◎髪の毛食べる
  亀吉も少し慣れた頃、餌を置いたのに、こちらに向かって来て
餌に気づかない時、「あっちだよ」と餌を指差すと、亀吉も頭を上げて、
そちらを向き餌を確認して、その後、餌に向かうようになりました。
  
  ある朝、ボーっとしながら、亀吉に餌をやっていると、亀吉は餌を
食べてバスキングライトに向かいました。
  おやおや、糞が動いています。よくみると髪の毛のようなものが糞に
付いてます。しかも、亀吉が動くとついていく。「腹にでも髪の毛が
ついたか」と思い、グイっと引っ張りました。「キュー」(かな?)と亀吉が
叫びました。どうも髪の毛のもう一方の端は総排泄孔(お尻の穴)の
中にあったようです。
  どうも女房の髪の毛がケージに落ち、亀吉が食べたようです。
リクガメはこうした紐状のものをよく食べるようです。気をつけないと。

  ところで、この件で、私は亀吉の信用をすっかり失い、身振りで
反応するほどになっていたのに、初めの頃のように私から逃げるように
なっていました。

  髪の毛が出てきたら、はさみで切ってやりましょう。うかっり引っ張ると、
失うものも大きいです。


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