造幣博物館(旧火力発電所)
所在地:大阪市北区天満
竣 工:明治44年
設 計:河合浩蔵
明治4年に造幣局が創設され、貨幣の生産が始まりました。蒸気機関などを動力としていましたが、明治後期に電化することになり、明治44年にこの火力発電所が建てられました。
昭和44年に外観を残し改装され、造幣博物館として生まれ変わり今に至ります。
入口の横には、創業当時に金貨や銀貨を圧印していたフランス製トネリー式圧印機が屋外展示されています。香港造幣局で使用していた物を購入したそうで、造幣局建設のために奔走したウォートルスの苦労が偲ばれます。
すぐ横には創業当時の旧正門があり、鋳鉄製の門柱、八角形の守衛所(大正8年頃まで第四師団の兵士が警備していた)、日本最古のガス灯など見所が多いです。
また国道1号線の向こう側には、現存する大阪最古の煉瓦建築と言われている泉布観や旧鋳造所玄関もあります。
大蔵省造幣局ホームページも参考にして下さい。
煉瓦博物館に戻る
ZeroZone マップに戻る
Copyright(C) Shinichi Takahashi