AIが止まらない!SS(ショートストーリー)
このSSはマガジンスペシャル5月号「劣等感ガール(1)の続きの部分を想像したものです。
またこの作品は途中で終わっているのでご了承願います。
ではごゆっくりお読み下さい。
シンディ パパ遅かったじゃない! マクドゥガル すまん、会議が長引いたもので1便遅らしたんだ。 シンディの父が現れたのは胸もみ事件からほんの数分後であった。 シンディ パパ何日滞在出来るの? マクドゥガル 3日間だが今進めているプロジェクトに何かトラブルが 発生すれば早々帰ることになるが・・・ シンディ ふ〜ん3日間なんだ。 あまりゆっくり出来そうもないわね。 別荘への帰り道・・執事の運転するリムジンの車内にてシンディは空港での 乙女の純心をもてあそんだ日本人のことを父に話していた。 シンディ ねえパパ聞いて!空港でパパを待っている時に痴漢あっちゃ ったわ! マクドゥガル な!なんともなかったか? シンディ 胸を揉まれたわ!プンプン!いま思い出しても頭きちゃう! マクドゥガル それはどんな奴なんだ、パパが捕まえて懲らしめてやるぞ! シンディ それが日本人の私より年下の女の子なのよ。 シンディから見たら弥生は年下に見えるのだろう。 マクドゥガル 女の子?恥女か?日本ではそんな習慣でもあるのか? 最初事情を把握しきれていなかったマクドゥガル氏であったが思い当たる 人物がいるのを思い出していた。 あの娘は確か日本人だっな。 しかも今 帰国しているはずである。 マクドゥガル シンシア、明日だがお前に会わせたい人が居るのだがいいか? シンディ え?、いいわよ週末だし、でも何か企んでない? マクドゥガル いやなにも・・企んでいるってパパがそういうふうに見える のか? シンディ 顔が笑ったわよ! マクドゥガル いや!これは久々に愛娘に会えたからだよ。 母親に似て感が鋭いなと思う父マクドゥガルであった。 シンディ それならいいけど・・私も会ってほしい人が居るんだ。 マクドゥガル それは男か? シンディ そう、でも友達よ。 私にパソコンの操作を教えてくれた 先生! パパに出した初めての電子メールも先生が助けて くれたから出せたの。 マクドゥガル それは礼を言わないといけないな。 二人とも明日合うのが同じ神戸家の兄妹であるとはこの時点で気づくは ずもなく・・一方神戸家では。 トゥエニー ひとし!妹が来るのならちゃんと事前に言いなさいよね。 それになんなのよ人の胸いきなり揉んだりして! ひとし いや、親父からのメールと弥生が着たのがほぼ同時なんだ。 それより弥生のやつトゥエニーがAIだって知っているから どうトゥエニーたちのことをどう説明しようか・・・・ トゥエニー どのみちばれるんだし素直に説明すれば、それにもしかした ら忘れているかも。 ひとし 紹介するね、サーティーの姉のトゥエニーと妹のフォーティ (-_-)チラ トゥエニー こんにちは、あなたひとしの妹だって話は聞いてるけどいき なり胸を揉むのは失礼じゃない。 弥生 あっ、ごめんなさい。 おねえさんの胸が大きかった物です から。 つい・・トゥエニーさんでしたっけ以前お会いした ことありませんでしたか? トゥエニー えっ!無いはずよ (^_^;)ドキ! ひとし ほっ。 どうやら忘れているようだがまーくんが気づいてい るようだし油断できないな。 フォーティ こんにちわですぅ。 弥生さん。 フォーティと言いますぅ。 弥生 こんにちはフォーティちゃん。 じ〜〜この子は見た目胸が 無いわ。 胸の大きくない女には興味を示さない弥生であった。 フォーティ あ〜!胸のところに下げているのはたまごっちですかぁ? でも少し違うようですぅ。 秋葉で売っている類似品か なぁ? トゥエニー ん!たまごっちよりも販売価格が高いという類似品? まーくん 失敬な! フォーティ わぁ!喋った!よく出来ていますねぇ類似品。 まーくん そんな物とは一緒にしてほしくないな私はたまご型AIの まーくんだ! フォーティ ええっ! トゥエニー ええっ! サーティー だそうです。 弥生さんが作られたそうで。 まーくん そうだ私をやよいが作った。 フォーティ それじゃフォーティと同じAIなんですねぇ。 弥生 私と同じ? それどういうこと フォーティ 私もAIなんですよ。 そしてトゥエニーお姉さまや サーティーお姉さまもAIなんですぅ。 ひとし わ!わ!わ!わ!わ! とトゥエニーとサーティーがひとし と一緒にフォーティの口を手で押さえつける。 フォーティ 苦しいですぅ!お姉さまがた。 ひとしにつかみかかる弥生 弥生 お兄ちゃん!分かるように説明して! ひとし あのだなぁ・・この3人は実はAIプログラムでそれが実体 化したものなんだ。 弥生 プログラムが実体化?・・すごーいお兄ちゃん! やっぱり私よりか凄いんだ。 感心感心! やっぱりアメリカ にいって一緒に研究しょ! ひとし だからアメリカには行かないって何度も・・・ こうして神戸家の夜は更けていく・・・そして翌日
