K氏のガーデニングダイアリー
 


May.2.2001 updated
Posted by a Weekend Gardener

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   Dr.Matumoto庭を訪ねて(5) 番外編 テラコッタガーデン

 Dr.Matumoto庭でお会いしたのが、のりのりさん。帰りにお庭に案内していただいた。ガレージの周囲をテラコッタガーデンに衣替えして、愉しんでいらっしゃる。色彩はつねにシック。そばを通れば、手の届くところに花の香り。もうそのまま、オープンガーデンの雰囲気の庭造りに励んでいる。
 植物好きな母の影響で子供のころから花と触れ合って育ったというのりのりさん。


シックな色彩感覚でまとめて
 
いまの庭は4年ほど前に、200個を超すテラコッタ群で作り上げた。「駐車場がなくなる〜」という歯医者さんであるご主人のクレームで、いまは70個ほど。

 なぜ、テラコッタなのか。駐車場は真西向きアスファルトの上という過酷な環境。真夏の照り返しは想像を超える灼熱地獄。プラスチックの鉢は役に立たず、通気性のよいテラコッタに変えた。それと地植えスペースが少ないので、大地への憧れから土色のテラコッタに。まさに私の『庭』そのものなのです、という。

 珍しい花より、どこにでも手に入る身近な植物が多いという。こぼれ種に「あれ、こんな所から芽がでている。嬉しい」と手に届くガーデニングの世界。幼稚園バスの到着するまでの10分、料理の合間の10分、洗濯が終わるまでの30分と、家事と育児の間のちょこちょこっとした時間のやりくりがすべて。

 でも「大好きなことなので、ちょっとの時間ができると木酢液をまいたり、花がら摘みの日々。そんな時間づくりに家事を工夫したり、早起きしたり。それが生活のスパイスになっているかも」と。

 半年ほど前からアレンジメントも習い始めている。以前は大地から引き離す『切花』は可哀想な気がして、好きではなかった。それがバラを育て始めてバラの枝を充実させるために咲かせずに、花を取らないといけないということを知り、まだ咲く命をそのまま捨てるのがあまりにも可哀想。だったらせっかく摘んだ花を、素敵に生けてみたい!この蕾を生かすには、アレンジメントだ!ということで、近くの教室に通い始めた。


GWに咲いたエブリン
 
その後、その楽しさにどんどんのめりこみ、作品展にも出品。生き方も素敵な女性の先生にも巡り会い、時々アトリエにお邪魔。今度、その一角の庭作りのスタッフになった。いま「そちらのお庭作りをどんなふうにしようか、今からドキドキ、ワクワクしています」。

 昼間パソコンに向かっている時間があったら、その分お花のお手入れをしていたいので、HPの更新もサボりがち。なんといっても花のお手入れをするのがとても楽しい。私自身が楽しんで作っている花壇を、皆さんが見てくれる。そして、わたしがDr.庭を見て感じたように「ここに来ると、なんだか、癒される」「ちょっと、遠回りして、帰りたくなる」。足を止めてくれなくてもいいから、歩くスピードを弛めてくれるようなそんな花壇を作っていきたいですね、とのりのりさん。

 こちらの事情もあって最後は駆け足の、時期遅れの報告になってしまった。今回の旅にはあらためて感謝したい。突然の訪問でびっくりされたと思う。二つのお庭からは得る物が盛りだくさんだった。それぞれの花の美しいときに、遠回りして寄ってみたくなる庭と素敵なガーデナー。帰り道。ハウステンボスから博多行きの特急列車の窓から見えたユキヤナギの白さがいまも目に焼きついている。Takasiさん、miyomiyoさん、のりのりさん、本当にありがとうございました。




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