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Paxman Musical Instruments Ltd

Paxman model 25L



1994年にアメリカの某ディーラーから個人輸入した。F管とBb管のボアサイズが異なるデュアルボア・システムを採用。融通が利く良くも悪くも現代的な楽器。何本か所有するホルンの中では一番(唯一?)まともな楽器である。フリッパーの取り付けや小指かけの移動などのプチ改造を施している。

プチ改造

「楽器よりも練習!」と言われると身もふたもないが、楽器にちょっと手を加えることで、使いやすくなり、愛着も深まる。

1. ヴァルヴレバーのひもとストッパーの交換

ヴァルヴのレバーのひもとストッパーのゴムをヤマハ製に交換した。素早いアクションと快適なタッチが得られるようになった(ような気がする)。ヤマハのゴムは比較的固目で経年変化が少ないようだ。

2. ヴァルヴ・キーにコインを貼り付ける

ヴァルヴ・キーにコインを貼り付けてドレスアップ。滑り止めとキーの保護の効果もある。使用したのは、若き日のエリザベス女王の横顔が刻まれた1960年代のカナダの10セント銀貨。直径18ミリでサイズもぴったりである。Calgary Coin and Antique から購入。取り付けにはスコッチの超強力両面テープを使用。

3. フィンガーフックの移動とフリッパーの取り付け

フィンガーフックを5ミリほど手前に移動すると同時に、オズマンで購入したアレキサンダのフリッパーを取り付けた。これらの改造は山形市のミュージック ロフト(代表 前田実さん)にお願いした。手に合わないフィンガーフックを使用していると、小指に負担がかかり、腕や肩に余計な力が入るなどの問題が生じる。

4. チューニングスライドの交換

明らかにピッチが低め(A=440のアメリカ仕様か?)だったので、パックスマンから短めのチューニングスライド3本(メイン、F管、Bb管)を取り寄せた。




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