1993年 欧州連合(EU)が発足1992年2月7日に調印した欧州連合条約(マーストリヒト条約)が、1993年11月1日に発効し、欧州連合(EU)が発足した。 この時点での加盟国は、ドイツ連邦共和国(統一ドイツ)、ベルギー、フランス、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、英国、アイルランド、デンマーク、ギリシャ、スペイン、ポルトガルの12ヵ国であった。 【欧州連合(EU=The European Union)】 1967年に、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)、欧州経済共同体(EEC)、欧州原子力共同体(EAEC)の3つが統合されて、欧州共同体(EC)が発足し、1993年に欧州連合(EU)となった。 国境のない単一市場をつくることを目的とし、商品取引の自由化のほか労働力取引の自由化や通貨の統一(「ユーロ」。イギリスなど採用していない国もある。)を進めている。また、環境問題、消費者保護、公衆衛生、警察と司法の協力、旅券審査の全面的廃止、より広範な共通外交と安全保障政策などにも取り組んでいる。 その後、加盟国は増加している。 【参考ページ】 1958年 欧州経済共同体(EEC)が発足 1967年 欧州共同体(EC)が発足 1993年 ECの単一市場が12ヵ国で始動 2004年 欧州連合(EU)にポーランドなど10ヵ国が加盟 【LINK】 European Union 駐日欧州委員会代表部 日本国 外務省 ≫ 各国・地域情勢 ≫ 欧州 ≫ 欧州連合 (European Union) 参考文献 European Union 駐日欧州委員会代表部 ≫ 欧州連合とは ≫ 欧州統合の歩み 2004/5/8 |