ナン・トゥワス(酋長の口の中)
ナン・トゥワスはナン・マドール遺跡の中で最大の建造物です。二重の重厚な壁に囲まれた広場の中央には巨大な玄武岩の石柱で天井を覆われた石室があります。船着き場から伸びる参道は王や貴族、高層など限られた人しか通ることができず、一般の人々は横に開けられた小さな入口から出入りしたと言われています。 二重の壁の一つ外側にも左右に一つずつ石室があり、生け贄になった人の墓と言われています。更にもう一つ中央石室のある壁の裏側にも小さな穴があり、捕虜や罪人を閉じこめたと言われています。 |
船着き場 | 権威者しか通れなかった表参道 | 一般の人々が通った小さな入口 |
発掘時に開けられたままの入口 | 石室を覆う巨大な玄武岩の石柱 | 石室の内部 |
左側の石室 | 右側の石室 |
裏手にある小さな入口 | 意外に奥行きがある穴の中 |
独特の石組 | 壁に開いた小さな窓 | 重厚な外壁 |