ベルクソン関係書誌（邦語単行本）

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ベルクソン関連書誌（邦語単行本）

淡野安太郎『ベルクソン』（勁草書房　1958年/再版1996年）
高山峻『イデ・フォルスの哲学─フイエとベルクソン─』（山本書店　1959年）

1960-

坂田徳男・澤瀉久敬編『ベルクソン研究』（勁草書房　1961年）
- 澤瀉久敬「ベルグソン哲学への手引き」
- 澤瀉久敬「ベルグソンは哲学をどう考えたか」
- 大野桂一郎「ベルグソンにおける形而上学と認識」
- 高島弘文「ベルグソン哲学における持続と空間」
- 西村嘉彦「想像する記憶と反復する記憶」
- 池長澄「ベルグソン哲学における無意識の問題」
- 三輪正「形而上学と行為──ベルグソン哲学の一問題点──」
- 矢内原伊作「ベルグソン哲学と芸術」
- 樋元和一「ベルグソン哲学における創造の問題」
- 片山壽昭「エラン・ビタールとエラン・ダムール」
- 池邊義教「ベルグソンのプラトン批判──科学的知性と論証的知性──」
- 當津武彦「ベルグソンのアリストテレス解釈──空間と時間の問題をめぐって──」
- 高橋昭二「ベルグソンとカント」
- 坂田徳男「私の回想のうちのベルグソン」
中島盛夫『ベルクソンと現代（塙新書18）』（塙書房　1968年）
ジャック・シュヴァリエ（仲沢紀雄訳）『ベルクソンとの対話』（みすず書房　1969年）

1970-

ジル・ドゥルーズ（宇波彰訳）『ベルクソンの哲学』（法政大学出版局　1974年）
澤瀉久敬編『フランスの哲学　２生命を探る』（東京大学出版会　1975年）
- 澤潟久敬「ベルクソンと単純性」pp.i-v
- 清水誠「ベルクソンと生きられる空間」pp.3-26
- 山形頼洋「知覚と持続　ベルクソンの『物質と記憶』についての一考察」pp.27-50
- 坂本博「ベルクソンと進化論」pp.51-74
- 紺田千登史「ベルクソンの形而上学」pp.75-96
- 笹田利光「ベルクソンにおける科学と哲学　実証的形而上学のアンビヴァランス」pp.97-120
- 岩津洋二「開かれた社会、あるいは聖者の祭典」pp.121-142
- 池田四郎「ベルクソン宗教思想の一側面」pp.143-166
- 岡田松夫「ベルクソン哲学の個について」pp.167-204
池辺義教『ベルクソンの哲学』（第三文明社　1976）
Ａ．Ｄ．セルティランジュ（三嶋唯義訳・解説）『アンリ・ベルクソンとともに――持続論・科学論・宗教論――』（行路社　1976年）
中田光雄『ベルクソン哲学　実在と価値』（東京大学出版会　1977年）
澤瀉久敬編『ベルクソン　世界の名著64』（中央公論社　1979年）
澤瀉久敬『ベルクソンの科学論』（学芸書房　1968年／中央公論社（中公文庫）1979年）

1980-

森脇善明『小林秀雄とベルクソン』（ＪＣＡ出版　1982年）
市川浩『ベルクソン（人類の知的遺産59）』（講談社　1983年）
三宅中子『習慣と懐疑：モンテーニュ・パスカル・ベルクソン』（南窓社　1985年）
澤瀉久敬『アンリ・ベルクソン』（中央公論社（中公文庫）1987年）
内野末雄『ベルグソンとサルトル』（明玄書房　1987）

