当サイト管理人について少年のころに、こんなことを考えたことがある。 今の世の中は、どうして、こうなっているのだろう。 日本は東洋の国なのに、どうして、洋服を着て、ネクタイを締めて、会社というところで働くのだろう。洋服のほうが、動きやすいからだろうか。ネクタイというのは、単なる飾りなのか。会社だって、昔の時代にはなかったじゃないか。 今の時代に生まれていなかったら、どんな人生を送るのだろう。もし日本ではない国に生まれていたら、どんな人生を送るのだろう。 いまの社会がいまのかたちになっているのは、祖先の人たちがさまざまな選択を行ってきた結果であるということに、気づいてきました。 日本の場合には、稲作を導入し、天皇を受け入れ(歴史の結果として誰も滅ぼさなかった)、中国の諸制度に学び、西欧文明を取り入れた、その結果としてのいまがある。神道と仏教、武士の精神、百姓の村のありかた、明治以降の修身教育、戦後の民主主義精神といったものが、いまの日本の人々の心のもちようをかたちづくった。 ほかの民族は、これまでの歴史において、また違ったものを受け入れている。それぞれの祖先が考えついた神々や、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教。社会主義、民主主義、科学技術、民族独立運動、自分たちの指導者。それぞれの歴史におけるさまざまな選択の結果が、今のかたちになっている。 だから、今を知るためには、歴史を学ばなければならないと思います。 そういったことに気づいたとき、祖先の人々が艱難辛苦のなかで行った努力に、心から感謝したい気持ちになりました。 そして、今の我々の選択と行動が、明日の社会のかたちを決めていきます。 略歴 ・1959年、初めて地球の空気を呼吸する。 ・日本の北国(稲作の町)で、五体満足に育つ。 ・まだ、学習塾は一般的でなく、塾には行かず大した勉強も行わず。 ・高校では理科系の授業を選択。世界史は単なる暗記の作業と思い込み、大嫌い。 ・囲碁同好会の片棒を担ぐが、それほど本気でもなし。 ・コンピューター関係を志望するが、なぜか文化系の大学へ。 ・その大学で、近代経済学の数学にはまってしまい、経済学専攻。 ・トインビーの「歴史の研究」に出会い、一転、歴史好きになる。 ・大学の授業にはほとんど出席せず、麻雀にあけくれる。 ・何とか大学を卒業できて、給料取りになる。 ・職場の先輩に競馬を教えられ、ずっぽりはまる。 ・新婚旅行で、初めて海外へ。 ・2011年、病気のため退職しました。 ・競馬は、 ・世界史は、 更新 2012/3/16 |