草津温泉

2000/11/16〜2000/11/18 その2

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野反湖

11月17日金曜日

大滝の湯
 
7時から朝食と言うことで、6時半に起床。同室の男性は既に起きていた。7時に朝食。朝食は目玉焼き中心だが、それでもコーヒー、オレンジジュース、牛乳が付き、ヨーグルトも付いている。ご飯ではなくパンだった。パンも取り放題で、マーガリンの他に4種類のジャムが出てきて、好みに合わせて付けることができる。結局パン4個、コーヒー2杯、オレンジジュース、牛乳各1杯いただいた。
 今日は雨なのでドライブは諦め、朝から温泉三昧の予定だ。9時30分に3人とも外に出る。私以外は帰るそうだ。
 まず、大滝の湯を目指す。ここは有料の施設。入ると、大きな内湯と比較的広い露天風呂が見えた。しかし、こういう施設ならいくらでもあるよなあ、と思って露天風呂に行くと、地下の「混ぜ湯」への道があった。混ぜ湯は混浴だが、10時30分から女性専用になる。今は10時。入ることにする。
 中にはいると男ばかり5人いた。湯船は5つ。まず一つにはいると、それほど熱くない。源泉がわき出ている湯船にはいるとこれが飛び上がるほど熱い。おじさんに笑われながら湯船から飛び出る。どうも、この湯船が一番熱いらしい。他の湯船につかってから再度チャレンジするがそれでも熱い。この湯船の隣の湯船に入る。こちらも熱いが、我慢できるレベル。10秒浸かって飛び出る。他の温めの湯に浸かりながら10時30分まで粘る。途中女性が入りかけて出ていった。やはり、混浴とは言え女性専用タイムじゃないと入ってこないだろう。ここは露天風呂じゃないがいい雰囲気だ。気に入った。
 混ぜ湯が女性専用タイムになってしまったので、仕方なく露天風呂に戻る。小雨が降っているのであまり面白くない。外も市街地だし、野趣あふれるという感じではない。内湯の方に行く。こちらは広々していて楽しい。のんびり浸かって、体を洗い、仕上げにもう一度内湯に浸かって上がった。
 脱衣所で30分くらいのんびりする。バスタオルだけでねっ転がって休む。脱衣所を出て休憩所でさらにジュースのみながら休む。今日はここでかなり時間つぶすつもりだったが、さすがに飽きてきたので11時30分頃に外に出る。

昼食、だんべい茶屋

 湯畑周辺に行き、昼飯喰う場所を探す。この辺だとそばかなあ、とおもいつつ西の河原通りを歩いていると、なんかいい雰囲気のそば屋が見つかる。入るとカウンターに回される。大盛りざるを頼む。どうもここは一番評判がいいそば屋のようで、大当たりだった。そばも旨いし、大満足。大盛りは多すぎたかなあ。

 ユースホステルでもらった草津ガイドマップに「あんみつがおいしい!」と紹介されていた「だんべい茶屋」に向かう。ここも西の河原通りにあるのでそば屋からすぐだ。腹一杯だが、クリームあんみつを頼む。客が寄せ書きするノートを見ながらあんみつを食す。一人だとさすがに寂しい。店員も奥に引っ込んでいて、店には私一人。次は誰かと一緒に行くぞ。

共同湯めぐり→西の河原露天風呂

 だんべい茶屋を出て、共同湯を目指す。まず凪の湯が近くにあったので入る。誰もいない。湯船は一つ、2人程度で満杯になりそう。やや温めの湯。
 凪の湯を出て、関の湯に向かう。小さくあまり綺麗じゃない。入ろうとすると、「観光客は11時から」と書いている。昼の11時かと思っていたら「午後」と書いてあった。あきらめて次の湯を探す。
 湯畑下って大阪屋付近にある翁の湯(だったかな?)に向かう。前の通りが工事中。ここは比較的綺麗で飲泉場もある。入ると、先客が一人いたが既に上がったところで着替え中。私が服を脱ぐ頃には私一人になっていた。ここの湯は適温でくつろげた。結局私が入っている間誰も入ってこなかった。
 まだ3時ちょっとだ。朝から降り続けている雨はようやく上がったようだ。雨も上がったし、ユースホステルチェックインまで時間があるので西の河原に向かう。

 西の河原は草津ホテル、片岡鶴太郎美術館を過ぎたあたりに入り口がある。西の河原は地獄巡りといった感じ。恐山みたいだ。しばらく歩くと西の河原露天風呂が見えてくる。ここは雑誌で再三紹介される巨大露天風呂だ。ただし、それだけ大きいのに混浴ではない。男女別に巨大な風呂がある。
 入ると脱衣場に先客二人。風呂には誰もいない。服を脱ぎ終えるのがほぼ同時だったため、三人揃って湯船に入る。おお、広い。昨日行った尻焼温泉の露天風呂より有効面積は大きいかも。こちらは白濁した温泉でいかにも温泉に浸かっているという感じになれる。ただ、野趣は尻焼がさすがに勝るが。
 30分くらい浸かっている間に5人くらい入ってきた。それでも一人当たりの面積はかなり大きく、ぽつんぽつんと入っている感じ。今日4カ所目の温泉だが、さすがに肌がひりひりしてきた。先頭切って上がった。

 

野反湖(1回目)

 ユースホステルに戻るが、まだ4時頃。車で野反湖を目指すことにする。
 昨日尻焼温泉に向かったのと同じ道を進み、県道55号を尻焼温泉を越えてさらに北上する。途中記念撮影。道が細いが急カーブが続くワインディング。面白いが、標高が上がるにつれて霧が出てきた。霧じゃなくて雲だろうな。野反湖に着いたが、霧で何も見えない。早々に戻る。途中コンビニに寄ってAUTOSOPRTを買う。

