品揃えで、小皿、小鉢、お茶碗、湯飲み、マグカップ、急須、どんぶりなど掘り出し価格で販売。

旬鮮酒房 蔵

有田名物呉豆腐を使った料理や新鮮な魚介類の料理で蔵元のお酒も堪能できる。

杉玉

のれん

旬鮮酒房 蔵

長崎伝統芸能館(くんち資料館) 

グラバー園の下部にある長崎伝統芸能館は、「長崎くんち」で使われる曳物、川船、唐人船等、担ぎ物、
龍踊の白龍、緑龍、傘鉾等を常設展示している長崎伝統芸能資料館です。



「長崎くんち」とは10月7日より3日間行われる氏神諏訪神社の祭礼日で、この日には踊り町による奉納踊が奉納される。
この奉納踊は長崎独特の文化伝統を伝えているとして昭和54年、国の重要無形文化財に指定されている。
長崎市内の町を5-7町毎の7組に分け、その年の当番に当たった町を「踊り町」と呼んでいる。
この祭りが、旧暦の重陽の節句9月9日(九州北部地方の方言で9月9日を「くんち」という)に行われたことに由来するとの説がある。
博多おくんち(福岡市櫛田神社)、唐津くんち(佐賀県唐津市)と並んで日本三大くんちの一つです。

グラバー園展望台

長崎港


 女神大橋(ヴィーナスウィング)は、長崎港によって分断されている長崎市南部・西部を最短距離で結ぶことで
市内中心部の慢性化した交通混雑を緩和し、地域全体の産業・経済・文化の活性化を図る事を目的に建設されました。
 斜張橋としては、国内で6番目の長さを誇ります。また、夜間にはライトアップされ、観光都市長崎の新しいシンボルとなっております。

女神大橋(ヴィーナスウイング)と長崎港

大浦天主堂

カトリックの教会堂である『大浦天主堂』は、正式名称『日本二十六聖殉教者堂』。
日本最古のキリスト教建築物であり長崎原爆の被害も受けたが、爆心地から離れており焼失を免れる。
修理は7年後の1952年に完了し、改めて国宝(国指定重要文化財)に指定された。

天主堂入り口に立つ「日本信徒発見記念」と刻まれた「日本之聖母」像の横をすり抜けて
3廊式リブヴォールト天井の板張りの堂内に入ると見事なステンドグラスが目につく。
堂内は撮影禁止となっている。

「日本之聖母」

 大浦天主堂の入口正面に置かれてある美しいマリア像は、
信徒発見という世界のキリスト教徒を感動の渦に巻き込んだ歴史的奇跡を記念してフランスから贈られた。
プチジャン神父はこの像を、1865年6月2日に天主堂の門前に据付、日本信徒発見の記念祭典を盛大に催した。
「日本之聖母」という称号は、プチジャン神父が命名されたといわれている。

「日本之聖母」

大浦天主堂

堂内(外から撮影)

料亭 「一力」

眼鏡橋を渡り、石畳の道を歩く。 細い細い路地、行き着いた先が創業180余年という料亭「一力」
坂本竜馬、高杉晋作、井上聞多ら明治維新で活躍した志士たちも通った「一力」は、 数ある長崎の料亭の中でも最古の歴史を誇ります。

眼鏡橋

暖簾をぐる

姫重しっぽく

卓袱料理にかかすことのできないお料理を贅沢に三段重につめたランチ限定の味わい深い一品です。

姫重卓袱(三段重) 

姫重卓袱

大広間

たつみ碑

昭和5年、伊東深水画伯と家元、常磐津 三蔵が五ェ門風呂に入浴したとき誕生した小唄の碑。
創業、165周年記念として建立。

たつみ碑

小唄 辰巳

雲仙温泉 雲仙宮崎旅館

1929年創業、温泉街の中心に位置する雲仙地獄に隣接して立つ老舗旅館で、雲仙の自然を借景にした日本庭園が見事。
客室は、この庭園を見下ろす側と、雲仙地獄を一望する側の2タイプに分かれるが、どちらもその眺望はすばらしく、宿泊者を魅了する。

慢の日本庭園を望むロビーをはじめ、館内の各施設はすべて広くゆとりを感じる空間ばかり。
夕食は料理長お薦めの「アワビの躍り焼き」「雲仙牛の陶器焼き」を部屋で堪能。

広いロビー

自慢の日本庭園

雲仙地獄巡り

雲仙地獄散策のメインの入り口は、八万地獄(地獄に向かって左)、清七地獄(中央)、泥地獄・足湯広場(右)があり、
それぞれの地獄が遊歩道でつながっています。今回は、宮崎旅館横の足場広場から入りました。

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