またまたやってきました三宅島。今年4回目。なんかリッチな気分。 といっても今回もスキンダイビングのみ。前々回に一般市民(ダイバーぢゃない人々)と一緒に来てドルフィン・スイムとスキンダイビングをやったところ好評で、会社の関係者と大学のときの同期を取り混ぜてツアーを組んだ次第。自分で組むのはめんどくさかったので全部ATLANTISにお願いしてしまった。どうもありがとうございました。 スキンダイビングなんてはじめて、スノーケルなんか使うのはじめて、という方や、泳げない...という方もいましたが、みなさんなかなか楽しめたご様子。えー、海ぃ、だって泳げないしぃ、と思ってるあなた、とりあえずスノーケリングしてみて下さい。やめられなくなりますよっ。 とはいっても、海はやっぱり怖いもの。最初はきちんと訓練を積んだ人と一緒に行って下さいね。はまったらいやでもプールに通うことでしょう。 別にスキンダイビング講座のページではありません。念のため。(^^; 御蔵島のイルカ 日付:1998/10/03, 潜水場所:御蔵島 天候:晴れ, 気温:27℃, 海洋状況:よしよし 水面温度:27℃, 水底温度:26℃, 透明度:15m ウエイト:2kg いつものように漁船で御蔵島へ向かう。週の前半東京はかなり涼しかったのだが、この土日はぐんと温度が上がり、10月とは思えない陽気になった。天気もまずまずである。船はなかなか派手に波を蹴散らして進んでいく。二日酔いではないが、このところ睡眠不足である。おなかの調子がいまいち。やな予感。御蔵に着くまではおとなしくしてよっと。 御蔵島到着。ついて早々イルカさん発見。うりゃー。ざぶん。 非常にゆっくりと泳いでいるのでこれはいけるかな、と思ったがどうもよろしくない。すぐ深く潜ってしまう。まともに遭遇することなく、かなり深いところ(10mくらい)を泳いでいってしまう。群れもいまいち小さいような気がする。 はじめてな方々は野生のイルカを見れて、感激しているようだ。きけばかなり近くを一緒に泳げたとのこと。...どうも私だけがまともにお会いしてないようだ。なぜだ。ゆるせん。深かろうがなんだろうが潜ってやる。とぉー。 頑張りすぎたようだ...。おなかが...。やばい。やばすぎる。ここは船の上。しかも漁船。トイレなんかあろうはずもなく...。もーいい。どうせ一回やってるんだ(1997/07/15のログ参照)。船の上には若い女性も何人もいる。しかし、そんなことを気にしている場合ではない。私のウェットスーツは背中にファスナーがあるタイプである。これが幸いした。そう、小便は非常にやりにくいのだが、この場合は...。フィンをつけたまま船から降ろしているはしごにつかまって泳ぎながら、身体を船の下に潜り込ませるようにしてウェットをずらす。なんとも情けない格好である。いいのだ。人間は本来こういうものなのだ。それ。ぷりぷり。 マスクとスノーケルもつけていたので、確認のため覗いてみる。...うーむ...。イルカくんたちも人の目の前を通り過ぎながら平気でぷりぷりやってのけているため、海中を漂うそれを見るのはいつものことなのだが、やはりイルカとヒトでは食べるものが違うせいか、明らかに違う。ヒトのうんこはお馴染みの色であるがイルカのそれはほとんど真っ白である。さらに漂い方が違う。これは内容物の質が違うせいもあろうが、やはりイルカくんの場合は高速で泳ぎながらするためであろう。すじをひいたように漂っているのである。それと比べるとこれは...。ご想像にお任せします...。ただし、このときの私の状態を考えると正常時の場合よりもかなりイルカのそれに近いものになっていたと考えられる。 同乗していた現地のインストラクター曰く。「イルカ見に来てうんこした人見たのはじめてですよ」ふっ。まだまだ甘いな。「あー、私2回目です」。 その後、もう一回これを行い、なんとかおさまった。めでたし、めでたし。 ちなみにそんなこんなでイルカの写真どころではありませんでした。く〜。(T_T) スキンダイビング in 長太郎池 日付:1998/10/03, 潜水場所:三宅島・長太郎池 天候:晴れ, 気温:28℃, 海洋状況:まぁまぁ 水面温度:27℃, 水底温度:27℃, 透明度:7m ウエイト:3kg 昼食をとった後は長太郎池に出かけた。ちょうど潮が満ちていたようで全面に水をたたえている。 小さなボラとメジナの群れが海底を啄ばんでいる。ニシキベラが岩場を泳ぎ回っている。 あと何がいたかなぁ。 ベラいろいろ、スズメダイ、ソラスズメダイ、カゴカキダイ、チョウチョウウオ、ツノダシ、ハタンポ、ゴンズイ(でかかった。15cmくらい?)、ハナミノカサゴ、タカノハダイ、ウツボ、カエルウオ、ウミウシ、アメフラシ、まぁおよそなんでもいるのだな。 外海とつながっているところあたりででっかいのが一匹いた。全長50cmくらいで結構丸々としている。撮った写真を見るとどうもイスズミのようですね。 そろそろあがろうかと岸に戻る途中、なんか浮いてるのを見つけた。なんだ?ルアーかしらん。12cmくらいの魚の形だが妙に丸まるとしている。よよっ?動いた。フグだ。しかしなんで浮いてるんだ。ぷっくり膨らんだまま。しかもひっくり返って。単純に考えると膨らむときに空気を吸い込んじゃって戻れなくなってしまったような感じだ。沈めてあげても当然ぷかっと浮いてくる。泳ぐのも大変らしく、なんともぎこちない(そりゃそうだ。ひっくり返って浮いてるんだから...)。しばらくみんなでつついていたが、きっとこういう魚なんだということで納得することにした。(@@)? このあとはいつものコース。ふるさとの湯で温泉につかり、宿に戻って夕食。さぁて飲むか。 スキンダイビング in 富賀浜 日付:1998/10/04, 潜水場所:三宅島・富賀浜 天候:晴れ, 気温:29℃, 海洋状況:よいっ 水面温度:27℃, 水底温度:27℃, 透明度:15m ウエイト:3kg とっってもよかった。透明度もよかったし、お魚も地形もよかった。こういうとこ大好き。たまには写真なんか撮らないでダイビングを楽しもう、とカメラを持っていかなかったのをちょっと後悔した。まぁよかろう。 タイドプールではないけれど、岩礁が自然の防波堤になっていて波は静か。深さは深いところで7〜8mくらい。水底にはテーブルサンゴがびっしり。スズメダイやベラなど岩場に住むお魚さんたちがまさに乱舞している。岩場の一個所、直径50cmくらいの部分にイソギンチャクがあり、クマノミが3匹お住まいになっていた。一番深いあたりなので潜るのがちょっと大変だが、かわいいのでずっと遊んでいた。 少々曇っていたのが残念だったけど、一時晴れ間が覗いてキラキラしたときはすっごくいい感じだった。 また来よう。
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