第6版2000年11月13日
第5版2000年9月26日
第4版2000年9月2日
第3版2000年8月19日
第2版2000年5月23日
LAN設定手順例(TCP/IP ファイル共有編)(コムスターズルータ対応)
Windows98/Meでの設定手順例です。
LANアダプタを認識させることができたらネットワークを設定します。
1.「コントロールパネル」→「ネットワーク」を起動します。
2.「現在のネットワークコンポーネント」に「Microsoftネットワーククライアント」の存在を確認します。
ない場合は追加します。
<追加手順>
(1)「追加」ボタンを押します。
(2)「インストールするネットワークコンポーネント」から「クライアント」を選択(クリック)し
「追加(A)...」ボタンを押します。
(3)「ネットワーククライアントの選択」で「製造元」から「Microsoft」を選択(クリック)します。
(4)「ネットワーク クライアント」から「Microsoft
ネットワーク クライアント」を選択(クリック)
し、「OK」ボタン(クリック)を押します。
3.「現在のネットワークコンポーネント」に「TCP/IP−>(取り付けたLANアダプタ)」 or 「TCP/IP」
の存在を確認し、ない場合は追加します。
<追加手順>
(1)「追加」ボタンを押します。
(2)「インストールするネットワークコンポーネント」から「プロトコル」を選択(クリック)し
「追加(A)...」ボタンを押します。
(3)「ネットワークプロトコルの選択」で「製造元」から「Microsoft」を選択(クリック)します。
(4)「ネットワーク クライアント:」から「TCP/IP」を選択(クリック)し、「OK」ボタンを押します。
4.TCP/IPの設定を行います。
IPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイ・DNSを設定します。
(一般のISDNルータで接続するときは、かなり設定を省略できます)
<設定手順>
「現在のネットワークコンポーネント」から「TCP/IP−>(取り付けたLANアダプタ)」 or 「TCP/IP」
を選択(クリック)し「プロパティ」ボタンを押します。
4−1 IPアドレスの設定
LAN接続のケースにより異なります。
ケース1 ISDNルータ(コムスターズルータ等)等 自動的にIPアドレスをつけてくれるものがあるとき
(DHCPサーバがネットワークに存在するとき)
→ 4−3 DNSの設定へ
ケース2 パソコンに固定のIPアドレスをつけるとき
(1)「IPアドレス」タブをクリックし、「IPアドレスページ」を開きます。
(おそらく最初から開いています)
(2)「◎IPアドレスを指定(S)」選択(クリック)し、アドレスを指定します。
IPアドレス : コンピュータにつけるIPアドレスです。ネットワーク上で同じ番号
があってはいけません。
通常、254台以下のLANでは 「192.168.1.xxx
(xxxを機器ごとに変える
1〜254の範囲)」を使います。
サブネットマスク : ネットワーク番号とホスト番号を分けるための値です。
通常、254台以下のLANでは 「255.255.255.0」を指定します。
4−2 ゲートウェイの設定
ルータ(レイヤ3スイッチを含む)を利用する特に指定します。ルータがないときは指定しません。
(1)「ゲートウェイ」タブをクリックします
(2)ルータのIPアドレスを指定します。
(一般にISDNルータ(コムスターズルータ等)を買ってきたままの状態の時は、
「192.168.1.254」(コムスターズルータ等)や「192.168.1.1」
(MN128シリーズ,RTシリーズ等)になっている事が多いです。詳細は、各ルータのマニュアルを
見てください。)
4−3 DNSの設定
インターネットを利用するときに指定します。会社のシステムによっては、必要ない時もあります。
ISDNルータ(コムスターズルータ等)を使い、インターネットに直接繋ぐときは、設定が必要です。
(1)「DNS 設定」タブをクリックします。
(2)「◎DNSを使う」を選択(クリック)し、下記値を設定します
ホスト名 : ホスト名を指定します。決まってないときは「7.識別情報」で
使うコンピュータ名をつけるといいでしょう
DNSサーバの検索順 : DNSサーバのIPアドレスを指定します。DNS機能付ISDNルータ
(コムスターズルータ等)を使うときは、ルータのIPアドレスを指定します
(決してプロパイダのDNSをを設定しないでください)。
5.「現在のネットワークコンポーネント」に「Microsftネットワーク共有サービス」を追加します。
<追加手順>
(1)「追加」ボタンを押します。
(2)「インストールするネットワークコンポーネント」から「サービス」を選択(クリック)し
「追加(A)...」ボタンを押します。
(3)「モデル(L:)」から「Microsftネットワーク共有サービス」を選択(クリック)し
「OK」ボタンを押します。
6.「優先適にログオンするネットワークL:」を変更します。
「Microsoftネットワーククライアント」に変更します。
7.「識別情報」を変更します。
「識別情報」タブをクリックします。ページが開いたら下記値を設定します。
コンピュータ名 :(半角15文字以内でつけます。スペースはつかえません。LAN上に同じコンピュータ名の機器が
ないようにします)
ワークグループ :(半角15文字以内でつけます。スペースはつかえません。
ネットワークに繋コンピュータで同じ名前を付けましょう)
説明 :(コンピュータの説明を入れます)
8.「OK」ボタンを押し再起動し、メッセージに従います。
途中、WindowsのCD-ROMを入れるメッセージが出たらメッセージに従います。
(メーカ製パソコンには、WindowsのCD−ROMのないものがあります。
多くの場合は、C:¥WINDOWS¥OPTIONS¥CABS フォルダの中に
Windows CD−ROMの内容が入っているので指定してみるとよいでしょう)
9.再起動後はコンピュータ名でログインします。
Windowsのログオンにパスワードを掛けている場合は、同じパスワードを
指定してログオンしましょう。
10.フォルダを共有できるようにします。
<追加手順>
(1)「エクスプローラ」を起動します。
(2)共有できるようにしたいフォルダまたはドライブをマウス右ボタンで選択(クリック)します。
(ショートカットメニューが表示されます)
(3)「ショートカットメニュー」から「共有(H)...」を選びます。
(4)「◎共有する」を選択(クリック)し、共有方法等を設定します。
共有名 :共有で使用する名前を指定します。
「ネットワークコンピュータ」ででてくる名前です
コメント :共有するフォルダの説明です。
アクセスの種類: 他のコンピュータから接続されたとき、「許可する操作」とパスワードを指定します。
(a)読み取り専用(R) : フォルダ内のファイルに対して他のコンピュータは、「読み取り」
しかできません。
ファイルを削除したり、書き換えたりできません。
(b)フルアクセス(F) : フォルダ内のファイルに対して他のコンピュータは、どんな操作も可能です。
(c)パスワードで区別(D) : 他のコンピュータの接続時にパスワード要求画面を出します。指定された
パスワードにより
読み取り専用 か フルアクセス かを区別できます。
パスワード : 他のコンピュータが共有フォルダを利用しようとしたときに指定させるパスワードです
(a)読み取り専用アクセス用(E): 読み取り専用フォルダや パスワードで区別 で 読み取り専用
として利用させたいときのパスワードです
(b)フルアクセス用(L:) : フルアクセス用フォルダやパスワードで区別 で フルアクセス可能
として利用させたいときのパスワードです
参考:LAN設定手順例(NetBEUI ファイル共有編)
Windows95/98/Meのネットワークコンピュータでコンピュータ一覧にコンピュータがでないことがあるのはなぜ?