西口
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西口(内部)
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謎の橋脚
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第二横坑(画像なし)
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第一横坑
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竪坑
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東口
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城山隧道
所在地:神奈川県津久井郡津久井町青山
竣 工:大正4年3月
設 計:
明治20年に日本で初めての近代水道を創設した横浜市ですが、僅か10年でその三井用水からの取水では足らなくなるほど人口が増えていました。明治30年には、新たに青山から取水するようになりましたが、野毛山貯水場までの創設時代からある導水路のうち道志川や相模川の河岸を縫うように布設された箇所は、豪雨などによって大きな被害を受けていました。
明治43年8月に着工した第二回拡張工事では導水経路の大幅な変更があり、4キロメートル以上の長さの隧道(トンネル)を掘ることになりました。隧道には資材を運ぶための鉄道が敷かれ、鍛接鋼管が通された後も保全用として鉄道は残されました。
大正4年3月、中央本線笹子トンネルに次ぐ長さの城山隧道が完成しました。導水管と併行している鉄道は、市議会議員団の視察にも利用され、昭和16年にコンクリート管が新たに布設されるまで活躍しました。
今も横浜市に水を送り続けている城山隧道は、昭和60年「近代水道百選」に選ばれました。
一番上の西口(青山沈殿池側)は1993年4月25日に撮影したもので、それ以外は2014年5月2日に撮影したものです(横坑は激薮のため断念しました)。再訪して初めて気付いたのですが、西口の近くに煉瓦の橋脚の痕跡がありました。
2015年3月15日に再々訪しましたが、第一横坑から湖畔づたいで第二横坑に行くのは足場が悪く、いったん引き揚げました。板金店の横から下る予定でしたので、ご主人に聞きましたが、こちらも崩れていて「本当に危ないからやめとけ」と強めの制止でしたので断念しました。
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