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この子との出会いは今から１年６ヶ月も前の事でした。その日は子供の車の定期点検に行き、その帰り道に
細い路地の真ん中にうずくまって動かない状態で、車の中から 眺めてみると それは可哀想な位にやせ細り、
歩くのもやっとの状態の三毛猫を見て、このまま通り過ぎるのはこの子を見殺しにしてしまうと思い、
思い切って保護する事に・・家に連れ帰り、風呂場でシャンプーをして体を綺麗にしてあげると少しは見られる様に。
体からは異臭が漂い、我が家の子供達は呆れてましたが、餌を上げると何度もお替りを欲しがり、その日の夜には
黒いウンチと下痢を繰り返し。その当時はペットが飼えない契約だった為に保護してあげても医者すら連れて行けず、
この子の生命力に頼るしかありませんでした。室内での保護により少しずつ回復、来た当時は鳴き声も出せない程弱弱しく、
声を出せるようになったのは保護してから 約１ヶ月程たった頃、にゃーと鳴くのではなく、アオッアオッと可笑しな
鳴き声に家族全員が爆笑！ 保護したものの、この先どうしたら良いのか子供達に相談した所、このまま家の子にしたら？って言われてから三毛猫の子に 名前をと思い良く見てると鳴いている所がまるでトカゲの様に見えるとの事でトカと命名、その後体調が落ち着いた頃を 見計らい近所にばれないように、早朝箱に入れて医者に連れて行き、ワクチンと避妊を済ませ自宅に連れ帰る時は 夜遅くまで病院にて預かって貰い暗闇に紛れて無事連れ帰る等の苦労がありましたが、それも保護してから４ヶ月程で解消。 その当時我が家の裏の家が空き家でいた為、入居される方がペットとの同居を望んでおり、家が古いとの事もあったらしくて 晴れて堂々と飼ってあげられる様になりました。 とても性格に良い子で１番のお気に入りの子なんです。 |