駅は人々が集う交流の場としての位置付けがありますが、利用客の少ないローカル駅は無人化され駅舎が解体される方向にあります。町の玄関駅として駅舎が無いと様にならないと思う人も多く、駅舎を残すと同時に地域コミュニケーション、乗客誘致の観光施設として、温泉を引き駅を活性化させようという動きが広まっています。 ここでは、全国に17カ所ある(平成21年4月1日現在)温泉駅(駅舎が温泉施設になっているものと、駅敷地内に接地されているものを含む)を紹介します。 駅に温泉を設置するというのは、旧国鉄時代に上諏訪駅で「一駅一名物」で誕生したのが始まりです。残念ながら上諏訪駅の温泉は老朽化のため廃止になりなりましたが、近年、地域振興と鉄道の活性化を目的として日本各地で誕生しており、2002年春には岐阜県の長良川鉄道が、温泉を併設した新駅「みなみ子宝温泉駅」を開業させました。 駅の温泉というのは、何より足場がいいですね。旅の疲れを癒したり夜行列車に乗る前に是非利用したいです。 最近では、線路の高架下を利用して大規模な「スーパー銭湯」を建設する動きも見られ東北本線・福島駅などで誕生しております。福島駅は新幹線高架下の西口に位置しており温泉ではありませんが、一風呂浴びることができます。その他、広島駅の駅ビル内にも以前、銭湯がありましたが、改装の際撤去されたようです。 また、台風による被害で高千穂鉄道は廃線状態。日之影温泉駅は温泉駅返上間近です。 また、最近増えているのが、駅への足湯の設置です。本サイトで紹介している上諏訪の他、川湯温泉(北海道)、摩周(北海道)、鳴子温泉(宮城)、由布院(大分)の各駅に足湯が設置されています。温泉に比べて手軽に設置できるのが受けているのでしょうね。 この他にも温泉地の玄関として「○○温泉駅」と名付けられた駅もあります。公衆浴場があれば是非立ち寄りたい場所でもあります
注意!
![]()
|