1990-

市川浩『ベルクソン』（講談社（講談社学術文庫）1991年）
ジル・ドゥルーズ（平井啓之訳・解題）『差異について（増補新版）』（青土社　1992年）
ベルクソン（宇波彰訳）『精神のエネルギー』（第三文明社　1992年）
Ｊ．－Ｌ．ヴィエイヤール＝バロン（上村博訳）『ベルクソン（文庫クセジュ742）』（白水社　1993年）
三輪正『習慣と理性──フランス哲学研究──』（晃洋書房　1993年）
山口實『生命のメタフィジックス : すべての人のための分りやすい : ベルグソン哲学とユング心理学を軸に生命の基本法則を求めて』（形而上学研究所　1993年）
『ベルクソン　「現代思想」臨時増刊』（青土社　1994年）
- 前田英樹「<度合の哲学>としてのベルクソニスム」pp.8-25
- 赤間啓之「ラン・ウィズ・ア・《ベルクソン》――あるいは『可能的なもの』」pp.26-65
- 守永直幹「生命と記憶」pp.66-93
- 松浦寿輝「ベルクソニスムと死」pp.94-105
- 加賀野井秀一「言語の2つの斜面」pp.106-116
- Lydie Adolphe（片桐茂博訳）「イマージュとしての『ねじれ』――ベルクソンとプロティノス」pp.117-133
- 市川浩・志賀隆生(インタビュ-)「ネットワークの中のベルクソン」pp.134-145
- 飯島洋一「サイバーの息子――Cey-BERG=SON」pp.146-170
- 澤野雅樹「光のもとに差しだされた生――フーコーの鏡に映るベルクソン」pp.171-192
- 湯浅博雄「時間と反復」pp.193-218
- J. Hyppolite（廣瀬浩司訳）「ベルクソンにおける記憶の諸相」pp.219-232
- 中島義道「持続と時間のあいだ――ベルクソンの誤り」pp.233-239
- M. Barthermy-Madaule（市原豊・江川隆男訳）「ベルクソンから観たカントの認識論と形而上学」pp.240-249
- 中村雄二郎・中田光雄（対談）「ベルクソニスムのリアリティ――生命と自由」pp.250-273
- 宇野邦一「門が細めに開く」pp.274-283
- 松葉祥一「戦争・文明・哲学」pp.284-297
- Ph. Soulez（松葉祥一訳）「<政治的なもの>から<政治そのもの>へ――ベルクソンの『政治哲学』」pp.298-310
- 合田正人「幸福な場所――コモン・センス論に向けて」pp.311-329
- V. Jankelevitch（合田正人訳）「ベルクソンとユダヤ教」pp.330-351
- 谷川渥「ベルクソンの《モナ・リザ》」pp.352-361
- R. M. Antliff（鈴木真理子訳）「ベルクソンとキュビスム」pp.362-379
- 中村一美「光―記憶―絵画」pp.380-386
- 金森修「ベルクソンと進化論」pp.387-403
- P. Trotignon（桧垣立哉訳）「ベルクソンにおける生の観念」pp.404-419
- 小林昌広「手術台上のベルクソン――その医学的受容」pp.420-430
- H. Bergson（中村弓子訳・谷川渥解題）「エコール・ノルマル時代の２つの小論」
- H. Bergson（岡村民夫訳）「記号と言語」pp.445-455
- H. Bergson（合田正人訳）「政治哲学講義（抄）」pp.456-479
- 東松秀雄「ベルクソン主要著作・関連年譜」pp.480-493
中村弓子『受肉の詩学　ベルクソン/クローデル/ジード』（みすず書房　1995年）
安理岳村『笑いの構造　ベルクソンから吉本新喜劇まで』（近代文芸社　1995年）
ベルクソン（岡部聰夫訳）『物質と記憶：精神と身体の関係について』（駿河台出版社　1995年）
三宅中子『習慣と秩序』（南窓社　1996年）
ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ（合田正人訳）『最初と最後のページ』（みすず書房　1996年）
前田英樹『映画=イマージュの秘蹟』（青土社　1996年）
ウラジミール・ジャンケレヴィッチ（阿部一智・桑田禮彰訳）『アンリ・ベルクソン（増補新版）』（新評論　1997年）
ジャック・シュヴァリエ（仲沢紀雄訳）『ベルクソンとの対話（新装版）』（みすず書房　1997年）
山崎行太郎『小林秀雄とベルクソン　「感想」を読む（増補版）』（彩流社　1997年）
桑田禮彰『フーコーの系譜学　フランス哲学＜覇権＞の変遷』（講談社（講談社選書メチエ）　1997年）
篠原資明『漂流思考：ベルクソン哲学と現代芸術』（講談社（講談社学術文庫）　1998年）
清水誠『ベルクソンの霊魂論』（創文社　1999年）
矢次正利『フランス哲学研究』（大阪医科大学哲学教室（非売品））
ベルクソン（合田正人・谷口博史訳）『ベルクソン講義録１　心理学講義・形而上学講義』（法政大学出版局　1999年）
ベルクソン（ジル・ドゥルーズ編　前田英樹訳）『記憶と生』（未知谷　1999年）

