スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語ですが、観光客が訪れるような所では英語が通じます。バスや看板等にもシンハラ語と英語が並記されていることが多いので、英語ある程度分かるなら旅行に困る事はありません。
また、スリランカは日本の中古車を多く輸入しているようで、車体に日本語の会社名などがそのまま残った車が沢山走っています。意外なところで出会う日本語は、なかなか笑えるものがあります。
バス
スリランカ各地を格安に移動するならバスを利用すれば1日あたり数百円の交通費で事足りてしまいます。ただし、長距離バスは日よけのブラインドが降ろされていたり、フィルムが窓に貼られていたりするので、移動の間の景色を楽しんだりという事にはあまり向きません。移動だけが目的の場合には、かなりの節約になりますが、ローカルバスは混雑している事も多いので旅行期間が短いならば無理に乗る事も無いかも知れません。
トゥクトゥク
バスより値段は高くなりますが、自由にのんびりと旅をしたいという場合にはトゥクトゥクという3輪車をチャーターする事も可能です。この場合、値段はドライバーとの交渉になりますが2時間程度のチャーターなら500ルピー位だと思います。コロンボなどでは割高になってしまいますが地方では交渉次第でもっと安く出来ると思うので頑張ってみてください。ただ、途中でガソリン代を出してくれと言われたりすることもあるので条件をしっかり確認しておきましょう。とにかく条件と値段交渉が重要です。
ちなみに、コロンボ市内から空港までは600ルピーと言われました。普通ならトゥクトゥクに乗っていると風が心地良いのですが、コロンボ市内の車の排ガスはとてもひどいのでトゥクトゥクで空港へ行くならマスクをして行きましょう。時間は1時間くらいは見ておいた方がいいと思います。
ツーリストカー
スリランカでは車とドライバーを手配して旅行するパターンも一般的なようで、空港のツーリストカウンターや街なかの旅行会社等で手配する事が出来ます。宿を含めたプラン等も立ててくれたりしますが、車とドライバーだけなら1日3000ルピーくらいです。中級以上の宿に泊まるなら旅行会社を通して予約した方が安くなることもあるので、自分の日程や予算、旅のスタイルに合わせて利用すると便利です。ただし、旅の全行程をプランニングしたがるので、自分で気ままに旅したいならば、その辺の押しに負けずにしっかり交渉しましょう。
バス等と比べれば格段に快適で融通のきく交通手段なので、短い滞在で効率的に廻りたければ利用する価値は大きいです。