湘南〜三浦半島一周

2001/04/08

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4月8日日曜日 湘南〜三浦半島一周ツーリング

出発前

 暖かい。なんて暖かさだ。前回のツーリングの際はまだズボン下必須、グローブは冬用、ツーリングジャケットの中にユニクロフリースという冬向けフル装備だったのだが、今回のツーリングではその全てが不要だ。

 空は抜けるような青空とはいかないが、霞みながらも晴れている。降水確率も概ね10パーセントだ。絶好のツーリング日和。一年でこんなに良い日は何度もない。

 しかし、起床したのが10時ではそんなに遠くまで行けない。すると、ここ埼玉新座市からは湘南あたりが適当だろう。2年ほど行っていないし。ということで湘南を目指すことにする。

 グローブは夏用のものを選んだ。これなら料金所でもグローブを脱ぐ必要がない。それに今日の気温は夏用グローブで十分な暖かさだ。

 

湾岸大井付近PA

新座→湾岸

 12時発。いやあ、なんと快適。暖かくて、風もそんなに強くない。桜が散って、はらはらと花びらがシールドに当たる。

 R254〜R299〜R17と繋いで首都高に乗る。バイクは洗車したばっかりでピカピカ、そして快調。

 首都高は思ったほど混んでいなくて、あっという間にレインボーブリッジへ。レインボーブリッジから豊洲を眺め「あそこで第2回フジロックフェスやったのかあ。」とか考えながら湾岸に入った。

 湾岸も殆ど渋滞せず、快適に飛ばせる。私のバイクはネイキッドタイプだから100キロ越えると風との格闘になるが、ツアラー系のバイクだったらがんがん飛ばせるだろうなあ。

 途中パーキングエリアで休憩。湾岸自体は全く混んでいなかったが、狭いパーキングの駐車スペースは一杯だった。

 

湾岸→湘南・サブマリンドッグ

 湾岸を飛ばし、横浜ベイブリッジを越えて横浜横須賀道路の手前まで来た。ふとオドメーターを見ると07777.0になっている。おお記念撮影できないかな。丁度横浜横須賀道路料金所で07777.7になった。しかし、後ろから来る車のプレッシャーで記念撮影どころではなかった。残念。あまりにオドメーターに集中したおかげで料金所では後払いということを忘れて金を払おうとしてしまった。

 横浜横須賀道路を逗子ICで下り、直ぐ逗葉新道に入る。二輪は50円と安いが、この道でなんで金取るの?と言う感じがする。
 逗葉新道を抜け、R134に入り、トンネルを抜けると海が見えてきた。

 鎌倉方面に少し走ると海側に黄色い2階建てバスが見える。ここがサブマリンドッグだ。今回のツーリングはここに来るのが目的でもある。ここはZARDのシングル「サヨナラは今もこの胸に居ます」のジャケット写真の撮影場所だ。ZARDファンにとっては聖地と言える。貴重な坂井泉水のサイン入り写真も飾ってある。詳しいことはここに書いたので、参照。

 2階建てバスは入り口すぐに2階への階段があり、中に入って直ぐ横のイスがあのZARDシングル「サヨナラは今もこの胸にいます」で使われたイスだ。

サブマリンドッグ2 

 サブマリンドッグはアベックだらけなので、ちょっと一人でいる私は浮いていた。それでも写真を撮りまくってからここを出発。

 

サブマリンドッグ1
サブマリンドッグ。ZARDファン及びモー娘。ファンにとっては聖地。眺望も良いので、ファン以外にもお勧め。

サブマリンドッグ3
2階建てバスの入り口にはここを訪れた有名人の写真が一杯貼ってある。坂井泉水のサイン入り写真もここにある。

湘南→三崎漁港

 サブマリンドッグを出たのは15時。この季節は昼の方が長いので、もう少し走れる。ここで三浦半島を一周することに決める。一周して横浜に着く頃に日が暮れるだろうという計算だ。

 R134〜県道207〜R134とひたすら海岸沿いを走る。県道207からR134に再び入ったところで、やたら豪華な屋敷が見えてきたので、一体誰の屋敷かと思ったら葉山のご用邸だった。

 さらに走ると右翼団体の車が停まっており、右を見たら自衛隊の基地があった。自衛隊の建物は妙に無機質だ。

 R134から県道26号に入り、すいすい走ると突然道が切れ、三崎漁港が目の前に現れた。ここはマグロで有名なところなので、普通ならマグロ料理を食べて行くところだが、さっきサブマリンドッグでホットドッグを食べたばかりなので、まったく食欲が湧かない。なんか損した気分になりながら三崎漁港を後にした。

 

三崎漁港
三崎漁港

三崎漁港→剱崎

 三崎漁港から県道215号線を走る。この道は結構快走できるいい道だ。途中巨大な風力発電用の風車が見えてきた。そこはちょっとした公園になっていて家族連れが遊んでいた。記念撮影し損ねたが、のどかで良い景色だ。

 すこし進むと剱崎への入り口が見えてきた。やはり岬には寄りたくなる。剱崎に向けて進むと、「この先自動車Uターン不可」の看板があり、そして横には有料駐車場があった。ちょっと見て記念撮影するだけで金取られるのはどうもイヤなのだが、ここまで入ってきて帰るのもイヤなのでしぶしぶ金払って入ろうとすると、係員のおっさんが「バイクならそこに路駐しなよ。」と言ってくれた。お言葉に甘えて路上駐輪。

 有料駐車場に入りたくないのは私だけではなかったようで、1台のマーク2が有料駐車場を避けて「Uターン不可」の道に入り込んで行ってハマっていた。無理矢理Uターンしようとして道の段差にフロアパネルを思いっきりこすりつけて「ゴスッ」と大きい音出していた。ケチらないで有料駐車場に止めた方が無難だと悟った瞬間だった。

 剱崎はのどかな岬で、海岸まで下りることが出来て房総半島がよく見えた。人もあまり多くなく、ゆったりと時間が流れていた。しかし、不法投棄のゴミが結構あったのは残念だった。

 海岸から灯台まで上り、灯台を見学。灯台はすぐ近くまで行って見ることが出来る。ただし、中には入れない。

 

剱崎灯台
剱崎灯台

剱崎→帰宅

 剱崎から県道215〜R134と走ると右手に三浦海岸が見えてくる。ここからはしばらく海を右手に見ながら、流れの良い道を快走できる。しかし、駐車場が有料である上、シーズンオフだからか入り口があちこち閉鎖されているため、駐輪して景色を眺める気にならなかった。バイク乗って横目で見るだけで満足だ。

 夫婦橋から県道209に入り、観音崎方面に向かう。巨大なクレーンと護衛艦が見えてきた。護衛艦も巡洋艦クラスの巨大な奴が停泊している。記念撮影したい衝動に駆られるが、怪しい奴と思われるのもイヤなのでやめておく。

 観音崎にたどり着いたが、どうも、もう5時なので店じまいを始めているようで、今から見学しても面白くなさそうなのでそのまま通り過ぎた。また今度来たときの楽しみにとっておく。

 観音崎からはR16〜R357と走り、三渓園から首都高に乗り帰宅。総走行距離は260キロと、昼に出た割には距離を稼げたツーリングだった。

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