丁度朝食が終わった神戸家に電話のベルが鳴った。 フォーティ はい!神戸ですぅ。 マクドゥガル ミス、弥生は在宅ですか? フォーティ はい、弥生お姉さまならいますぅ。 待ってくださいね。 マクドゥガル はて、ミス弥生に姉妹がいるとは聞いていないな。 弥生 はい、弥生です。 マクドゥガル IBNのマクドゥガルだ。 約束していたIBN日本支社での 会合があるので11時までに来てくれ。 弥生 分かりましたすぐいきます。 弥生 お兄ちゃん、行くわよ! ひとし なんだよ、休みの日ぐらいゆっくりさせてくれ。 それにどこ に行くんだ? 弥生 いいから、行くのよ。 サーティーさんたちも一緒にね。 紹介したい人が居るの。 訳も分からずIBN日本支社につれてこられた神戸家の面々 ひとし ここは、IBN日本支社じゃないか?紹介したい人って? サーティー シンディのお父さんの会社ですよね。 ひとし うん。 受付で待っているとそこに美人の秘書が現れる。 秘書 お待ちしていましたミス弥生、こちらです。 と案内された先は最上階の応接室であった。 フォーティ 家よりも広くて綺麗ですぅ。 マクドゥガル ようこそ、日本支社へミス弥生、私はIBN本社社長の マクドゥガルだ。 君の自慢の兄はこの方か? ひとし ええっ! 神戸ひとしです。 お会い出来るとは光栄だなぁ。 ひとし 弥生、まさかIBNの社長と知り合いとは知らなかったなぁ。 弥生 うん、MITの研究でいろいろと協力してもらっているのよ。 マクドゥガル ひとし君の噂はミス弥生からいろいろと聞いているよ。 君の才能をここで延ばしてみる気はないかね?。 ひとし え、まだ将来のことは・・・・ マクドゥガル そうか、まあゆっくり考えてくれたまえ。 我々はいつでも 君を迎える用意がある。 そうそうミス弥生に紹介したのが いるんだ。 年も同じぐらいだし友達になってくれんかね。 シンシア来なさい。 娘のシンシアだ。 シンディが隣の部屋から来た。 驚くひとし、サーティー シンディ ああっ!昨日の胸揉み娘! それにひとし!サーティーさん までどうしてここに? マクドゥガル なんだ、知り合いだったのか。 なら話は早いこちらがミス 弥生・MITの研究員だ。 ひとし 実は弥生は妹なんだ。 それにシンディの胸も揉んだのか? 弥生! 弥生 ごめんなさい。 シンシアさん。 でも何でお兄ちゃんと シンシアさんは知り合いなの? ひとし 高校の同級生なんだ。 弥生 ふ〜ん。 そうなんだ。 シンディ ひとしの妹か、しかたない許すわよ。 マクドゥガル シンシアが日本人の女の子に胸を揉まれたって聞いたので 弥生ではと思っていたよ。 MITにAIにつていすばらし い研究成果を上げている東洋の少女がいると聞いて視察にい ったら秘書がミス弥生の生け贄になったので覚えていたんだ。 秘書がプイっと横を向く。 まーくん 所で私の紹介を忘れていないかね?やよい。 弥生 ごめん、紹介するねこれは私の作った卵形AIのまーくん まーくん まーくんだよろしく。 シンディ し、喋ったわ マクドゥガル ミス弥生はこのAIの開発者なのだ。 そして我が社が 技術協力してここまでのものに仕上げることが出来たんだ。 AIがどうのこうのと言われてもあまり感心のないシンディであった。 シンディ そうそう、パパに紹介したいって言ていた人だけど目の前の ひとしなの。 マクドゥガル そうだたのか、改めて礼をいう。 シンシアのパソコンアレ ルギーを直してくれてありがとう。 ひとし いや、それほどでもないですよ。 シンディが努力して克服 したからです。 お互いに意識しているひとしとシンディを見ていたまーくんは まーくん ん、兄貴、シンディは兄貴の恋人なのか? もうキスもした のか? ひとし どきっ! シンディ どきっ! ブルブルと弥生が体を振るわせまーくんをガンガンと壁にぶつけた まーくん やめろやよいこわれる 弥生 これ上よけいなことを言うと壊すわよ。 まーくん 昨日サーティーが兄貴の恋人では無いといっていたものだから 聞いてみただけだ。 ひとし まあまあ、弥生落ち着いて! ・ ・ ・ 終わり・・・・続かない・・・たぶん −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− いかがでしたでしょうか?マガスペ5月号の続きとして書いてみました。 実はこの続きを書いたかですが私が電車に乗っているときに突然浮かんだの です。 正に電波が脳に入ってきたというのでしょうか。(^_^;)アブナイナァ もしかすると6月号とシンクロしているかも・・・でもこのSSと同じ だったら怖いな。 でも話が途中で終わっているのは浮かんだのがここま でだったからです。 これも現実逃避の賜か?(^_^;)一つ戻る
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