ユースホステル2日目

 ユースホステルに帰ったのは5時半頃。部屋に入るが誰もいない。相撲中継を見ながら6時まで休む。6時、食事のアナウンスがあったので食堂に行くと2人分の食事が用意されていた。しばらくすると小柄な女性が入ってきた。どうやら今日はこの2人だけらしい。向かい合って夕飯を食す。
 女性は25〜30位。ユースホステルは久々の利用だという。神奈川からバスで来たとのこと。今日温泉に入った印象などを話す。

草津ロック

 部屋に戻るがやることがないので、湯畑の方に行く。もう温泉は良いので、昨日見なかったストリップを見ることにする。
 受付で4000円払い、入場すると既にショーは始まっていた。先客は5名。同じ浴衣を着ているので同じグループなのだろう。
 ショーに注目。服を一枚一枚脱いでいくのかと思っていたら、最初の踊りが終わるとステージの奥で後ろを向いて全部脱ぎ、すけすけの服を羽織って再度踊りだした。既にパンツまで脱いでいる状態。局所も見えている。音楽が変わると、全裸になり、客一人一人の前で大股開いて見せた。
 5人の踊りが終わるとフィナーレ。実は6人なのだが、一人遅れて来ていた。エース格はさすがに美形だった。最後から二番目に出てきたベテランのダンサーは素晴らしい踊りで圧倒させられた。客が6人でも手抜き無しだった。
 ショーが終わり、客電が着くと、舞台の袖からホームベースみたいな輪郭の若手のダンサーが顔を出し、「のど乾いた人〜〜」と言う。おっさん一人がビール、と言うので、ダンサーは「じゃ、もってく〜〜」と言って再度引っ込んだ。
 ジュース200円、ビールチューハイ500円でダンサーが直に販売する。みんなに配り終えると、おっさんが「姉ちゃんも飲みなよ」と言う。ダンサーは「いただきま〜す」と言い、ステージに座って「じゃ、トークたーいむ」と言って飲み始めた。ここからダンサーと客のトークタイムが始まった。「こんなにお客さん少ないの初めて〜〜」と言う。俺以外は同じグループだから、ショー2回目が始まると俺一人になる可能性がある。しかし、新たに2人入ってきた。それを見て5人組はすぐに帰り、客3人になってしまった。これで2回目始めることができるんだろうか?結局もう少し客が来るまでトークタイムということになり、ダンサー全員出てきて飲み始めた。ホームベースの若い姉ちゃんは私の隣に座り、これじゃスナックだ。しかし4000円でこの内容なら安いな。最後は受付のおばちゃんまで交えて飲み会になってしまった。エースの姉ちゃんはステージの上でうつぶせになって酒を飲んでいる。えらいリラックスぶりだ。「姉ちゃん綺麗だね〜〜」「いつも言われる〜〜」だそうだ。
 爺さん2人組が入ってきて、客が5人になった。「じゃ、始めますか」ということで2回目のショーが始まった。するとどんどん客が入ってきて、最終的には15人くらいになった。俺は良いタイミングだったのだな、と思った。
 2回目のショーはさっきまで喋っていた姉ちゃんたちが脱いでいくことになるので、印象が少し違った。ダンサーもちょっとやりにくそうで、下向いて笑いをこらえながら踊っていた。ユースホステルの門限が10時30分なので、私は4人目が始まったところで帰ることにした。

 10時20分に部屋に帰ってAUTOSPORTを全部読み、結局1時まで起きていた。

11月18日土曜日

野反湖(2回目)
 目を覚ますと晴れ。素晴らしい天気。7時に朝食。今日も朝食は小柄な女性と二人きり。しばらく喋るが、けっきょく名前も聞かずに分かれた。
 ユースホステルを出たのは10時。受付に一言言おうかと思ったが、誰もいないのでそのまま外に出た。
 車を見ると、針葉樹の落ち葉がびっしり付いている。うわー葉っぱだらけ。靴に付いた葉がフロアマットにこびりつき、車の中まで葉っぱだらけ。

 素晴らしい天気なので、昨日全然景色が見えなかった野反湖に行くことにする。県道55号を北上し、標高が上がるにつれて素晴らしい景色が見えてくる。野反湖に着くと、湖面も素晴らしい色。しかし、凄い風。すぐに車に戻る。途中数枚記念撮影。やや狭いことを除くと、この県道55号もいい道だ。

四万温泉→帰路

 野反湖を後にし、次は県道55号線を南下、途中県道55号と合流しているR292を少し走り、再び県道55号線を東に走り、暮坂峠を越えた。この道も楽しい。途中えらく細いが。目指すは四万温泉だ。
 県道55号を終え、R353を北上、四万清流の湯に着く。ここは川に面した共同湯。雰囲気的には、よくある公営日帰り温泉だ。ここは草津とは逆にアルカリ性の温泉。
 風呂にはいると湯船は内湯2つ、露天1つ。あまり広くない。露天風呂にはいると素晴らしい景色。渓流がばーんと前に広がる。湯は無色透明でさらさらしていてあんまり雰囲気はないが、湯船から湯があふれているので循環じゃないだろう。ただし源泉よりかなり薄いだろうな。
 湯から上がり、四万温泉を散策しようと思ったが、四万温泉は予想以上に大きいので、車で通過するだけにとどめた。

 四万温泉からR353をひたすら渋川伊香保ICまで走る。途中昼食しそこねる。関越に乗るとそこからはひたすら順調。家に帰ったのはまだ明るい2時だった。

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落ち葉びっしり
車の上は落ち葉でびっしり
野反湖
野反湖