私の場合、R33タービンをつけてみました。このタービンは、2500cc用にしては
若干小さめですが、2000ccのエンジンにはちょうど良いのでは?と自分で思いこみ
早速、部品を注文しました。その際、必要な部品を一覧表にしておきます。
部品番号
| 品 名
| 価格(税抜き)
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14411-21U02
| ターボチャージャーASSY
| 109,000
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14460-21U20
| インレットチューブ
| 8,610
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14465-0P610
| ガスケット
| 200
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早速、取付方法を紹介します。以下に示す方法は、あくまでも初心者の私が
独自にやったものなので、先輩のみなさんから見れば「なんじゃこりゃ!」
と思うかもしれません。そこはご勘弁ください。もし、良い方法があれば
E-MAILにてご教授お願いします。よろしくお願いいたします。
| まずはラジエーターの水を抜きます。どこから抜くのか
といいますと車の正面に向かって右側の下側にあります。ここ
をよく探すとコックがついていると思います。この下側に
受け皿などを置いてから一気に緩めてください。かなりの量の
水がでてきます。このときラジエーター上部のキャップもはず
して置いてください。
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水を抜いている間に今度はエンジンルーム内の
作業を行います。まず、エアクリーナーから順番
に外していきます。エアクリーナーが外れたら今度は
チューブ類を外します。チューブはインタークーラー
につながる部分よりも上側(ボディーに穴があいて
いる部分よりも上側)から外せば問題ありません。
チューブについているゴムは熱で固着していると思い
ます。チューブに傷が付かないようにマイナスドライ
バーなどでこじるとよいと思います。
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| 次に銀色のインテークパイプを外します。このパイプ
にはいろいろなホースがついているので、外すときは
しっかりホースが外れていることを確認してから外す
ようにしてください。無理に引っ張ってホースを痛めて
しまったら無駄な出費になってしまいます。外れたら
インテーク側にガムテープなどでゴミが入らないように
フタをしておいてください。
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いよいよノーマルタービン外しに行きます。まずは遮熱板
を外します。ここのボルトは完全に熱で酸化して錆びて
いるので潤滑スプレーをたっぷりとつけてからゆっくり
回してください。慌ててやると必ずなめます!ちょっとでも
「やばいなぁ」と思ったらすぐにスプレーをふいて回す
という作業を地道に繰り返してください。
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| 遮熱板が外れたら、本体の取り外しです。まず上側からやる
作業を説明します。最初にコンプレッサー側はINとOUT共に
ここまでチューブを外してきた皆さんには簡単に外せると
思います。(すでにほとんど外れてるか?)問題はタービン
側です。エキマニとつながっている部分は4本のボルトで
留まっています。上の2本はすんなり外れますが下の2本は
狭いのでかなり苦労します。ここはいろいろな工具を試した
結果、全長の短いものが一番いいという結論になりました。
(私の場合ですよ、あくまでも。)
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次にタービンについている水とオイルのラインを外します。
これも結構やっかいで、上側についているのがオイルライン
です。これはすぐに外せます。オイルもにじむ程度です。
横についているのが水のラインでここを緩めるには24ミリ
のメガネが必要です。(板ラチェットだとすごく楽です。)
ここを緩めると抜けきらなかった水が大量にでてきますので
下に受け皿を置いておいてください。上側からできる作業は
以上です。反対側は下に潜って作業します。
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| 下側はまず左フロントのタイヤを外します。そして下に潜って
そこから先程外せなかったオイルラインと水ラインの反対側を
外します。かなり狭い所にあり作業しづらいのですが、ここは
根気よく行ってください。外れたら次はタービン本体をいよいよ
外します。本体は本体に付いているボルトではなくその先の
アウトレットパイプ(熱センサーのついているパイプ)の3本の
ボルトを外します。そうするとかなり楽です。そのとき熱センサー
を外すのを忘れないようにしてください。
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そしてまた上に行ってタービン本体を持ち上げます。このとき、
パワステオイルのタンクのボルトを外しタンクをずらしておく
必要があります。そうすることによってタービンは上から外せる
ようになります。持ち上げるときはちょっと頭を使わないと
外せません?!(回しながら持ち上げるのがコツです。)
これで見事にタービンは外れてくれました。タービンからアウト
レットパイプを外します。
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| ここまでで私の場合、一人でやって4時間くらいでおわりました。
タービン取付はタービンとインレットチューブとガスケットを
R33用の新品に交換してばらした手順と逆の作業をすれば完了です。
ボルト類はしっかり締め付けるようにしてください。ここで
緩んでいるとブーストがかからないなどのトラブルの元です。
またバラしたりする作業を考えるとしっかりやりたいものです。
最後にクーラントを入れてしばらくエンジンを回しもう一度
クーラントの量を確認してください。
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走行フィーリングは抜群です。タービン交換のみの仕様でもブースト
0.9までかければノーマルとは出だしこそ一緒ですがひとたび回転
があがりブーストがかかってくると頭打ちがなくなり高速域では抜群
のフィーリングです。ゼロヨンぽいことをしてみると、ノーマルとは
全く違うタイヤの強烈な悲鳴が鳴り響きます。シルビアにいつもでかい
顔をされていた私はとても感動してしまいました。体感的にはかなりの
加速力だと思います。しかし、これ以上ブーストをあげるとノッキング
してしまうのでちょっと悲しい気がしますが。(私はこれで、インジェ
クターを換えてしまいました。)
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