いきいきとやせる〜〜〜BOOCS〜〜〜〜


6月7日佐世保市で行われた講演会で私がメモしたものをまとめたものです。
演者は九州大学健康科学センター助教授 藤野武彦先生 でした。心臓病が専門の高名な循環器内科医です。

その内容は、やせる方法というより、いろいろな場面で応用のきく、普遍的な原理を教えていただいたような、すばらしーものでした。

私に理解できた範囲で、メモした内容ですので、詳しくは彼の著書をご覧ください。
 文献1)藤野武彦、他:健康科学、13:185,1991
 文献2)藤野武彦:BOOCS至福のダイエット革命、講談社、1998

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心臓病を治す研究をしていたが、肥満があると、壊れかけたエンジンの車に、重い荷物を乗せて走らせるようなものなので、
どうにかして、肥満を治せないかと10年前から研究をはじめた。
 ただ自分は、あれはだめ、これはだめだと、患者さんを規制する治療方法に疑問を持っていた。それで、BOOCSと言う、新しい
治療方法を確立した。
 この治療法は精神療法ではない、仮説を立て実行したところ、95−97%の成功率を納めている。さらにいいことは、
その効果が何年でも持続することである。楽で元気になれることである。結果が全てを語っている
 普通、肥満症の専門病院に入院し3ヶ月後にはほぼ100%の人がやせることができる。しかし退院した後6ヶ月もすると10%の人しか維持できず、90%は元の体重以上になっているのが現実で、この人達は、元の病院にかかることなく、エステサロンや他の治療法に何十万という金をかけ失敗をくりかえしているのである。
 理論は仮説であるが、結果が真実を語っている。ある地方公務員の集団で95.4%が肥満を解消でき、継続できている。東京済生会のグループでは、97%の成功率であった。
私は、こう命名している
Brain Oriented Obesity Control System-脳をめざした肥満コントロールシステム

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