南極フォトギャラリー

氷山


氷山の上で休む海鳥

青い空と静かな海にほっとするひと時。

鉛色の空と白い氷山

海鳥のいた氷山を回り込んで見たところです。
背後には真っ黒な雲が忍び寄っていました。

鏡の海の氷山

どうしてこんな形になるのだろうというような氷山が次々と現れます。

流氷の海の向こうの燃える山

日没前、太陽の最後の光が遠くの山を照らしています。

巨大氷山

全長2Km。
レーダーにも映る島のような氷山です。
これでも南極のスケールではまだ小振りの氷山です。

南極は、ほとんどが雪と氷の世界です。海にもたくさんの氷が浮かんでいます。
ところで、海にプカプカ浮かんでいるのは流氷で、その中でも巨大で山のようなやつが氷山だと思っている人はいませんか?
僕は氷山と流氷についてあまり考えずにそう思っていたのですが、実は随分と違うものでした。

氷山
氷山は、氷河や氷床など陸にあった氷のかたまりが海まで移動して分離したものです。様々な形や大きさのものがあって美しい造形美を見せてくれます。
氷山にも大きく分けると2つのタイプがあって、1つは氷河が崩れてできた不規則な山形のものです。もう1つは氷棚という海にせり出した氷床の末端が分離してできた表面が平らなテーブル形の氷山です。南極で見られるものは特に巨大で、時には幅100Km、厚さ200mにもなります。

流氷
海水が凍結して海上を漂っているものが流氷といわれます。冬の間は南極周辺の広大な海域を覆ってしまい、南極への到達を阻んでしまいます。
夏にはそのほとんどが溶けてしまうのですが、中には数年越しの氷もあって3〜4mほどの厚さになります。


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