肥満の根本的な原因は、脳疲労にある。脳疲労の原因は95%以上がストレス過剰である。
ここでいうストレス過剰とは、その人にとってのストレス過剰であり、絶対量ではない。
あるひとでは、ストレスとも感じないことが、他の人では過剰なストレスとなるのである。、
この過剰なストレスをうまく処理できないために。脳疲労をおこすのである。
この脳疲労が五感を狂わせる、特に味覚が低下する。このため、普通の人が1で甘く感じるのに、脳疲労の人は5でしか甘さを感じないのである。
普通の人が1の量で満足するのに、脳疲労の人は5倍の量でしか満足できないのである。そしてその5倍の量が本人にとっては、
普通の量なのである。結果、肥満となり、運動が嫌いとなる。その為また太ることとなる。
ここで、食べる量を減らしなさい、運動しなさいと指導することは、1面正しいのであるが、この方法では3ヶ月しか効果が続かないのである。
それは、なぜであろうか?ここに1つの例を示そう。
腰痛で整形外科にかかっていた患者さんが、心から信頼している、かかりつけ医のすすめで、肥満専門病院に入院し10Kgの減量に成功して退院その2ヶ月後には15Kg増え、入院前より5Kg増えてしまったのである。普通は2度と病院にはいかず、エステや怪しげな民間療法にはしるとこであるが、主治医の熱心な勧めで、再度入院、10Kg減量、退院後またもや15Kg増え、最初からすると2度の入院で10Kg増えてしまったのである。
この患者さんが次のように述懐している。
「私は、なんて意志の弱い人間なんでしょう。」
そうでしょうか?この方は決して意志の弱い人間ではないのです。腰痛のため減量しようと決意し、入院までしようとする強い意志を持った方なのです。しかも九州大学病院という権威を十分に認めて、そこの医師を全面的に信頼して決意し、入院した方なのです。
何か今までの肥満治療に問題があると考えるべきではないでしょうか。
「食べようとおもっていないのに、手が出てしまう。」「私は二人いる。」
この言葉にこそ、大脳の二面性、知を司る大脳新皮質と、本能情動を司る大脳旧皮質(大脳辺縁系)のそんざいがしめされており、まさに、この点に発想を180度変えた治療法のヒントが隠されていたのです。
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