第2版2000年11月29日
初版2000年7月4日
WindowsNT4.0ディスク(パーティション)ミラーリング復旧手順


[準備]

  フォールトレトランス起動ディスク(ミラー元のブートパーティションのあるディスクが壊れたとき)

1.ディスク交換前の作業

 (1)コンピュータを起動します
   ミラー元のブートパーティションのあるディスクが壊れたときは「フォールトレトランス起動ディスク」で起動します

    ※フォールトレトランス起動ディスクで起動前にBoot.iniファイルを修正していないときは下記のように修正します

   (a)Boot.iniファイルの属性を「読み取りのみ」属性を外す
   (b)テキストエディタで ARCパス名の論理ディスク番号をミラーパーティションに全て変更する

     例.
      変更前:
       [boot loader]
         timeout=30
         default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT
       [operating systems]
         multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT Server Version 4.00"
         multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINNT="Windows NT Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos

      変更:
       [boot loader]
         timeout=30
         default=multi(0)disk(0)rdisk(
1)partition(1)\WINNT
       [operating systems]
         multi(0)disk(0)rdisk(
1)partition(1)\WINNT="Windows NT Server Version 4.00"
         multi(0)disk(0)rdisk(
1)partition(1)\WINNT="Windows NT Server Version 4.00 [VGA mode]" /basevideo /sos

 (2)「ディスクアドミニストレーター」を起動します

 (3)生き残っているミラーパーティションを選択(クリック)します

 (4)「フォールレトランス(F)」メニュー→「ミラーの解除」を実行します
   ミラー解除確認メッセージが出たら「はい」を選択します

 (5)「パーティション(P)」メニュー→「今すぐ変更を反映」を実行します
   (更新が実施され終了メッセージが表示されたら「はい」ボタンをおします)   

 (6)「ディスクアドミニストレーター」を終了します

 (7)シャットダウンします

 (8)ディスクを交換します

2.ディスク交換後の作業

 (1)コンピュータを起動します
   (ブートパーティションをもったミラー元ディスクが故障したときはフォールトレトランス起動ディスク」で起動する)

 (2)「ディスクアドミニストレーター」を起動します

 (3)生き残っているミラーパーティションを選択(クリック)します(データのある正常な方)

 (4)交換したディスクの「空き領域」を同時に選択(「CTRL」キーをおしながらクリック)します

 (5)「フォールレトランス(F)」メニュー→「ミラーの確立」を実行します

    (ミラー構成が再作成されます)

関連:パーティションミラーリング作成手順


目次に戻る