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第25回(平成12年 3月23日)
ドバイワールドカップ観戦記(4)
 3/29 2000.

3月23日

今日は事務局側でセッティングしてくれたイベントだけで盛りだくさんの1日である。早朝に予定されていたアルクオーズステーブルの見学が中止されたのは残念だったが、結果的にはそれでOKというほどの過密スケジュール。
 まずは競馬場にて「ブレックファースト・ウィズ・スターズ」。要は調教を見たり関係者のインタビューを聞いたりしつつみんなで朝メシを食おうというイベントだ。プレスセンターでのメール送信などを終えて駆けつけてみると、どこから湧いてきたのかというほどの人・人・人。あまりに居心地がナニなので早々に退散する。そしたらその後に、オーストラリアから来た馬が「インタビューに答える」という芸をやってくれたそうだ。見逃して残念。
 10時半からは毎年恒例・ザビール厩舎の見学会。何度も見ていて「乾草のありかはどこか」まで覚えているほどの厩舎。行っても目新しいものはないが、入厩している馬たちが素直で可愛いのが魅力で、結局行ってしまう。午後にシャルジャのメインレースに出るという馬(リシウス産駒)がいたので見せてもらう。

再び競馬場に戻り、12時からは競馬場脇にあるゴドルフィンの競馬博物館でシェイク・モハメドの記者会見。かつて非公開だったこの施設も、どうやらこの1年の間に一般公開が始まったようだ。シェイクは40分遅刻して登場。しかも去年の倍にあたる2時間近くも質疑応答をした。榊原さんはその途中で爆睡。半月刀で首をちょん切られてもしかたない(おいおい)振る舞いだが、後ろの方の席だったので大丈夫でした。
 この後、本当はシャルジャでの競馬観戦が予定されていたのだが、記者会見が長引いたため、バスは行ってしまった。やむなく諦めるか……と思ったところ、レンタカー利用のハロン編集長・斎藤さんが乗せてくれる。ありがとうございました。月本氏、テシオ編集者長澤女史と4人でシャルジャへ。小さい競馬場だが、客は盛り上がっている。馬券なしでなんで盛り上がれるのか!? ちなみに午前中ザビールで見た馬はレイティング最上位ながら2着だった。
 ホテルに戻ったところでさすがにダウン。シェイク記者会見を途中で退席し、かつシャルジャに行かなかった(行けなかった)ハイビジョンチームの他3人は最初のバスでアラビアンナイトパーティーに向かったが、私は最終便の直前まで寝込む。這うようにしてバスに乗り、会場ではラクダにも乗り、なんとか帰還。そうまでしてアラビアンナイトパーティーに行くなという説もあるが。この晩はさすがに仕事できずに寝る。



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