今年はいつ梅雨が明けるか、と待っていたら、梅雨は明けないが、雨も降らずに好天が続く日々。
こんなことなら、梅雨が明ける前でも、行ってしまおう、ということで、先週登ろうとしたのだが、急に天気が悪くなってNGに。
今度は天気予報をじっくりチェックしながら、今度の週末は大丈夫だろう、と思い、再チャレンジ。
ところが、今回も急に予報が悪くなり、あまり好天は望めない状況に。
そうは言っても、せっかく来たのだし、仙丈は高山植物もあることから、最悪曇っていても良いか、ということで決断。
朝、北沢峠までのバスが出ている仙流荘バス停では雨も降る始末。望み少ないままバスに乗り、北沢峠へ。
まずは、大平山荘まで行き、薮沢新道をたどる。
急な登りに息を切らしつつ登っていくと、薮沢の流れの音が聞こえてくる。
薮沢沿いを進んで行くが、今年は雪渓が全然ない。あまり雪は降らなかったようだ。
いつもなら振り返ると甲斐駒ケ岳が見えるはずだが、何も見えない。前だってあまり見えないような状況だ。ひたすら、進んでいくと、薮沢小屋方面からの道と合流。薮沢から離れて登っていくと、馬の背ヒュッテに到着。少し休んでから再び歩き出すと晴れ間が見えてきた。ここから先の稜線歩きはとても眺望が良いところだ。
仙丈小屋に着くと、すっかり晴れて来て、高遠方面が良く見える。高遠城址公園のあたりや三峰川にかかる白山橋もはっきりとわかる。
曇ってきてはいけないと思い、晴れ間が続いているうちに、急いで山頂へ向かう。
途中、長谷村の浦方面が良く見えるところがあり、しばらく撮影。再び登っていき、10:21に頂上に到着。
登山ツアーの人たちが来ていて、頂上はすごいにぎわいだ。北岳の隣には富士山が良く見える。南アルプスの南部の方はちょっと見えないが、間ノ岳も見える。甲斐駒は雲が切れたときに一瞬、見えた。中央アルプス方面が見えなかったのは残念。
帰りは小仙丈ルートを辿り、ひたすら下山。北沢峠13:00のバスに乗りたかったので、ちょっと急いだのだが、だいぶ疲れてしまい、帰りのバスではもうグッタリ。仙流荘でお風呂に入ってから帰宅。もう少し良い天気のときに行きたかったなぁ。
2004年7月19日(日)
6:10 仙流荘発
7:00 北沢峠発
7:07 大平山荘
7:50 薮沢
8:00 薮沢右岸
8:40 薮沢小屋ルートとの合流点
8:51 馬の背ヒュッテ
9:48 仙丈小屋
10:03 発
10:21 仙丈ケ岳山頂
10:48 下山開始
11:19 小仙丈ケ岳
11:51 大滝の頭
12:03 四合目
12:12 三合目
12:27 二合目
12:37 一合目
12:45 北沢峠
13:08 発
13:58 仙流荘着