彗星
列車名寝台特急 彗星
運行開始日1968年10月01日
廃止日2005年9月30日
走行区間京都−南宮崎
撮影JR九州・日向住吉駅
 ひと口メモ
 昭和43年10月のダイヤ改正で誕生した関西と宮崎を結ぶ夜行列車ですが、日豊線の大分以南は隘路ということもあり、所要時間の短縮は難しく航空機に太刀打ちできない状況が続いていましたが、車両の老朽化もあり廃止となりました。
 これで、宮崎県内から寝台特急が消滅。関西、関東方面から鉄路でのアクセスが困難な地域になりました。
あさかぜ
列車名寝台特急 あさかぜ
運行開始日1956年11月29日
廃止日2005年2月28日
走行区間東京−下関
撮影JR東日本・東京駅
 ひと口メモ
 「動くホテル」として華々しく登場したブルートレインの元祖です。伝統の博多編成廃止後も、しぶとく生き残っていました。サンライズ登場時には新型車両への置き換えも期待されましたが、サンライズといえども夜行列車の長期低落傾向の流れを止めることはできず、車両の老朽化と共に廃止です。
さくら
列車名寝台特急 さくら
運行開始日1959年07月20日
廃止日2005年02月28日
走行区間東京−長崎
撮影JR東日本・川崎駅
 ひと口メモ
 日本の国花を愛称とする伝統ある列車です。最盛期には列車番号「1レ、2レ」の栄光を背負っていたブルートレインです。新幹線の高速化と航空運賃の相対的な値下げにより、時間もかかりJR4社の思惑の違いから設備の更新もままならず、じり貧に追い込まれての廃止となりました。2011年3月に新幹線の愛称として復活しました。
いそかぜ
列車名特急 いそかぜ
運行開始日1985年03月14日
廃止日2005年02月28日
走行区間小倉−益田
撮影JR九州・小倉駅
 ひと口メモ
 元は大阪−博多間を走行した「まつかぜ」の流れを組む列車です。1985年3月のダイヤ改正で、「まつかぜ」と分離され誕生しましたが、徐々に走行区間が短縮され、2002年の島根県内の山陰線高速化事業の完成にともない、小倉−益田間のローカル特急となっていました。沿線は風光明媚ですが、これでますますローカル色が高まる他、関門トンネルを通過する最後の昼行特急も無くなります。


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