【平山郁夫美術館】 平山郁夫は、1930年生口島瀬戸田町に生まれ、瀬戸内海の青い海や緑の島々の織りなす豊かな自然の中で少年期を過ごした。画家、平山郁夫の感性は、瀬戸内土に育まれたといえましょう。
この美術館には、院展出品作を中心とした大下図の数々が展示されています。下図とは、本画と同じ寸法で作られる下絵のことで、本画では塗りこまれてしまって見えないような細かいところまで綿密に描き込まれているところが見られます。
【耕三寺】
潮聲寺耕三寺は、金本耕三氏が昭和11年から 30年の歳月をかけて、母の菩提を弔うため個人の力で建立した寺。
日光東照宮の陽明門を原寸復元した孝養門はじめ、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、桃山、江戸の各時代の代表的な寺院建築様式によって建立された堂塔は二十数棟に及ぶ。
堂塔はすべて金銀や朱に彩られ、その華麗さに“西の日光”とも呼ばれる。
境内には母の安息所として建てられた豪華な「潮声閣」や、重要文化財や美術品を
多数収蔵する博物館もある。