サブ・ウーハー及びビデオ用外部入力端子取付け


 プリウスのオーディオにiPod nanoの音声を入力するために、外部入力端子及び
以前より 気になっていた低音の響きを増すために、サブ・ウーハーの取り付けを行った。
 今回iPodの接続に使用したのは、外部入力のケーブルとしてイクリプスのビデオ接続コード
KW-1275A、iPod接続ケーブルとしてブライトンネットのBI-CAR(iPod Dockコネクタ、シガ
レットコネクタ及びオーディオ出力用のミニピンプラグ、RCA変換ケーブルのセット)である。
また、ビデオ接続コードとiPod接続ケーブルを結ぶためには延長ケーブルが必要であるが、
今回はA./Vケーブル(RCA3線)の2m及びA/V切替器を用い、iPod以外にもビデオ等を
接続できるようにした。
 また、サブ・ウーハーはアゼストSRV313を購入し、運転席の下に配置することにした。

1.ビデオ用外部入力端子取り付け

  当初はiPod取付けだけを考えていたが、イクリプスのビデオ接続コードとiPod接続
 ケーブルを繋げるには、RCAの延長ケーブルが必要となる。しかし、RCAの延長ケーブル
(オスxメスタイプ)は、当初3mを考えていたが、2mのものしか見つからず、そこで間に
A/V切替器を間にかませば、通常のオスxオスのRCAケーブルが使え、しかも切替器により
iPod以外のビデオ等も簡単に接続できる一石二鳥のため、今回の選択となった。
 ビデオの外部入力端子は、リアシート左側の背もたれ脇奥に付いている(ただし、純正
ナビ付き)。純正ナビはイクリプス製らしく、同社のビデオ接続コードKW-1275Aが使用
出来る。
 ビデオ接続コードの取り付けは、まずリアシート左側背もたれ脇の部分を外す事から
はじめる。この部分を外すには、座面に隠れたネジを外し(Photo1)、その後脇の
部分を手前に引張り外す(Photo2)。ネジを外すには、座面の奥を手で押しつぶせば外せるが、
座面を外した方がやり易いかもしれない。


Photo1:リアシート背もたれ脇のカバーを止めているネジ。


Photo2:カバーを外したところ。

 そして、脇のパーツを外すと奥にケーブルが
何本かつながったシルバーの箱のようなものがある。このシルバーの箱に青いコネクタ
部分があり、この青いコネクタにビデオ接続コードを取り付ければよい(Photo3)。


Photo3:コネクタ接続

 ビデオ接続コード自体は30cm程度と短いため、iPodを置く予定のセンターコンソール
ボックスまでは当然届かないし、背もたれ脇の部分の裏に隠れてしまうため、予めRCA
ケーブルを接続した上で、背もたれ脇の部分を取付ける必要がある。
 ケーブルの接続が終わったら、ケーブルをリアシート座面下に這わせて、背もたれ脇の
部分を元に戻す。その後ケーブルをセンタートンネル付近で座面下より出し、今度は
フロアマット下に這わせてその後センターコンソールボックス内に引き込み、A/V切替器に
接続した。A/V切替器は、コンソールボックス内の右脇のインナートレー下に両面テープ付き
マジックテープで取り付けた(Photo4)。この時RCAケーブルのためインナートレーの後ろ側は
ちゃんと入らないが、前側で止まるため良しとした。
 最後にBI-CARケーブルを介してiPodを接続し、オーディオをTVのVIDEOにして音が出る
ことを確認して終了。


Photo4:コンソールボックス内のA/V切替器

2.サブ・ウーハー取り付け

 今回、サブ・ウーハーにアゼストSRV313を選んだ理由は、運転席シート下に配置できる
大きさであると言うことである。しかし、そのままではシート下のヒータ吹き出し口と干渉
するため、ウーハーの取り付け金具に30mm程度のゲタを履かせることにした。ゲタは、
ホームセンターで購入した30x40mmの角材を使用し、ウーハー取り付け金具にネジ止めした。
 配線は、電源、スピーカー、リモコンの3種類である。電源コードは、メイン電源の黄色、
アンプコントロールの青/白、そしてアース線の黒である。当初オーディオの電源から
分岐することを考えたが、電源容量の確保を第一優先として、余裕のあるセンターコンソール
内のアクセサリーから取ることにした。既にデイタイムランニングランプやセキュリティの電源
取りのために3連ソケットを取り付けていたので、3連ソケットのコードより分岐することにした。
ここで一つ疑問になるのがアンプコントロールの青/白コードの目的である。試しに+12Vを
入力したところ、ウーハーの電源が入ったため、要はメインの黄色は常時+12V、アンプコント
ロールはACC電源と考えれば良いとわかった。元々付属の電源コードは、メイン及びアンプ
コントロールのコードがそれぞれオス、メスのギボシ端子に分岐されていたため、メインと
アンプコントロールを繋げて更にアクセサリーの+側に配線した。また、アース線はアクセサリの
−側へ配線した。
 次にスピーカー線の結線であるがこれは、オーディオユニットの配線から分岐することにした。
オーディオユニットを外すには、スタートボタン部のカバーから順次センタークラスタに向かって
カバーを外す必要があり、かなり大がかりな作業となった。特に最初に外す必要があるスタート
ボタン部のカバーがなかなか外れずかなり苦労した。なお、オーディオユニットの外し方は、
SONY オーディオフィッティングのホームページを参照にすると良い。

http://www.mobile.sony.co.jp/fit/fit.html

 スピーカーコードへの接続は、純正のコードをいったん切断しギボシ端子を取り付けて、
分岐することにした。その際、フロントスピーカーは、電源やイルミネーションなどのコードと
一体でコネクタにつながっており、リアスピーカーは左右、+−の4本がコネクタにつながって
いるので、リア側から分岐することにした(Photo5)。


Photo5:リアスピーカーコードからの分岐

 スピーカーコードは、フロアマットの下を這わせて運転席シート下の本体まで持っていった。
この際、コードの弛みは足を引っかける可能性があるので、極力排除するようにした。
 サブ・ウーハー本体を運転席シート下に取り付け(Photo6)、電源、スピーカーコード、リモコン
用のコードを接続。本体の取り付けは、ゲタの木にマジックテープを貼り付け、フロアカーペットに
固定した。特にフロアカーペットに加工せず簡単に、しかも結構しっかり取り付けられるので
お薦めである。


Photo6:サブ・ウーハ本体の配置

 音が鳴ることを確認し、インパネのカバー類を元に戻し、最後にリモコン本体をセンタークラスタ
下部に両面テープの付いたマジックテープを使用して取り付け、作業は終了。


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