2000-

ベルクソン（合田正人・谷口博史訳）『ベルクソン講義録２　美学講義　道徳学・心理学・形而上学講義』（法政大学出版局　2000年）
ベルクソン（合田正人・江川隆男訳）『ベルクソン講義録３　近代哲学史講義／霊魂論講義』（法政大学出版局　2000年）
檜垣立哉『ベルクソンの哲学　生成する実在の肯定』（勁草書房　2000年）
石垣優『時間を生きる──ベルクソンの時間をめぐって』（文芸社　2000年）
ベルクソン（宇波彰訳）『思考と運動』上・下（第三文明社　2000年）
ベルクソン（合田正人・高橋聡一郎訳）『ベルクソン講義録４　ギリシャ哲学講義』（法政大学出版局　2001年）
石井敏夫『ベルクソンの記憶力理論──『物質と記憶』における精神と物質の存在証明』（理想社　2001年）
岩田文昭『フランス・スピリチュアリスムの宗教哲学』（創文社　2001年）
紺田千登史『フランス哲学と現実感覚－そのボン・サンスの系譜をたどる－』（関西学院大学出版会　2002年）
ベルクソン（合田正人・史訳）『意識に直接与えられたものについての試論──自由』（ちくま学芸文庫　筑摩書房　2002年）
ベルクソン『哲学的直観ほか　中公クラシックスW22』（中央公論新社　2002年）
筒井文隆『ベルクソンとカントの社会論　人心覚醒から世界平和へ』（近代文芸社　2002年）
金森修『ベルクソン　人は過去の奴隷なのだろうか（シリーズ・哲学のエッセンス）』（NHK出版　2003年）
伊藤淑子『ベルクソンと自我　──自我論を通して生命と宇宙，道徳と宗教を問う──』（晃洋書房　2003年）
ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉I　中公クラシックスW32』（中央公論新社　2003年）
ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉II　中公クラシックスW33』（中央公論新社　2003年）
マリー・カリウ（永野拓也訳）『ベルクソンとバシュラール』（法政大学出版局　2005年）
守永直幹『未知なるものへの生成　ベルクソン生命哲学』（春秋社　2006年）
久米博・中田光雄・安孫子信編『ベルクソン読本』（法政大学出版局　2006年）
- 編者一同　はじめに
- 第Ⅰ部　ベルクソンと現代
  - 久米博「いま、ベルクソンを読む──記憶・文学・忘却──」pp.2-11
  - 中田光雄「ベルクソンと現代──現前、脱去、痕跡、控除、反攻、生起」pp.12-27
  - 安孫子信「「ベルクソンと現代」小考」pp.28-36
- 第Ⅱ部　ベルクソン哲学の諸問題
  - 石井敏夫「記憶と知覚の二元論」pp.38-47
  - 清水誠「ベルクソンの存在論」pp.48-57
  - 山形頼洋「自由と社会──個体性と生命の問題」pp.58-70
  - 岩田文昭「ベルクソンにおける人間と宗教」pp.71-80
  - 杉山直樹「「知性の発生」と科学論──『創造的進化』読解のために」pp.81-91
  - 上村博「ベルクソンと美学問題」pp.92-102
  - 久米博「ベルクソンにおける言語問題──習慣の問題と創造の言語」pp.103-112
- 第Ⅲ部　ベルクソンと哲学史
  - 内藤純郎「ベルクソンとプロティノス」pp.114-123
  - 中村弓子「ベルクソンと十六世紀キリスト教神秘主義──十字架の聖ヨハネを中心に」pp.124-137
  - 安孫子信「ベルクソンと十七世紀の哲学──デカルト、スピノザ、ライプニッツ」pp.138-150
  - 戸島貴代志「ベルクソンと十八世紀哲学──ルソーとカントを巡って」pp.151-160
  - 加國尚志「ベルクソンと十九世紀哲学」pp.161-172
- 第Ⅳ部　ベルクソンと現代思想
  - 箱石匡行「ベルクソンとサルトル」pp.174-182
  - 松葉祥一「メルロ＝ポンティのベルクソン理解──「流産した現象学」から「存在直観の学」へ」pp.183-193
  - 中敬夫「ベルクソンとフッサール」pp.194-204
  - 中田光雄「実在と存在＝無──ベルクソンとハイデガー」pp.205-216
  - 合田正人「ベルクソンとレヴィナス」pp.217-226
  - 越門勝彦「ベルクソンとデリダ」pp.227-241
  - 檜垣立哉「ベルクソンとドゥルーズ」pp.242-252
  - 守永直幹「ベルクソン生命論と現代科学」pp.253-263
  - 根田隆平「ベルクソンと小林秀雄──信じることと苦悩すること」pp.265-276
- ベルクソン著作解題・研究紹介（Ⅰベルクソンの著作、Ⅱ主要著作の解題、Ⅲ研究紹介）（ベルクソン哲学研究会）pp.277-311
  - 藤田尚志「世界におけるベルクソン研究の現在」pp.312-317
- 事項索引・人名索引

杉山直樹『ベルクソン　聴診する経験論』（創文社　2006年）
篠原資明『ベルクソン──〈あいだ〉の哲学の視点から』（岩波書店（岩波新書）　2006年）
郡司良夫編著『ベルクソン書誌─日本における研究の展開』（金沢文圃閣　2007年）
ベルクソン（合田正人・松本力訳）『物質と記憶』（ちくま学芸文庫　筑摩書房　2007年）
戸島貴代志『創造と想起　──可能的ベルクソニズム──』（理想社　2007年）
石井敏夫『ベルクソン化の極北』（理想社 2007年）

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