知床国立公園
知床半島は、オホーツク海と根室海峡に突き出した鋭い両刃の剣のような形をしている。
一帯は知床国立公園に指定され、手つかずの自然が残されており、
まさに『秘境』という名にふさわしい。
海から山まで自然環境が連続して残されているばかりでなく、野生動物も多数生息している。
斜里町からウトロへ
「第一町人全く発見できず」、見えるのは観光客のみ。
写真右:海岸でヒグマを発見。
オシンコシンの滝
落下の途中から二つに分れることから「双美ノ滝」とも呼ばれている。
知床五湖
深い原生林に囲まれて、ひっそりたたずまいを見せる五つの湖。
一湖から五湖まで遊歩道が敷かれているが、現在は二湖迄しか入れない。
写真中:一湖 写真右:二湖
知床観光船
切り立つ断崖絶壁、海上へ飛沫をあげて流れ落ちる滝、荒々しく砕け散る白波。
厳しい環境は、人間の踏み込むことを許さず遊覧船で海上から眺めるしかない。
写真左:「知床の岬に はまなすの咲くころ………」 森繁久弥
写真中:ウトロ港から知床連山を望む(霧で見えず残念)
写真右:知床観光船「おーろら2」
観光船をカモメが追いかけます。
写真左:フレペの滝(乙女の涙)。フレペはアイヌ語で赤い水を意味する。約100m下の海に流れ落ちる様子が涙のように見える。
14時ころ太陽光線の加減で虹が架かることもあり「2時の虹」と呼ばれる。
写真右:カムイワッカの滝。カムイワッカはアイヌ語で神の水を意味する。温泉と水が混じって流れていて別名「湯の滝」と呼ばれる。
滝の上流を30分ほど上るとカムイワッカ湯の滝があり、滝壺が天然の露天風呂になっている。