因島 村上水軍城
( Suigun Castel )

瀬戸内海の水軍
村上水軍は、南北朝時代から室町、戦国時代を通して活躍しました。海上の航路に望む島々や沿海の要衝に砦を築き、
「海賊衆」と呼ばれ、中世において瀬戸内海上に一つの大きな勢力を誇示しました。

因島村上家
中世瀬戸内海の中心にあって11万4千5百石余を領有した海の大名。数百年にわたり瀬戸内海の制海を握り
幾多の合戦に参加したほか、遣明船の使節達の警護などを行った。
特に、毛利氏と陶氏が戦った厳島合戦では毛利氏に加勢し勝利をもたらした。

因島水軍城
昭和58年12月1日に築城された全国でただ一つの水軍城。
水軍のふるさと因島にふさわしいものとして歴史家奈良本辰也氏の監修で再現したもの。
二の丸は展示室、隅櫓は展望室、本丸は水軍資料館として一般に公開されている。